今市日記 ( 納豆有時心和 )

いまいちすっきりしない納豆関連情報をメインにして日々の状況を書いています。

山形・サンコ-食品のアメリカ大豆納豆二題

2019年12月20日 | マイナ-チェンジ
今日は山形・サンコ-食品さんがアメリカまたはカナダ産の小粒大豆を使用して作っている納豆の紹介です。
一つ目は「小粒納豆」40gx1個ものです。




ただ、この納豆を私が前回買った2017年には国産大豆で作られていました。


もう一つは「おろしだれ小粒納豆」です。






この納豆も前回買った2017年には国産大豆で作られていました。


さて、このように納豆が国産大豆から輸入大豆に変更される要因は何か?
国内の大豆の需要量とか国産大豆の収穫量という一面からちょっと見ていきたいと思います。
まず、日本国内での大豆の年間需要量は約350万トンほど。
内、サラダ油などの原料となるものを除いた味噌、醤油、豆腐、納豆、豆乳、煮豆等食品として使用される
のは約95万トンです。
そして国内で収穫される大豆の量は約24万トン、国産大豆はサラダ油などの原料となるものはほとんどな
くほぼすべて食品として使用されますので、食品として使用される合計95万トンから国産の収穫量約24
万トンを引いた約70万トンが食用の輸入大豆ということになります。
(尚、輸入大豆の約70%はアメリカ産です)
内、納豆に使用されているのは約13万トン。(ちなみに一番多いの豆腐で約45万トン使用されています)

上の状況から今回の結論を導くのは何か難しくなってきました。
ただ、これまで約24万トンあった国産大豆の収穫量は確実に減少しているのではないかと思います。
ここ数年の台風や水害による田畑の被害は激しいものがありますからね。