一昨日の豪雨から一転、昨日はいいお天気になりました。
でも宇治川ではサイレンが何度も鳴り、夕方にはまたダムの放流量が最大の毎秒800立方メートルに。
見に行く予定はなかったのですが、夕方買い物に行ったついでに少し川の方向を覗いてみると・・・
写真では分かりにくいかもしれませんが、すごい勢いで水が流れています。
高水敷すれすれまで水が迫っていました。
手前の水は宇治川に流れ込む川。
高水敷の下に土管があって、川に水を流しているのですが、合流できずに池状態・・・
お散歩している人やバーベキューの人が結構いたので、少しだけ下りてみました。
うわっ、京滋バイパスの橋脚の下の水の勢いがすごい。
高水敷を進んでいくと、まさにひたひたまで水が迫っていました。
誤解のないよう・・・これらの写真は望遠で撮ったので近づいてはいません。
だって怖いもの。
ということで高水敷を歩くのは諦め、もとの堤防上の道に戻ってきました。
タイムリーにこんな看板が。はい、その通りです。
その時、頭の上を下流方向に飛んで行く鳥の姿が。
慌ててカメラを向けましたが、逆光でシルエットのみ。サギです!
そうだ、鷺山ではまさに子育て真っ最中。
あの酷い雨とこの増水で、サギたちはどうしていることでしょう。
見に行ってみることにしました。
水道橋を右手に見ながら・・・
久しぶりにカワウが橋の上に。
「餌とれへん、やってられへん」とぼやいていました。
あ、そんなカワウを尻目に、またアオサギが飛んで行きます。
鷺山が見えてきました。青空のもと、いつもと同じのどかな光景。
ひっきりなしに、サギが飛び立っては、帰ってきます。
でもいつもの餌場の川はこれこの通り。餌取りどころではなさそうです。
そうそう、高水敷はここで浸水し、通れなくなっていました。
いつものように全体をパチリ。
よかった!結構いつもと同じようにサギたちの親子がザワザワとしています。
ちょっと長くなりますが、コンデジの捉えたサギたちの姿です。
前に親が餌を与えていたアオサギ、結構大きくなりました。
羽自慢
ダイサギ、飛びます!
子どもの姿
こちらもよく見ると足元に雛鳥がいました。
とにかく風が強くて、羽毛がふわふわと浮き上がります。
コサギですね。
強風の中、羽をなびかせて(?)、片足で寝ています。すごい体幹強い!
ダイサギエリア
飛ぶ姿を撮りたくて何度も狙いましたが難しい~
サギたちがほぼ健在でよかったです。
それにしても最初の巣作りのころにいたゴイサギとアマサギはどうしたのでしょうか。
その後全く見ていません。
アオサギとシラサギ(大、小)に占領されちゃったのでしょうか・・・
キリがないので帰ることにしました(実は買い物前・・・)
餌場の川を眺め・・・こりゃ無理やわ。
いつも通せんぼされている高水敷、柵を乗り越えて歩く人も多いですが・・・
こんな風になるのを見ると恐怖ですね。
さすがは野生の鳥、降り続く豪雨と強風にもめげず、遠くまでエサ取りに出かけていました。
子育てに必死なのでしょうね。
ちょっとホッとし、強さに勇気づけられました。
明日、あさってはまた5月のアーカイブに戻ります。
また身近な鳥さんネタ(笑)
【撮影:2023/6/3 宇治川】