さっき、長年塩漬けしておいたFXを全て決済し、FXとおさらばした。
2008年かその前かは忘れたが、私は何か家計の足しにならないかと思い、株やFXに手を出した。
最初はとても儲かった。
レバレッジを3倍にして、どんどんお金も増えた。
しかーし、世の中そんなに上手い話などあるわけがない。
2009年だったろうか。
あの有名な金融危機が訪れ、私の預金はあっという間に三分の一になった。
頭が真っ白になった。
この世の終わりのような状態だった。
家族に申し訳なくて申し訳なくて、何も手につかない。
たった数日でこんなことになるなんて。
レバレッジを3倍にしたおかげで、私はこの危機に耐えることが出来ず、損切りし、残ったわずかな資金でレバレッジを1倍にして少しだけ買玉を持ち続け、何年も塩漬けしておいた。
それでも元の資金に戻るわけがない。
ふと気がついたら、豪ドルのスワップポイントがマイナスになっており、毎日資金が少しずつ減っていっていた。
もうこの辺でやめよう。
かなり損をしたが、もうこれ以上はやりたくない。
あの金融危機の後、もう絶対に外貨や株には手を出さないと決めた。
ものすごく痛い勉強だった。
株やFXは、神経をすり減らすだけだ。
ああいう仕事をしている人が、急に仕事をやめ、山奥で生活したりする人がいるが、分かるなあと思う。
株や為替を見ている時間があるなら、山や川を見ていた方がよっぽど楽しいのだ。
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