12月初めの京都府立植物園、まだまだ秋の名残が沢山。
昨日は美しいカエデの紅葉とそこに来る鳥さん特集でしたが、今日はその他の秋色たちを並べてみました。
10月終わりに行った時には甘い香りを振りまいていたカツラの木。
北山門から入って一番近い植物生態園の入り口にあるカツラの木はすっかり落葉していました。
「秋の名残とちゃうんかーい!」という突っ込みが聞こえそうなので、名残のハートを・・・
生態園に入ると、まだまだ名残の色が沢山。
こちらはコナラ。山のコナラは茶色くなりましたが、こちらは綺麗なオレンジ色です。
絶妙な色合いになりますね。
青空の湖に生える木々たちのような・・・いったいどのくらいの種類があるのでしょう。
真ん中上の赤い葉の木がコナラです。
しつこくもう一枚。真ん中右寄りの背の高い木は・・・
実を見たら一目瞭然。センダンでした。
葉はほとんど落ちていますが、前にご紹介した「小さくて細長い葉と細い葉柄」が分かる写真です。
こんな道を踏みしめて歩きます。
植物園の中なのに、森を歩いているようです。
園路に真っ赤な葉が2枚。何かの標識のようにぶら下がっていました。
なんの木かと思ったら、ニシキギの葉。さすが、世界三大紅葉木、小さくても目立っています。
さらに進むと足元の落ち葉の感触が変わります。
ザクザク度がアップ。
大きな葉はナラガシワの落葉でした。ドングリも落ちてましたよ~
今度は巨木三兄弟
葉を見ると・・・フウですね!
フウといえば、アジサイ園の手前のハス池の畔にフウの巨木があります。
行ってみましょうか。お~、いい感じに染まっていますね!
それにしてもデカいです。
木の根元から見上げてみました。
意外や意外、木の内側は赤ではなくて黄色と緑でした。
今年の紅葉が真っ赤にならないのは、カエデだけではなかったようです。
お日様が良く当たる場所は、赤くなっていました。
まっくろくろすけのような実も残っていました。
黄葉といえば、黄葉の王者というべきイチョウはどうでしょうか。
あれ~、全部散っていました。
分かりにくいですが、園路が黄色いじゅうたんに・・・
それより木の上の鳥の巣が気になって・・・
カラスの巣ですね。
ドングリ林を通り抜け・・・こちらクヌギの落葉がびっしり。
イロハモミジの紅葉がアクセントになっています。
ケヤキの高木を眺め・・・
ほとんど落葉していますが、真っ赤になっていたようですね。
もう一度植物生態園を通り抜け・・・
おや、メタセコイヤの幼木にアオジ発見!
最後に、北山門前ワイルドガーデンにそびえるメタセコイアの紅葉を見て・・・
今日のテーマの秋の名残の彩終了です。
12月の初めはこんな感じで紅葉・黄葉が残っていますが、あと半月もしたらどれも落ちてしまうでしょう。
そうなったら、冬本番。
こんどは、見つけやすくなった鳥さん探しに出かけますね!
明日は実特集です。
【撮影:2022/12/3 京都府立植物園】