なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

明日香に移動しましたが・・・アキノノゲシやアキニレなど

2018-09-27 05:53:05 | 植物
早起きしたので、ホテイアオイを見終わってもまだ10時過ぎ。
このあとどこに行こうかと思いましたが、やはりここまで来たら明日香にいかなくっちゃ。

明日香といえば、飛鳥時代(6~8世紀)の政治と仏教文化の中心地・・・
聖徳太子に蘇我氏、推古天皇など、古代の有名人が活躍していた場所。
村中に当時の遺跡や古寺が残り、高松塚古墳やキトラ古墳など、考古学ファン垂涎の場所でもあります。

でも植物好きにとっては、こういう古跡もいいですが、まずは「水田と彼岸花」の光景を見なくては・・・

ということで、棚田(稲渕の棚田)に行くことにしました。
その途中で見かけた植物たち。
個体数が一番多かったのが黄色いキク科たち2種類です。

今年初見のアキノノゲシ。



キク科アキノノゲシ属で、同じ属にはレタスがあります。
薄黄色の花が青空に似合います。




近くにあった、よく似たキク科。
コウゾリナにそっくりですが、総苞の色がコウゾリナは少し黒っぽいのに比べて普通の緑色。
とりあえず、コウゾリナ(仮)としておきます。



綿毛を見たら、コウゾリナ。




これらのキク科を眺めながら歩いていると、他にもいろんな花が現れます。

あ、あれはシロバナサクラタデ!?
遠いので望遠ではこの程度。でも嬉しいです。




この葉、この花は・・・見慣れたアキニレです。
歩道の隙間から、小さい木が沢山顔を出していました。



かなり大きな木も。




まるでバンザイ冬芽のようですが、こちらはアカメガシワの裸芽。




石舞台古墳の入り口付近で咲いていたツルボ。




ススキ。手前にハギも咲いていました。
お月見にぴったり。



なお、石舞台古墳の見学はしませんでした。


そして、ビックリのネナシカズラ。



クズにくっついて、大繁殖していました。

 

クズの養分を吸い取っているのでしょうか。
クズは増えすぎて困っているのでちょうどいい!?
とは思えないほど、ちょっと怖い光景でした。


次回は明日香といえば・・・の光景をご紹介できると思います。
期待しないで待っていてくださいね~


撮影日:2018年9月23日
撮影地:奈良県明日香村






コメント (14)
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