宇治市植物公園特集、今年最後の記事は温室です。
こう寒いと、温室の温かさが有難いですね~
でも唯一難点が・・・カメラのレンズが曇る!
カメラの温度が上がって曇らなくなるまで、いつもベンチで一休みするのですが、この日は先客あり。
しかたないので、ウロウロとロケハンしながら待っていました。
ようやく曇らないことを確認して撮ったのがこちら。
さざんかさ~ん、今年も沢山咲きましたよ!!
トックリキワタ(アオイ科セイバ属)です。
今年は何と手の届くくらいの低い場所まで枝が張って、すぐ近くで見ることができました。
鮮やかなショッキングピンクの花に目を奪われます。
いつもは落ちた花を園内の通路の脇に並べて置いてあるのですが、まだありませんでした。
咲きはじめたばかりのようです。
遠目にはこんな感じで・・
名前の由来となった、とっくり型の幹。
見上げてみました!
大きくなりすぎて、枝が窮屈そうです。
ということで、今の温室のイチオシ、トックリキワタをご覧いただきました。
木の説明はこちらをどうぞ!(手抜き・・・)
さて、その他の花も並べてみますね~
あちこちパラパラと花が咲いていたのが、みんなが夏の花と思っているハイビスカス。
温室ではほぼ年中咲いています。
カリアンドラの白花が咲きはじめていました。
ベンガルヤハズカズラでしょうか。
ブーゲンビリアの花が沢山!紅白でめでたいです。
ヘテロケントロン・エレガンスの花も綺麗に咲いていました。
相変わらず、蕊の曲がり方が面白いですね。
ここからパイナップル科の花たち。
色々な種類があり、どこの温室でも大きなエリアとなっています。
最初はグズマニアの仲間。
フリーセア・ギガンテアです。
まるでプラスチックで出来ているような質感・・・
珍しく花が開いていました!結構綺麗ですね。
こちらセンネンボクの園芸品種のようです。
赤い縁取りのある葉を鑑賞するそうですが、珍しく花が咲いていました。
これまたプラスチックか消しゴムのような質感の花。
エクメア・ガモセパラです。
ピンクの柄に青い先っぽが付いたマッチ棒のような花・・・
と思っていましたが、よく見ると、その花が開いていました!
ポルテア・アラティセパラです。
名前がややこしすぎて、投稿をためらうほどです・・・
何年も見ているのに、覚えられそうもありません。
場所を移動します。
小さい池の畔には、純白のアマゾンユリ。
日本語になっている名前はいいですね~
こちらはユーフォルビア・フルゲンス。
この緋色の花のようにみえるものは、実は花ではなくて付属体なんだそうです。
調べてみると、「苞」と書いてある記事も結構あります。
よく分かりません・・・
ということで、今回温室で見られた花を駆け足でご紹介~
もっと冬が進み、戸外の花や実がなくなると、温室頼みになりそうです。
またぼちぼちご紹介しますね!
ということで、今年の宇治市植物公園はこれでおしまい。
一年間沢山見てくださってありがとうございました!
【撮影:2022/12/11 宇治市植物公園】