昨日の続きです。
大吉山に鳥さんがいなかったので、朝日山の方に向かって移動することにしました。
ちなみに、大吉山は正式には仏徳山といい、標高131m。
これから向かう朝日山は標高124mで、このルートは東海自然歩道の一部になっているようです。
西笠取方向に向かいます。
途中で分かれ道。石が積んである上に小さな祠があります。
よく見ると、暢神と書いてあります。
調べてみると、「神を暢ぶ。 精神を伸び伸びとさせる。」という意味なんだそうです。
右手の道を進み、朝日山に登ります。
ちょっと山っぽい感じですが、スニーカーで登れます。
慣れておられるのか、普段着のおばあちゃんが登っていったのには驚きました。
少し登ればもう到着です!
奥に結構立派なお堂、観音堂があります。
観音様にお参りします。
ふと横を見ると、「鳥の餌10円」と書かれた台の上に、小分けしたヒマワリの種が・・・
これは期待できるかも!
観音堂の回りはこんな感じになっていて、ちょっと独特な感じ。
横の木々を見ると、いるわいるわ・・・小鳥がちらちらこちらの方を窺っています。
ということで、手に持参したピーナツをのせて伸ばすと・・・
あっという間に飛んできてくわえて飛び立ちます。ヤマガラです!
最初は夢中になって餌をやっていましたが、途中で気づいて左手に餌、右手のカメラで写真を撮りました。
沢山ありますが、どうぞさら~っとご覧くださいませ。
二羽で仲良く・・・
これ貰うね~
一番大きいのもーらった!
どれにしようかな~
前にも書きましたが、ヤマガラの体重は20gくらい。
お水大匙1杯より少し重いくらいの軽量です。
でもこうやってしたたかに生きているので、寿命は10年くらいあるそうです。
持参したピーナツが減ってきたので、あとは近くの切り株に置いておくことにしました。
そこにも次から次へと・・・
「頂きます!」
「美味しかったよ~」 「まだかな~」
やっと先客が食べ終わったみたい。さーて、どれ食べようかな。
「こら、まだ来るな」
「え、何か悪いこと言った?」
うしろからもう一羽・・・
なんか、後ろ気になんねんな~
喉乾いたから、お水飲もうっと
「ごちそうさまでした!」
か、可愛すぎです。
鳩のように大勢で群がって取り合いなどせず、1羽ずつ順に食べに来ていました。
ついに全部食べつくしてヤマガラたちは三々五々飛び去りました。
奥が展望台になっていて、宇治市街が展望できるようです。
おっと、積まれた石の上にもヤマガラが・・・
後頭部のイナズマ模様が可愛いです。
きっとドングリも餌なんでしょうね。くちばしで噛まれたら結構痛いかも・・・
それにしても大吉山にはシジュウカラやアオジ、クロジ、ハトなどいましたが、ここはヤマガラオンリー。
ヤマガラ王国でした~
あとはゆっくり宇治市街を展望。平等院がくっきりと見えています。
ということでそろそろ下山しましょう。
もう一度山上の様子。普段は右手のアラカシにヤマガラがいるようです。
季節外れのヒマワリが一輪。
なるほど、ヒマワリの種を餌にしているので、落ちた種から咲いたのですね。
帰りは興聖寺に下りて行きます。
見上げると、空の湖
こんなに整備されているとは思っていませんでした。
こんな看板が。
2012年の台風被害で山崩れが起こった時の写真と、復旧後の写真と地図が載っていました。
「治山」という文字は、興聖寺のご住職さんが書かれたそうです。
その砂防ダムが右手に見えます。
いつも歩いていると山が崩れそうと思っていましたが、本当に崩れたことがあったのですね。
どこに下りてくるのかと思ったら、興聖寺の霊園の横手に出てきました。
長くなってしまいました。続きはまた明日・・・
【撮影:2022/12/10 宇治市】