今回の目玉のユリ以外にも生態園には色々な花が見られました。
カワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)
カワラナデシコは別名大和撫子とも呼ばれる日本の代表的なナデシコで、本州~九州に分布します。
ん十年前までは、その辺の河原にも普通に咲いていて、私もそれが当たり前だと思っていました。
それが、気が付いたら野生の花を見かけない!
マイアルバムでも、植物園や公園で見た写真ばかりです。
秋の七草で一番早く、七月に咲きます。
よく似た花がもう一種。こちらはカワラナデシコの北バージョン。
エゾカワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)です。
北海道から本州中北部に自生、上のカワラナデシコとは苞で区別するそうですが・・・
さて、花はそっくりのこの2種類はどこで区別するかというと、花の首のところの様子をみればバッチリ!
写真も何もないので、頑張って言葉で解説してみますね。
花の根元あたりをシューっと長くくるんでいる緑の筒は萼。
その下に対になって花茎を覆っているのが苞です。それが互い違いに上下2組あるのがエゾカワラナデシコ。
上下3,4組あるのがカワラナデシコなんだそうですが・・・分かりませんよね(笑)
今度は絶対忘れずに写真を撮ってきます。
秋の七草といえばこちらを忘れてはいけません。
そう、キキョウ(キキョウ科キキョウ属)
こちらも日本全土に分布しますが、自然の草原に分布するため今や絶滅危惧だそうです。
キキョウは雄性先熟によって自家受粉を避ける仕組みになっています。
まずは雄性期。花粉が沢山でています。
こちらは雌性期。雄蕊はクタッとなって倒れ、柱頭が噴水のように5つに裂けて開きました。
ほんと、上手くできていますね~
白も少しだけですが咲いていました。あ、雄性期(笑)
ということで、まだまだ秋の七草を続けたいのですが、残念ながらこれ以上のネタが今回見つかりません。
続きはまたの機会ということで・・・
ちなみに、秋の七草、空で言えますか? 私は無理でした。
さて、お次は秋の七草から離れて、生態園で見つけた夏のお花。紫系が多いです。
こちらはしいちゃんのおうちにもある、スズカケソウ(オオバコ科クガイソウ属)です。
山伏が首にかける鈴懸に似ているから・・・でしたよね。
自生地の岐阜では絶滅危惧ですが、栽培された株は丈夫で増えるみたいです。
こちらも生態園の常連さん、ユキミバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)です。
マイアルバムを見ると、例年7月に咲き初め、12月頃まで咲き続けています。
福井などの日本海側の多雪地方に自生し、当初スズムシバナの変種と思われていたそうですが、1993年に新種認定されました。
印象としては秋の花ですが、雪が降るころまで咲いていることからユキミバナと付けられたとか。
もう一つ、紫の花を。
ツガルフジです。見ての通り、マメ科ソラマメ属。
こちらもスズカケソウのように茎に輪生する花が離れて付きます。
北海道、東北、新潟に分布。
ちなみにこれは津軽藤ですが、津軽富士といえば、青森県弘前市の岩木山です。
今回は下手な解説が長くなりすぎました。
続きはまた明日。
【撮影:2020/7/18 京都府立植物園】
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この季節を彩ってくれます。
そして、しいちゃんのところでも見せてもらった、
スズカケソウ、実物を見たことないので、
どこかで、見てみたいですねぇ
今日もこちらは、雨の一日になりそうです!!
梅雨前線早く、下がらないかなぁ
おはようございます。
説明よく分かりましたよ。
長い萼筒の株にへばりついているのが苞ですよね。
その数の違いですね!
コピペさせていただきました。
ありがとうございます。
秋の七草、思い浮かべましたが、すらすら言えましたよ。
ただしハギから始めないとすらすら出てこないのはどうしてでしょう?(笑)
またまた定まらないお天気、丁度雨の合間に
蚊に4か所刺されながら・・・
今セロテープ止めてます。
実は夏スイセンも開いて来てたのでついでに撮ったからなのですが・・。
長い緑の筒の下じゃなくてお花の根元だったら複数ありましたが、筒の下は対に一組しか見つけられませんでした。
いくつかのお花見ましたけど、筒にぴたーってへばりついてて解りにくいけど2枚しか見えません。
お花のすぐ下(筒の上)はギザギザが複数ありました。
と言うことで蚊に刺されたけど??のままでした。
キキョウはまだ咲いてるけど蚊が多くてもう良いかって、
キキョウ、これは解りやすいですね、私が撮ってる写真は雄性撮の時が多いかも。
今度確認しときますね。
白は若干遅れますがまだ両方咲いてますので写真撮っとこ。
スズカケソウかなり色が褪せて来ました・・
花の命は短くてですね。
秋の七草の覚え方この前ネットで見つけましたよ。
ハ・・・萩
ス・・・ススキ
キ・・・キキョウ
ー
ナ・・・ナデシコ
オ・・・オミナエシ
フ・・・フジバカマ
ク・・・クズ
ロ
ですって。
でフが思い出せなくて(笑)確認しました💦
エゾ…の方がスリムな花ですね。
キキョウについて、雄性期、雌性期の詳しい説明付きでよく分かりました。
自家受粉を避けるための仕組みが、よく出来ているものですね。
スズカケソウは覚えました。
最後の2つは知りません。
以前に載せて下さっているかもしれませんが、忘れました。
赤いの七草、うろ覚えです。
「ハスキーナオフクロ」とは言い得て妙ですね。
しいちゃん、有難うございます。
ついに楽しみにしていた4連休も雨のうちに終わってしまいました。
まあ、三密怖いから近場しか行くつもりはなかったのですが、それでも晴れと大雨とは大違いですよね。
九州の方ではまた大雨の被害が出てるようで、お気の毒でなりません。
でも来週末からは間違いなく梅雨明けしそうです!!
気持ちよくお散歩できたらいいなって思います。
秋の七草、しいちゃんの覚え方が良さそうですね。
前に行った時見つけたケハギ、なぜか今回見当たりませんでした。
オミナエシもショボショボですが咲き始めてました。
次に行ったら、かなり紹介出来そうです♪♪
こんなにわかりにくい説明で、理解されるなんてさすがはfukurouさん!
実はこの説明、ざっくり説明版に書いてあったのですが、それを見て実物と比べてもさっぱり分からず‥
家で検索してやっと理解できました。
今度見かけたら必ず確認してみます。
野生の株はカワラナデシコのはずなんですけどね〜
細かい違いは普段無視することが多いのですが、今回は植物園の押しに負けました(笑)
毎日雨です、時々夏の陽が出ますが、すぐに暗くなって強い雨と繰り返しています。
キキョウは一株の中にも、蕾から花の終わりまで見る事が出来ますね、雄花期は短い気もしますが。
本当に雨ばかりで嫌になりますね。
そろそろ梅雨明けって、先週も聞いたような気がするのですが‥
キキョウの花は和の美という感じで、昔から好きです。
でも、花の中を覗き込んだのは今回が初めて。
雄性先熟の典型的な植物というのも知りませんでした。
まだまだ学ぶことばかりです。
スマホに「秋の七草はなに?」と聞いてしまいました(^_-)
葛と萩を忘れてました。
スズカケソウ、見たことがないので、一度みてみたいな~❤
ユキミバナやツガルフジも見たことないです。
こちら雨続き、雨の日は山野草はほとんど閉じているので出かける気持ちが失せてテンションだだ下がりです( ;∀;)
本当に、日本列島水浸しですね😭
昨日の連休最終日、大雨の中散歩していましたよ(笑)
ほんと、おっしゃり通りテンションダダ下がりです。
それでも一つ二つは何かしら発見があるのが楽しいです。
(昨日は地元の川で大きい野生の?錦鯉を見ました)
スズカケソウは分布は限られていますが栽培できるので植物園にもありそうですね。
秋の七草はしいちゃんのハスキーナオフクロが覚えやすそうです(^^)v