なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

森で目についた虫たち~わち山野草の森2023/5末(5)

2023-06-14 05:31:50 | 自然

もうすべての花の投稿も終わったし、この辺りでお開きにしてもいいのですが、
「私たちも出して~」という虫たちの声がマイフォルダから聞こえてきました。
また虫?と言わず、植物とともに生きる昆虫たちの姿をどうぞご覧くださいませ。

折角載せるので、何か分類があればと思ったのですが、日本だけで3万種、大分類だけで数十@@
ムーリーなので、外れない程度に、外見で分けて並べてみました。

最初は甲虫類です。
正式な分類ではコウチュウ目というそうです。
その名の通り、硬い翅を持つグループ。動きがそれほど早くないので、見つけたらすかさずパチリ!
はい、ガマズミに沢山いたハナムグリですね~
小さくしか撮れてないので、何ハナムグリかは分かりません。


こちらは誰でも知ってるナナホシテントウ!
なんでここにいるのかと思ったら、葉の裏にびっしりとアブラムシが付いていました。
可愛いですが、がっつり肉食系です。


甲虫類ラストはこちら。
簡単に名前が分かると思ったのに、意外と見つけられません(泣)
触角が3つに分かれているコガネムシの仲間は多いみたいなんです。
ヒメスジコガネかなあ・・・


つぎはおなじみ蝶や蛾の仲間です。
専門的には、チョウ目というそうで、翅に鱗粉があるのが特徴。
これは多かったですね~

最初はノアザミの周りを舞いながら蜜を吸っていたこちら。
黒いのでクロアゲハでしょうか(適当すぎ!)
遠すぎるし動き回るし、証拠程度で・・・


こちらは前にも一度見たことがありますが、ダイミョウセセリでしょうか。
こうやって翅を広げて止まってくれると撮りやすくていいです。


これも遠い!ご存じヒメウラナミジャノメです。
翅の目玉模様が、上から〇、〇〇、〇〇〇となっています。


森の中には葉の表面にぺったりと翅を広げて休んでいるガをよく見かけます。
ガは主に夜に活動するからでしょうか。
こちらは、ツルアリドオシが沢山生えていた場所で見つけました。
例によってGL先生に相談したら「マエキヒメシャク」だと。
遠目には白一色に見えましたが、よく見ると上品な柄が入っていました。


すぐ近くにもう一匹。
こちらは結構エキゾチックな色と柄ですね。
調べてみたら「キオビミズメイガ」というガなんだそうです。
その名の通り、幼虫は水の中のコケを食べて育つそうで、なんとも不思議!


水の近くにいる昆虫といえば、トンボの仲間を忘れてはいけません。
といってもこちらでよく見らえるのはこちらの一種類。
検索したら「ニホンカワトンボ」と出てきましたがどうでしょうか??
イトトンボよりは大きく、普通のトンボよりはかなり小さいです。


けっこういました。光の当たり方によって、色が変わって見えて綺麗です。
(同じ個体です)
 

こちらはわち山野草の森ではなく、その前に出かけた北部の山付近で見たトンボ。
ついでなので仲間入り。
もう覚えました。ミヤマカワトンボです!


ついでですが、この止まっている木はシラキ(トウダイグサ科シラキ属)で花がツンツン沢山付いていました。
ちょっとアカメガシワに似た感じ。
,


そうそう、虫ではありませんが同じ場所にシカが出てきました。
カメラを向けたらすぐに山に入ってしまいましたが・・・


昆虫からずれてしまいましたね。
続けます。
あと少しですので頑張ってくださいね。
ハチの仲間がベニバナヤマシャクヤクから出てきました。
マルハナバチでしょうか。あれ、よく見ると、すごく小さいハチ(アブ?)もいますね。
あいにくどちらもピンボケで、拡大してもよく分からず・・・


お次はカゲロウの仲間。
え~これも昆虫!はい、昆虫なんだそうです。
カゲロウ目といって、最初に翅ができた昆虫だそうです。
まあ、宇治川には雪が降るようにカゲロウが降ることがあるので、見慣れた虫ではあります。
何カゲロウかは、この写真からは分かりませんでした。


これでおしまい。
お疲れさまでした!
最後は、由良川にかけられた鮎のぼりでのんびりしてくださいませ!


今年もありました~


さすがに今日はちょっと書くのに疲れました・・・
明日からは雨上がりの宇治川やご近所の生き物の様子をお知らせしますね!

【撮影:2023/5末頃 わち山野草の森他】


コメント (10)
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