今年は梅雨入りが早かったですね。
梅雨の花といえばアジサイ。
何でも例年より早く咲いているので、アジサイももう咲いているでしょうか。
わおー、アジサイはアジサイでもコアジサイが満開でした!
アジサイ科アジサイ属。日本固有種で関東以西の山地や林縁に分布します。
見ての通り、アジサイといえば・・の装飾花がなく両性花のみ。
でも地味な感じはなく、沢山の蕊とちょっと蛍光を帯びたような花の色が綺麗です。
わち山野草の森のコアジサイは結構な数咲いており、満開のタイミングで見られてラッキーでした。
しつこく・・・
茎の色が赤紫がかっているので、花が散った後もなかなかの雰囲気があります。
行った時が花が散った後だったら、茎だけでも結構センスのいい写真が撮れますよ。
しつこかったですね。最後に引いて見てみると・・・
おや、後ろに何か花がぶら下がっています。
これな~んだ
花のアップです。
どうも受粉が終わると花が黄色くなるタイプのようですね。
スイカズラと同じです。この写真で分りますでしょうか。
答えはキウイフルーツ(マタタビ科マタタビ属)。
中国原産のActinidia deliciosaというマタタビ科の植物をニュージーランド品種改良、
果物としてのキウイが作り出されたそうです。
名前の由来は、果実の皮がニュージーランドの鳥、キウイに似ているからなんだとか。
つる性で、下の写真の大きな葉のツルがキウイフルーツです。
下の方のアジサイに目が行きました。
予想通り数は少ないけれど咲いていましたね~
葉に光沢がなく、小さくて薄手なのでヤマアジサイの仲間でしょうか。
他にも・・・品種名は書いていないので分かりません。
こうやって見ると、ガクアジサイ/ヤマアジサイ系が多いですね。
そうそう、コアジサイやヤマアジサイは、地元の山でもたまに見られます。
あまり感動していなかったのですが、日本固有種と聞いて俄然テンション上がりました。
アジサイエリアの奥が湿地ゾーンになっています。
(地図では「ショウブ園」)
きれいさっぱり剪定され、何もなかったのですが・・・
ちょっと珍しい?斑入りのイネ科植物はトワダアシ(イネ科クサヨシ属)というそう。
そう聞くとちょっと素敵と感じるのですからいい加減です(笑)
アサザ(ミツガシワ科アサザ属)が咲いていました。
沢山!狭いので結構花との距離が近いのがいいです。
肝心のショウブはといえば、少しだけですが咲いていました。
黄色い花ですが、模様がちょっと面白いです。
青い花も咲いていましたよ~
ということで、アジサイとその奥のショウブ園でした~
【撮影:2023/5末 わち山野草の森】