雨上がりの休日、そろそろ道草の様子でも見るかな~とお外へ。
ふと思いついて、久しぶりに池の畔を奥の方まで歩いてみることにしました。
というのも、ひと月ほど前につるんつるんに草刈りされ、歩きやすくなっていたからです。
せっかくなので、スマホ片手に道草を記録することにしました。
いつもは奥の方に釣り人が何人かいて入りにくいのですが、お昼前だったからか誰もいません。
首尾よく、池の畔まで足を伸ばすことができました。
お~、ヤナギタデらしき花が咲いています。
ヤナギタデかボントクタデの区別は葉のお味。
ここでは堂々と葉を齧ることができました。辛っ!間違いなくヤナギタデです。
こうやって見ると可愛い花ですね。
イヌタデ属の花はどれも同じような作りなんですね。
ヤナギタデの咲いてる場所の隣に小さな淡い紫色の花が咲いていました。
こ、これはもしや・・・
これまで明日香、当尾、京都北部でしか見たことがなかった憧れの花、イボクサです!!
なんと灯台下暗し、こんなご近所で咲いているなんて夢にも思いませんでした。
ツユクサ科イボクサ属。
そもそも田んぼ以外で見るのは初めてです。
ツユクサ科の花ですが、とても小さい花です。ウチワゼニクサの葉と比べるとよく分かります。
今でこそめったに見られませんが、かつては田んぼの害草として駆除されていたそうです。
田んぼから水路を伝って種が流れてきたのでしょうか。
この場所以外にも、もう一か所咲いている場所がありました(同じく池の畔です)。
草刈りしなかったら近づけない場所なので、今回は草刈り万歳です!
別の場所にもヤナギタデが沢山咲いていました。
あれ、ヤナギタデに絡みついて咲いているのはゴキヅル(ウリ科ゴキヅル属)ですね。
れっきとした在来種ですが、繁殖力は結構半端なく、周り中に絡みついていました。
いつも遠くでしか見たことがなかったので、目の前に咲く花に興奮。
そろそろ実ができているかも・・・あ、実!
ずぶずぶ・・・ふわふわになった池の畔に足が少し沈みました。危ない危ない。
でも実の写真は撮れました。ほら、蓋つき容器(合器)みたいでしょ。
隣に咲いていたのは・・・あ、サデクサ(タデ科イヌタデ属)です!
細長い鉾型の葉が特徴。結構珍しいようです。
足が濡れたので、そろそろ引き上げることにしました。
そうそう、あの花見てこなくっちゃ。
池の畔のスイフヨウです。
毎年咲くのを楽しみにしているのですが、今年は根元から切られてしまい咲かないかと思っていました。
すごい成長力ですね。もう大きくなって沢山の蕾。
朝夕寒くなっても頑張って咲いていました。
前に緑だったヨシの穂は茶色に・・・
よく見ると、花が咲いていました。
池に木が落ちています。
あれ、カメが沢山!見えますでしょうか、子亀がいっぱい。
兄弟かな?
ほのぼのした気持ちになりました。
そうそう、この日は前ほど水が深くなかったので、コサギも楽々。
他にも道草ネタの写真も沢山撮れました。
地元のお散歩はホッとします。
明日も続きます。
【撮影:2023/10上旬 宇治市】
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イボクサ、私も大好きな花です❗️
今年はまだ観ていませんです。
田圃も無農薬の田圃でしか咲かないみたいですね
随分前ですが寿長生の郷で見た時は感激したものです🍀
私も偶然、先日見つけたことをコメントに書きましたが、
ほんと貴重な花に出会った気持ちになりましたよ
でも名前は、イボクサ、なんだかなぁの名前なんですけどね^^;
ゴキヅル、サデクサ、
これはどちらも見たことないです。
こうして見せていただくと、今時期は、ミゾソバはじめ、
こうした花たちが、元気にしている時期なのを
あらためて、感じさせていただきました^^
おはようございます。
イボクサは開田高原の田んぼでも見ることができます。
サデクサは初めてです。
写真で見る限り、アキノウナギツカミとは葉の付き方が違うようですね。
ママコノシリヌグイにも似ていますが、葉の形がもっと細長い感じですね。
これは見た感じだけでは見間違えそうですね!
小さな花々がとてもきれいで、それらをちゃんと調べてご存じなのはさすがですね。
タデ科の花は、見ていても名前が分からないものがほとんどです。
サデクサは聞いたこともありませんでした。
那須の帰りにタデ科の花をいくつか観て、写真を撮りました。でも名前が分からないままです。
イボクサの名前は知っていました。しかし実際に見たことはないように思います。ツユクサ科なのですね。
そういえば最近田んぼに近寄ることもありませんでした。
冬枯れとなる前に、郊外を歩きたくなってきました。
タデ科の花、ここに載せて下さったのは殆ど知りません。
ヤナギタデは葉を齧ると辛いのですね。
イボクサ、小さいけれど綺麗な花ですね。
ツユクサの仲間ですか。
葉がつゆ草にそっくりですね。
小さな花のアップが、どれもとても綺麗です。
足が濡れたようですが、頑張って撮影されましたね。
お疲れ様でした。
今朝スマホで見たんですけれど小さい花はよくわからず今パソコンで見ています。
タデ類は可愛い花 最近目が悪くなって来て小さな花はよく見えないんです(笑)
ゴキヅルもイボクサも見たことがありません。
田んぼや沼地が無いのも見る機会が無いんですね。
イボクサ、寿長生の郷にも咲いていたのですね。
地元の田んぼではオモダカが咲いているのでイボクサもあるのではと探しましたが、これまで見つけられませんでした。
池の畔に咲いていたなんて、本当に感激です。
農薬があると育たないのですね。
駆除の対象になっていたということですよね・・・
イボクサ、珍しい花になりましたよね。
貴重な花に同感です。
見つけると感激しちゃいますよね。
ゴキヅルのゴキは合器ということなので、イボクサのイボも他の意味があるのかと思ったら、疣なんですね・・・
もうちょっと可愛い名前を付けてあげたいです。
サデクサは花が地味ですが葉が細長くえらが張っていて分かりやすいです。
毎年見られます。
でもタデ科は難しいですね。
開田高原の田んぼはきっと無農薬か、イボクサに害のない農薬なんでしょうね。
よく考えたら、イボクサが育たない薬が付いたお米を普段食べているわけですね。
サデクサの一番の見分け方は葉だと思います。
おっしゃる通り、葉が細長く、えらが張って、T字型のようにも見えます。
調べてみたら、他にこんな形の葉はないようですので、こちらを覚えてくださいませ。
おっしゃる通り、こんな記事を書くのはとてもらくちんです。
見てくださる方も、そんな空気が伝わるのでしょうね。
タデ科の花、毎年見るものも多く、年々名前が解明されてきました。
今年はハナタデとヤナギタデが区別できました。
ボントクタデは地元にはなさそうです。
(どれを食べても辛いです)
サデクサは葉で覚えてくださいね。
葉と棘の向きなどは種類によって違うので、名前を調べるためには写真を撮っておくことをお勧めします。
イボクサは記憶より小さかったです。
ツユクサ科ということで、私の脳内ではもうちょっと大きくなっていました。
すごく小さい花なので、ミゾソバと間違うほどでした。
どうぞ田んぼの方にも散策にいらしてくださいませ。
除草剤がんがん使っていたら、何もないかもしれませんが・・・