私の子どもの頃は、除菌だのアルコールだの気にせずに暮らしていた。
テーブルだって、タオルで拭いていたし、そのタオルだって、除菌などせず、水洗い程度で使っていた。
おにぎりは手で握ってたし、それでも滅多に腹を壊すことも無かった。
つまり、少しずつ菌に対する抵抗力がついていたのだ。
しかし、ここ何十年も、清潔第一と、アルコール消毒したり、除菌したりしているうち、すっかり菌に弱くなってしまった。
だから、たまに、実家に行って母が作った物を食べると、お腹を壊すようになってしまった。
母は相変わらず、タオルでテーブルをふき、除菌などせず、昔ながらの生活をしているのだ。
だから、母の方が何を食べてもお腹を壊したりしない。
インドやアフリカなどでは、大腸菌がウヨウヨいる川に入っても、そこに住む人たちは平気だそうだ。
それを思うと、除菌だの清潔だの、あまり気にしない方が抵抗力がつくのかもしれないと、思う。
いや、だけど、清潔はやはり大切だ。
日本人がこんなに長寿なのも、清潔にしているからだと思う。
あまり神経質にならず、ほどほどに清潔を保つのが良いのかもしれない、なんて思う。
赤ちゃんだって、いろんなものを舐めながら、抵抗力をつけていくのだろう。
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