なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

トックリキワタが満開!~宇治市植物公園2022/12中旬(4)

2022-12-29 06:55:46 | 植物

宇治市植物公園特集、今年最後の記事は温室です。
こう寒いと、温室の温かさが有難いですね~
でも唯一難点が・・・カメラのレンズが曇る!
カメラの温度が上がって曇らなくなるまで、いつもベンチで一休みするのですが、この日は先客あり。
しかたないので、ウロウロとロケハンしながら待っていました。

ようやく曇らないことを確認して撮ったのがこちら。
さざんかさ~ん、今年も沢山咲きましたよ!!
トックリキワタ(アオイ科セイバ属)です。
今年は何と手の届くくらいの低い場所まで枝が張って、すぐ近くで見ることができました。


鮮やかなショッキングピンクの花に目を奪われます。




いつもは落ちた花を園内の通路の脇に並べて置いてあるのですが、まだありませんでした。
咲きはじめたばかりのようです。


遠目にはこんな感じで・・


名前の由来となった、とっくり型の幹。


見上げてみました!
大きくなりすぎて、枝が窮屈そうです。


ということで、今の温室のイチオシ、トックリキワタをご覧いただきました。
木の説明はこちらをどうぞ!(手抜き・・・)

さて、その他の花も並べてみますね~
あちこちパラパラと花が咲いていたのが、みんなが夏の花と思っているハイビスカス。
温室ではほぼ年中咲いています。






カリアンドラの白花が咲きはじめていました。


ベンガルヤハズカズラでしょうか。


ブーゲンビリアの花が沢山!紅白でめでたいです。


ヘテロケントロン・エレガンスの花も綺麗に咲いていました。
相変わらず、蕊の曲がり方が面白いですね。


ここからパイナップル科の花たち。
色々な種類があり、どこの温室でも大きなエリアとなっています。
最初はグズマニアの仲間。


フリーセア・ギガンテアです。
まるでプラスチックで出来ているような質感・・・


珍しく花が開いていました!結構綺麗ですね。


こちらセンネンボクの園芸品種のようです。
赤い縁取りのある葉を鑑賞するそうですが、珍しく花が咲いていました。


これまたプラスチックか消しゴムのような質感の花。
エクメア・ガモセパラです。


ピンクの柄に青い先っぽが付いたマッチ棒のような花・・・
と思っていましたが、よく見ると、その花が開いていました!


ポルテア・アラティセパラです。
名前がややこしすぎて、投稿をためらうほどです・・・
何年も見ているのに、覚えられそうもありません。


場所を移動します。
小さい池の畔には、純白のアマゾンユリ。
日本語になっている名前はいいですね~


こちらはユーフォルビア・フルゲンス。
この緋色の花のようにみえるものは、実は花ではなくて付属体なんだそうです。
調べてみると、「苞」と書いてある記事も結構あります。
よく分かりません・・・


ということで、今回温室で見られた花を駆け足でご紹介~
もっと冬が進み、戸外の花や実がなくなると、温室頼みになりそうです。
またぼちぼちご紹介しますね!

ということで、今年の宇治市植物公園はこれでおしまい。
一年間沢山見てくださってありがとうございました!

【撮影:2022/12/11  宇治市植物公園】

コメント (8)
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