8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

北海道合唱コンクール(中学・高校の部)

2011-09-21 06:09:14 | 合唱
審査の結果だけを見ての感想である。実情にそぐわない(不適切な)表記があれば、ご指摘いただきたい。

【中学校部門・混声】札幌手稲東が3票を得て代表になったようだが、他の2人が4位と5位に評価しているのが興味深い。コンクールでは良くあることで不思議ではないが、機会があれば良質な音源で聞いてみたいものである。本コンクールでも金賞4団体が全て札幌市内の学校であった。これが道内中学校合唱界の現実であるが、函館深堀の5位銀賞は大健闘と言えよう。奨励賞無しはレベルの高さを示すものか、あるいは教育的配慮による英断か、前者であることを期待している。

【中学校部門・同声】札幌真栄と札幌中島が代表になったが、上位数校のレベル拮抗をうかがわせる審査内容である。中でも3票、2票と一位を得た2校の代表は妥当であろう。やはり、この部門でも金賞5団体全てが札幌勢であった。今回も安定した評価を得ながら、再び?代表次点になった札幌陵北の無念さを察するが、同校の夜明けも近いように感じている(すでに明けてはいるが、快晴期待)。

【高等学校部門・A】22団体という参加数は見事であるが、そのことがB部門の減少につながっていることを考えると、手放しに喜ぶことは出来ない心境である。暴言であることを覚悟で「B部門を避けるな」とも言いたい。帯広三条の代表は圧倒的評価である。この部門で始めて、金賞団体に札幌以外の校名(釧路湖陵、旭川東)を見ることが出来た。金賞6、銀賞6、銅賞5という評価は、この部門の盛況を感じて嬉しいことである。

【高等学校部門・B】出場2校(札幌北高校~代表、札幌旭丘高校)による、文字通りの一騎打ちはやや悲壮感さえ覚える(妥当な表現ではないと思うが、率直な感想である)。出場2校の諸君は正々堂々、それぞれの持ち味を発揮しての素晴らしい演奏であったことは察するに余りある。この2校の選別には審査員は苦悩したであろうし、苦渋の決断を下さざるを得なかった場面をも想像することができる。「両校を全国へ送りたかった!」が8703の思いである。
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寒い朝

2011-09-20 06:23:08 | インポート
今朝は、室温が20℃を下回っていたので、ついに灯油ストーブのスイッチを回してしまった。今週に入って、一気に秋の気配が濃くなったようである。

季節に合わせたかのように、新聞の記事も寒々しいものばかりである。今朝の北海道新聞第一面から拾ってみると、トップが「2000年の聴く会 北電社員が賛成意見」、そして「福島第1 冷温停止年内に 原発相、前倒し表明」、「三菱重にサイバー攻撃 防衛関連など国内11拠点」、「出来秋 曇る表情 大雨影響収穫に遅れ」、「6万人、脱原発訴え 東京」とある。

これから寒い秋、そして厳寒の冬へ向かうわれらにとって、せめて暖かいニュースで気持ちをホットにして欲しいものである。身近なところでは灯油の値下げは切実である。夏は節電、冬は節油ではたまったものではない。かと言って,原発促進はノーである。
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混声合唱団「樹」

2011-09-17 06:08:33 | 合唱
2010年4月に発足した混声合唱団「樹(じゅ)」が、18ヶ月(1年半)目を迎えている。少人数ながら楽しい練習を続けているが、悩みもある。悩みの第一は、男性団員の不足である。当初からある程度予想されたことであり、そのことを覚悟しつつ、敢えて混声合唱団にしたのであるが、現実は予想以上に厳しいと言える。

混声四部合唱曲に取り組んでも、3パートしか揃わないことが多い(テノール団員が休団中)。したがって、念願(?)の対外的デビューも先送りが続いている。現在、女性団員の中で、女声合唱でアンサンブルコンテスト出場を模索する動きが出ている。数的には、何とか小編成グループでの出場は可能であるが、果たして力量は?レパートリーは?となるとハードルは高そうである。

ただ、8703に焦りは無い。出来るだけ早く対外活動をしたい、自主公演(定演)をしたい、という思いはあるが、無理をしてまで急ぐ気持ちは端から持っていない。集まったメンバーで、「仲良く、楽しく、合唱を続けること」が最大の目標であった。しかし、活動を続ける中で、団員の中に、欲求とか向上心が生まれることは望ましいことであり、そうあるべきとも思っている。

「樹」の現状に期待することは、指揮者が選曲にあたり、「4部は無理なので、混声3部にしようか?」と思い悩むことから開放して欲しい、が第一である。もちろん、8703もアンテナを張り巡らせて団員確保に努めようと思っているが、団員各位には一段の奮起を期待している。この際、あらためて世の老若男女へ、混声合唱団「樹」へ来たれ!を宣言したい。ちなみに、練習日、練習会場は次のとおりである。

 練習日 第二、第四水曜日(18時から自主練習、19時~21時アンサンブル)

 場 所 江別市大麻公民館(えぽあホール内、研修室)~JR大麻駅から徒歩3分

 入団希望者(見学可)は次へ連絡して下さい。

  info@chorus-ju.com 担当:森本/藤田 ℡&fax 011-386-5762(森本)


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NHK全国学校音楽コンクール北海道ブロックコンクールを聞いて

2011-09-12 18:29:48 | 合唱
10日(土)、11日(日)と北海道ブロックコンクールを聞いた。小学校の部が11校9団体、中学校が13校13団体、高等学校が10校9団体の出場であった。

小学校の部では、札幌市立幌西小学校(金賞)と中標津町立中標津小学校・同丸山小学校(銀賞)の演奏が秀でていた。この2団体の完成度の高さは立派であったが、銅賞に選ばれた4団体(北海道教育大学付属旭川小学校、北斗市立上磯小学校、余市町立大川小学校、滝川市立東小学校)、そして、奨励賞の3校(北見市立北光小学校、帯広市立稲田小学校、苫小牧市立清水・同北星小学校)の演奏には、これからの成長を大いに期待させるものがあった。

中学校の部は、依然として札幌地区4校の演奏が抜群であった。金賞を得た札幌市立中島中学校は、元々は伝統校であるが都心のドーナツ化現象によって生徒数が激減し、合唱部は長年途絶えていた。5年前に斉藤佐保子教諭が赴任して合唱部を再建。5年目にして見事金賞という快挙を成し遂げた。銀賞に選ばれた3校(札幌市立真栄中学校、同北陽中学校、同東白石中学校)も大変ハイレベルな演奏で、金賞が一校に限定されるのが惜しまれる内容であった。

高等学校の部も上位校のレベルが高く、特に金賞校(帯広三条高校)と銀賞校2校の演奏内容が素晴らしく、感動的な演奏であった。金賞、銀賞受賞校と銅賞、奨励賞受賞校との間にはやや格差があり、高校の部の更なる発展を期待したい。特に、北海道では小学校と高等学校(札幌以外)の合唱部の参加が頭打ち(減少傾向?)であることを懸念している。
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!!歌劇弾!!

2011-09-08 17:34:17 | インポート
北海道教育大学岩見沢校音楽科を卒業し、それぞれ大学院等で勉強を続けている5名(男3、女2)の仲間が「歌劇弾」という音楽グループを結成して活躍している。内2名は道外で、3名が岩見沢校の大学院に在籍しながら、グループとして、あるいは個人でも岩見沢、札幌、夕張等各地で精力的な演奏活動を行っている。

8703はかねてより彼(彼女)らの活躍に注目し、機会があれば励ましの言葉を掛けてきた。そして、昨日、山本真平君(ピアノ)、川島沙耶さん(ソプラノ)、下司貴大君(バリトン)の道内在住3者が我が家に集い、ミニ・コンサート&親睦会を行った。12時に集合し、前半は3者による演奏、後半はあいにくの雨模様ながら、車庫内にて焼肉を行った。

3人の素敵な演奏を堪能し、美味しい肉や魚や野菜に舌鼓を打ち、ビール・ワイン等を飲みながらしばし歓談した。それぞれの今後への抱負を聞いたり、後半は屋内で「猪本隆歌曲集」を鑑賞するなど、楽しいひと時であった。日ごろ、学習、アルバイト等々で大変多忙な生活をしている3人にとって、つかの間の息抜きになったとすれば幸いである。

彼らの活動内容はブログ、歌劇弾 http://blog.goo.ne.jp/kageki-dan_sapporo で見ることができる。
コメント (2)
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