イボクサを見つけたこの日は雨上がり。
水滴の付いた草で足元を濡らしながら先に進むと、コセンダングサが沢山咲き始めていました。
ん?コセンダングサにしては少し雰囲気が違うかも。
普通コセンダングサは黄色一色、一方コシロノセンダングサには白い舌状花があります。
この花はどっちつかずな感じ・・・
調べてみたら、アイノコセンダングサと言うのがありました!!
見た目の通り、コセンダングサとコシロノセンダングサのハーフなんだそうです。
(植物学的には、全部合わせてコセンダングサというのが正しいそうなんですが・・・)
ちなみに、「あいのこ」は差別用語になるそうですが、植物名なのでご容赦を。
さて、今日の主役はアイノコセンダングサにやってくる色々な虫たちです。
ちょうど雨の止み間だったので、今がチャンスとやってきたのかもしれません。
まずやってきたのがウラナミシジミ。
一頭ではなく、二頭いました。
こちらはヒラタアブでしょうか。可愛いですね。
葉の上を歩いていたナナホシテントウ。
足がたっぷり花粉で黄色くなったハチさん。
あれ、イトトンボは一休み中かな?
こちらはハムシでしょうか。赤い斑点があるようですね。
シャイなイチモンジセセリは、カメラを向けたら逃げてしまいました。
乗ってるのはガガイモの葉かな?
いや~、アイノコセンダングサ大人気!
でもその他の草にも結構色々な虫が来ていましたよ。
黒い虫が二匹。あなたたちは誰?
同じくエノコログサの原にいたキチョウでしょうか。雰囲気いいですね~
お~、「1,2,3」のヒメウラナミジャノメもいましたよ~
乗っているのはスズメノヒエの仲間ですね。
最後はこちらです。みんな大好きキツネノマゴには、シロオビノメイガ。
写真で見るよりはるかに小さいです。
ということで、近所のお散歩も最後はチョウや虫さんになってしまいました。
猛暑が和らいで、活動しやすい季節なのかもしれませんね。
【撮影:2023/10上旬 宇治市】
最新の画像[もっと見る]
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
-
祝・国宝指定!萬福寺を行く(前編) 18時間前
アイノコセンダングサ
コセンダングサとコシロノセンダングサのハーフなんですね。
そう言えば。タンポポ調査を数年おきに、
自然観察員でやるんですが、在来種と外来種の
ハーフが増えています。
ハーフができない花もありますが、こうしてハーフができたりして、種類が増えていったんでしょうね
ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、
いいモデルになってくれましたね^^
今朝、出窓の温度計が、夏がはじまり、
20度を切ることなかったんですが、18度になりました。
秋ですねぇ~
おはようございます。
コセンダングサとコシロノセンダングサのハーフがアイノコセンダングサですか?
この仲間苦手意識があります。
コセンダングサ
コシロノセンダングサ
シロノセンダングサ
シロバナセンダングサ
いつも訳が分からなくなります。(笑)
そのうえコセンダングサとコシロノセンダングサのハーフがアイノコセンダングサと言われると頭の中が訳わかめ状態です。
数年前にけっこう気にして観て回ったのですが、今年は特に気にしていません。
これらが結実すると川沿いの路は歩けなくなります。
センダングサの仲間は、タウコギを除いて、すべて帰化植物か外来植物です。
それらの原産地にバリエーションがあるのが面白いですね。
アメリカセンダングサ・・北アメリカ
タウコギ・・在来種
コセンダングサ・・熱帯アメリカ
アイノコセンダングサ・・日本交雑種
コシロノセンダングサ・・北アメリカ
オオバナノセンダングサ・・北アメリカ
コバノセンダングサ・・熱帯アメリカ
センダングサ・・ユーラシア
キンバイタウコギ・・中央アメリカ
(出展:帰化&外来植物見分け方マニュアル)
何時もながら感心して見ています
参考になりますが私は右から左へ抜けて駄目です
今日は蝶や虫がたくさん登場しましたね。みんなの花図鑑の流れから行くと、
花には蝶や虫がつきものですから、関連でよくブログにも登場しますね。
私も見かけた蝶や虫を撮るようにしていますが、まず名前を覚えることができ
ません。今回登場した中で、聞いたことがあるのはナナホシテントウとイトト
ンボだけです。
蝶の数え方で前から不思議だと思っていたのが、一頭、二頭と牛や馬のように
数えるのかイメージが合いません。トンボやテントウムシなどは一匹、二匹と
数えるのに、なぜ蝶だけは一頭、二頭と数えるのでしようね?
また、蝶の名前で「***シジミ」という種類の蝶が登場しますが、これも蝶と
貝のイメージがどうしても結びつかなくて・・・。
今回も小学生のような疑問をぶつけて、先生に申し訳ないと思います。(^^ゞ
今回見たセンダングサの仲間は、遠目にはコセンダングサでしたが、よく見るとどれも白い舌状花が少し覗いていました。
同じなのか、ちょっと変化しているのか分かりませんが・・・
らんまんの万太郎ではないですけど、根っこまで含めて全草を標本にし、時には顕微鏡まで使って観察しないと区別できないこともあるのですね。
それどころか、最近では遺伝子解析まで!
そのせいで、覚えが分類が変わってしまったものも多数・・・
本音を言うと、この位の違いはどうでもいいと思ってしまうなつみかんです(笑)
ハーフの植物は多いようですね。
外来種があそこまで駆除の対象になるのも、近い仲間と容易に交雑するからですね。
世の中グローバル化、ボーダーレスと言われているのに、ちょっと面白いですね。
こちら今日は夜になっても気温がそれほど下がらず、南向きの部屋の中では21時現在25℃もあります・・・
センダングサの仲間といっても、色々あるのですね。
頭に何もつかない在来のセンダングサは限られた場所に細々さいていますが、外来種は元気ですね~
以前はなかった大きな白い舌状花を付ける種類も、少し宇治川下流まで足を延ばすと沢山見られます。
コシロノセンダングサ、シロノセンダングサ、シロバナセンダングサのどれかなと思ったら、全部同じ花でした。
コセンダングサだけは白い舌状花がないので区別できていたのですが、ほんの少し白い部分があるのがアイノコなんですね。
まったくもってややこしいですね。
ちなみにセンダングサは地元では宇治川天ケ瀬付近と、桃山御陵の林縁で見られます。
やはり気づかれていましたね。
調べてみたら、コセンダングサとほとんど変わらないものから、シロノセンダングサのように白い部分が大きいものまであるようです。
私がみたのは、コセンダングサと言ってもよさそうなタイプでした。
センダングサの仲間の中では、タウコギ以外でもセンダングサは在来種だと思うのですが・・・
関東以西に分布すると松江の先生の図鑑他多数記載がありました。
日本固有種でないのは確かですが・・・
それと列記してくださったセンダングサの仲間の中で、コバノセンダングサとキンバイタウコギは知りませんでした。
関係ないですが、キンバイタウコギをうっかり変換したら金倍と出てきました。
リッチでいいですね~(笑)
全然ですよ~
地元に出てきてくれるチョウの種類は少ないので、10年くらいかけてぼちぼち覚えました。
最近はGoogleレンズとかもあるので助かります^^
抜けるのは同様ですよ~
ほら、あれあれ、ばかりです。
うわ~なかなか痛いところをついてこられますね。
素朴な疑問はとても答えるのが難しいです。
そんなときは、ネットで検索!
調べてみたら意外なことに「頭」で数えるのはチョウだけではなく、昆虫の種類に関わらず「頭」を使うのだそうです。
「匹」は素人用語、昆虫学者が論文を書くときは、それがハエであれノミであれ一頭と数えるそう。
元々は外国で生き物の数え方としてhead(頭)を使っていたことに由来するみたいです。
文字通り頭数を数えるというやつですね。
調べてみたら奥が深かったです・・・
もうひとつのシジミですが、これは簡単で「翅の形がシジミ貝に似ているから」という理由なんだそう。
色は違いますけどね・・・
ちなみにこれも調べて知ったのですが、貝にもヤマトシジミがあるようです。
あの一番よく見る灰色に黒い点々のあるシジミチョウと同名ですね!