何もないと思っていた放流後の宇治川下流、それでも咲いている花を見つけました。
泥だらけの道の端からにょきっと伸びて咲いたタマスダレです。
モノトーンに浮かぶ白と黄色が鮮やかでした。
沢山さいていたヨメナもほとんど泥にまみれていましたが、一輪、凛と咲き。
沢山咲いていたヤブガラシにはナナホシテントウ。
肉食なので蜜を吸っていたわけではなく、花に来る虫を狙っていたんでしょう。
狙っているといえば、こちらのコセンダングサ、何かの虫にやられて葉が縮んでいました。
そこには、ナナホシテントウが何匹も・・・(この2匹のほかにもいました)
何の虫かは知りませんが、レストラン状態だったんでしょうね~
虫つながりで、クズの葉で休憩中のこのチョウ、
ツマグロヒョウモン(♂)ですね。
可愛いヤマトシジミちゃんも。
川の流れは穏やかですが、手前の植物は泥が目立ちます。
遠くにはいつものダイサギ。
目を足元に戻したときに目についた白い花・・・あの形はひょっとして?
正解です!ガガイモ(キョウチクトウ科イケマ属)が咲き始めていました。
結構あちこちで葉は見かけますが花はあまり見ません。
(ガガイモの葉には毒があり、アサギマダラの幼虫の食草になります。)
なので、咲き始めの花がみられてちょっと嬉しいです。
ふわっとした星形の花が魅力的ですね。
実はさらにレアです。
これまで、中身がすっからかんになった実を一度堤防で見たことがあるだけです。
日本神話では、少彦名の神がこのガガイモの実の舟にのってやってきたと書かれています。
二つに割れたサツマイモ型の実の内側がつやつやしていることから、鏡芋→ガガイモになったという説があるようです。
中から出てくる綿毛がとても魅力的なようなので、ぜひ今年は探してみたいです。
さらに先に進むと、茎に白いものをくっつけている草が・・・今頃アワフキムシ?
そう思ってカメラを近づけると、泡じゃなくて綿だ~
これの正体がわかる方、教えてください!
他にも咲き始めのマメアサガオ・・・白いタイプですね。
いつも咲いてるナヨクサフジも。
何もないと思っていた宇治川散策、今回も収穫アリ!
【撮影:2022/8/28 宇治川】
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我が家でも数日前に咲き出しました。
昨日は陽が照ったので撮影せず、今朝撮ろうと思っていました。
ガガイモは古くはカガミグサと呼ばれていたらしいですね。
実は見たことがありません。
余談です。
少彦名命が来訪したときの着物について、古事記では鵝(蛾)と書かれており、日本書紀ではミソサザイと記されているのが面白いです。
ミソサザイは渓流に棲む鳥で、鳴き声のきれいなことはよくご存じの通りですが、神話に出てくるほど身近な鳥だったのですね。
マメアサガオは北アメリカ原産で、帰化&外来植物見分け方マニュアルによると、花色は白となっています。
淡い赤紫色のものは、ベニバナマメアサガオとして区別されているようです。
またまた余談ですが、我が家でこぼれ種で咲いているアサガオは、撒いた種は赤や青でしたが、いつの間にか白になりました。
もう既に白花に変わって10年ほど経つと思います。
アさて、アさて、アさて、さて、さて、さて、さて
南京玉すだれが、話題にでてくるかと思いきや^^;
タマスダレでした。
こちらでも、夏の終わりに元気に咲いています^^
ガガイモ、
今は無いんですが、ホームグラウンドのガイドウォークで、あるところを教えてもらったのを
思い出します。
なんともユーモラスな名前、誰が付けたんでしょうね^^;
綿の正体は、ベテランさんにお任せしますm(_ _)m
のんびりだけど、暴風の台風、
九州に被害ないと良いのですが・・・
朝晩、一気に涼しくなってきましたねぇ
久しぶりのテレワークなので、仕事前にPC前に座っています。
タマスダレは日当たりのいい場所が好きなのか、私が歩く川沿いの道などには決まって群れになって咲いています。
shuさんのお庭もきっと住みやすいのでしょうね。
(わが家のタマスダレは今年も開花しないかも)
少彦名命の着物がミソサザイですか!
それは知りませんでした。
私もやんたんで間近に見たときはその美しい歌声に感激しましたが、羽の色は地味ですよね。
でもなんとなくイメージ通りです。
花の色が変化することって結構ありますね。
うちのシャコバサボテンも買ったときは綺麗な淡いサーモンピンクだったのに、今は普通の濃い赤です。
それにしても、同系色ではなく、赤や青から白に変わるというのは面白いですね。
わけが知りたいです。
何がうらやましいかというと、朝夕涼しくなってきたことです。
こちらではさすがに朝から猛暑というのはなくなりましたが、結構蒸し暑いです。
最高気温は34℃の予報で、まだまだ残暑が続きそうです。
あさって、あさって、の南京玉すだれとはちがうタマスダレですが、なぜこの名前になったのでしょう。
Wikipediaには細い葉をすだれに、白い花を玉に例えたというようなことが書いてありますが、無理ありすぎ(笑)
台風は日本海を北上するのですね。
九州辺りの被害どうだったのでしょうか・・・
日本列島縦断にならなかったのはよかったですが、これからこんな台風がどんどんやってくるのでしょうね><
おはようございます。
コナカイガラムシかと思いましたが、写真を見たらどうも違うようですね?
何でしょう?
おもしろいですね?!
ガガイモの花はよく見かけますが、果実は2度ほど見つけただけです。
一度ブログアップしたことがあります。
スクナヒコナノミコトが乗った舟と言うのは知りませんでした。
そう言えば半分に割れて舟の格好をしていますね!
羽毛がいっぱい生えて、ふわっとしているのですか。実の形も分からないので、ネットでみました。
なるほど、サツマイモみたいとは面白い表現ですね。
割れると船の形。
その内側がツヤツヤなのでガガイモ!
よく分かりました。
それにしてもスクナヒコナノミコトは小さかったんですね。(^^;)
ただいま昼休憩中です~
コナカイガラムシ??
と思ってネットで調べてみたら、コセンダングサについてる白い粉みたいなのですね。
確かにそっくりです。
草全体が縮れて可哀そうなことになっていました。
ナナホシテントウにとっては、格好の餌場ですね!
わが家のナツミカンの葉にも同じような白い粉が付いていることがありましたが、カイガラムシだったんだ!!
確かに、年中テントウムシ系がいます。
・・・わが家も虫だらけですね(笑)
fukurouさんでもガガイモの実は2回しかご覧になったことがないのですね。
私もそうです。
結実率が悪いのでしょうか・・・
私もちょっと前まではガガイモはレアな植物で、旅行先の自然公園などで見かけると「キャー♪」でした。
それが最近、近いところでは家から50mほどの道路沿いの植え込みに生えているのを発見。
その後もあちこちで葉を見かけます。
あいにく、そういう場所はこまめに草刈りされるので、花を見たことがありませんが・・・
昔は見たのに今は見ない花も多いですが、この異常気象に適応している植物も多そうですね!
スクナヒコナはすごく小さい・・・確かに~^◇^;
上手に観察なさっているのでこんな珍しいものが目にとまるのでしょうね。
ガガイモと日本神話の話しも楽しいですね。
なんと、この綿みたいなのは虫こぶなんですか@@
全然コブじゃない!と思わずツッコミを入れそうになりました(笑)
なるほど、ちゃんと名前の一部に「ワタ」と入っていますね。
こんな虫がいるなんて、わかってちょっと嬉しいです。
遠目にはほんとにアワフキムシの巣そっくりだったんですよ~