ひとりひとり、みんな自分の価値観というか、物差しで物事を判断している。
例えば、大正や昭和の始めころ生まれた、つまり戦前の教育を受けてきたお年寄りの方は、男尊女卑が当たり前だし、一家の長が家の中では一番偉く、それに逆らったら容赦しないという価値観の持ち主が多い。
戦後生まれの子供たちは、民主主義、男女同権、平等などの精神を教えられてきたので、戦前の教育を受けてきたお年寄りとは、全く価値観が違う。
だから、トラブルになる。
どちらも自分が正しいと思っているのだから。
その他にも、周りの目を気にして生きていくのが正しいという価値観の持ち主と、自分の思うように生きていくのが正しいという価値観の持ち主も、それを押し通せばトラブルになるのではないだろうか。
他にも色々あると思う。
でも、考えてみると、ほとんどのトラブルが、価値観の違いが原因なのである。
相手の価値観を理解し、妥協できる部分は妥協し、これだけは譲れないという部分は守って、なんとかうまくトラブルを解決できないものかと思うのだが、難しいことは確かだ。
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