今日はガーデンミュージアム比叡の2回目の予定を変更して、鳥さん速報をお届けします。
昨日は久しぶりのテレワークだったので、6時半頃から道草散歩に出かけました。
歩き始めてほどなく、前方の電線に沢山の鳥さんが止まっているのを発見。
ムクドリかな?
ズームで見てみると・・・おやおや、違いますよ。
この燕尾の尾羽はツバメですね!
・・・おっと、ツバメの尾に似ているから、燕尾というのでした。
もう少し近づいてズームでパチリ。
お~、顔は写っていませんが、腰が赤く、お腹に縞があるように見えます。
こちらはコシアカツバメですね!
集結してこれから南の国で越冬するのでしょう。お疲れ様!
ちょっと胸が熱くなってさらに先に進みます。
池の畔は秋ですね~
オギの穂に
セイタカアワダチソウは一気に開花
見下ろすと、小さいキノコ。
そして、池に目をやると・・・
カイツブリです!
夏の間は姿を消していましたが、冬場には集団で越冬しています。
その第一陣が来たのでしょうか。
ぴょこぴょこ潜ったり出てきたり・・・全部で6羽いました。
夏羽と冬羽が混在しているのでしょうか。
あっという間にセイタカアワダチソウが満開になりましたね~
池の畔の小径を歩いていきます。
水路にいたのはいつものダイサギと
カルガモちゃん
マガモ夫妻が美形に!
いつものマガモが冬羽に変わったのか、第一陣のマガモが渡ってきたのかは分かりません。
その時、木の上から「ヒッヒッヒッ カカカカカ」という懐かしい声が聞こえてきました。
そして、サッと飛び去る小鳥の姿。あそこに止まった!
ジョウビタキのジョビ太くんです!!
お帰りなさい~
今年も楽しい冬鳥シーズンが始まったようです。
【撮影:2024/10/25 宇治市】
ガーデンミュージアム比叡といえば、お盆の真っただ中に訪れました。
あの時は涼を求めて延暦寺とガーデンミュージアムを周遊しましたが、さて今回の目的は・・・
それは最後に種明かしをするとして、まずは秋のガーデンミュージアムのご紹介です。
前は入ってすぐにヒマワリが出迎えてくれましたが、この季節はというと・・
やはりコスモスですよね!
ちょっと盛りは過ぎていましたが、十分楽しめます。
その横には・・・
確かウィンターコスモスですよね。別名ビデンス。
メキシコ原産のセンダングサ属なんですって。
言われてみたら、そんな感じもあるかも。種は引っ付き虫になるのか、興味があります。
お隣にもキク科さん。名前が分かりません。
GL先生に伺うと、「レモンマリーゴールド」とのこと。
え~マリーゴールドの仲間なの?
葉を揉むと強いレモンの香りがするそうなのですが、気づかなかった~
お次はキク科ではありませんが、皆さんよくご存じのこの花です。
ビロードのような風合いの花穂はシソ科のサルビア・レウカンサです。
別名のアメジストセージの方が有名ですね。
結構沢山咲いていました。
続いてモネの睡蓮池の方に移動しました。
前はスイレンが咲いていたのに、今はちょっと雑然とした雰囲気です。
池の畔には、やっぱりキク科の・・・
コンギクですね。ノコンギクから色が濃いものを選抜したそうで、基本ノコンギクと同じ。
お次は・・・
タデ科・・・ですかね。
これは難しい。GL先生は「ペルシカリア アンプレクシカウリス アルバ」と言ってますがどうでしょう。
ちなみに、ペルシカリア属とはイヌタデ属のことなんだそう。
できれば、なんとかタデという名前を付けてほしいです。
見た目はイヌタデよりイブキトラノオの方がまだ近い感じなのですが・・・
あまり花がないので先に進むと、前は沢山のクレオメが咲いていた場所が中途半端な感じに・・・
それでもまだ咲いているクレオメを発見!これって夏の花よね。
コスモス、今年は満開のお花畑を見られなかったな~
そうは言っても、印象派の陶板画とよく似合う景色です。
気持ちいい~
続きます。
【撮影:2024/10中旬 ガーデンミュージアム比叡】
散々彷徨った末、ようやくたどり着いた所、それは蘆山寺です。
御苑の清涼院御門を出て、左に曲がらないといけないところ、右に曲がってしまったのが間違いのもと。
それでなくても時間がなかったので、走り倒してようやく蘆山寺の門を見つけました。
お寺の名前よりも、こちらの石碑の方が目立っています。
そうなんです。
蘆山寺は10世紀半ばに元三大師良源によって船岡山の麓に創建されました。
その後、応仁の乱で焼失、信長の比叡山焼き討ちの難を免れ、16世紀後半にこの地に移転したそうです。
(詳細は、お寺のHPの沿革をご覧ください)
そして、この地は紫式部ゆかりの地でもあります。
紫式部はここで育ち、結婚生活を送り、一人娘を生み、源氏物語を執筆し、亡くなりました。
大河ドラマ効果で、今ここは観光客にも人気の場所になっています。
こう書いていて気づきましたが、元々紫式部の邸宅だった場所に、お寺が移転したということですね。
境内の鐘楼
筆塚がありました。
本堂受付横にはフジバカマが満開。
受付から中に入ると、金色の紫式部像が鎮座。ここだけ写真OKです。
お堂内は撮影禁止ですが、源氏庭と名付けられた庭園のみ撮影可でした。
ピカピカの晴天だったので、コントラストがきつくお見せするような写真ではないのですが・・・
庭園内に点在するキキョウの美しさにつられ、ついつい何度もシャッターを押してしまいました。
キキョウはもう終わっていると思っていたので、出会えただけで良かったです。
この時点で時刻は9時5分過ぎ。
急ぎ足で、地下鉄今出川駅に戻る道すがら・・・
萩の名所、梨木神社をチラ見。ハギは満開を少し過ぎたところでした。
う~時間があったらゆっくりとお参りしたかった!
一瞬美容院をキャンセルしようかと思いましたが、なかなか予約が取れないので諦めました。
ということで、見てくださっている皆様方の方が慌ただしさに息切れされたのでは。
いつもながら申し訳ありません。
【撮影:2024/10中旬 京都市上京区】
久しぶりに京都御苑に行ったのですが、もう一か所欲張ったので駆け足になってしまいました。
例によって、御苑内で道に迷ったので普段行かない場所を横目で見ながら文字通り駆け足。
広いんですもの~
それでも見たことのない場所を見つけるとパチリ。
ここは、賀陽宮邸跡なんだそう。→
神社がありました。せっかくなのでお参り(時間ないのに~)
白雲神社です。
「旧西園寺家の鎮守社で、祭神は市杵島姫命、妙音弁財天とも称し、音楽の神様としても信仰されている。」
なんだそうですよ~(京都観光Naviより)
ノンビリ立ち寄ってる暇はないと先を急ぎます。
(神様、ごめんなさい!)
変哲もないベンチですが、左手からざわざわっと鳥が飛んできて・・・
スズメがベンチを占拠!
写していませんが、地面にも沢山。
こっちを睨んでいますね。京都御苑にはかなりスズメが多いです。
次の目的地に行くためにいったん門を出ました。そこに生えていた木。何かお分かりでしょうか。
木肌が特徴的です。
花が咲いていました。
答えは、カゴノキ(クスノキ科ハマビワ属)。
樹皮が鹿子模様のようということで、カゴ(鹿子)と名付けられたそうです。
シイ・タブ林に混生するので、地元でも時々見かけます。
のんきに写真を撮りながら歩いていたのですが、全然目的地にはつきません。
改めて調べてみたら、門をでて左に行くところ、右に行っていたようです。
どれだけ方向音痴なの~
お気づきでしょうか、この日道に迷ったのは京都御苑内と御苑外の2回。
10時半から美容院を予約していたので、ものすごく焦りました。
走って行ったその目的地の様子は明日・・・
【撮影:2024/10中旬 京都御苑】
暑い日が続いていましたが、さすがに朝は少しだけ秋の気配。
そろそろバードバスに誰か来ているかも・・・と行ってきました京都御苑。
気持ちのいい晴れた朝です!
朝の陽ざしが爽やかですね~
落葉に映る木の影がいい雰囲気です。
左手から張り出している枝、何の木でしょうね。
イチョウでした~
まだまだ緑色です。
森の向こうに見えている緑の藪?は何でしょう。
いかにもシソ科っぽい穂が沢山。花をアップで見てみると・・・
アオジソっぽく見えますが、葉を揉んで匂いをかいでもほぼ無臭。
いったい何なのでしょう。頼みのGL先生に聞いても「青じそ」としか答えてくれません。
分からないものはしょうがない。
続いて現れたのはご存知チカラシバです。
エノコログサを巨大化してガッチリしたような穂です。
光が当たると綺麗ですね~
他には・・・
ヨメナ嬢でしょうか。葉を見るのを忘れました。
真ん中のお邪魔虫っぽい穂は、イノコヅチですね。いまにも引っ付き虫になりそうです。
ここを抜けて、お楽しみバードバスへ。
でもほとんど人がいない・・・ということは鳥もいないようです。
唯一やってきたのが・・・
シジュウカラとメジロ。ボケボケ写真ごめんなさい。暗いのでこれが限界。
早々に諦め、またも散策再開。
イロハモミジですね。
これ何?ですけど、実はイノコヅチとハナタデの群落です。
京都御苑といえば、トップの写真のような整然とした光景を思い浮かべるかもしれません。
そんな場所も多いのですが、実はこのような自然も沢山!
なので、鳥も虫も一杯来るんですね~
ミズヒキ発見!全部ではないですが、花が開き、アリさんも来ていました。
もう一枚どうぞ。
おや、こちらは、開いた花ではなく粒々の先から雌蕊のようなものが見えています。
タデ科なので雌雄同株。雄蕊と雌蕊が1つの花に付きます。
ところが、受粉後に実ができてきても、花柱は残って先から飛び出すんだそうです。
最後はヤブミョウガのよく熟した実です。
ここには一面実が生っていたので、花の時期は結構綺麗だったでしょうね~
ということで、今日は京都御苑道草日記と題して、京都御苑に生える野草をご紹介しました。
明日はこのほかの写真をお届けします。
2回に分けるほどではないんですが、良かったら明日もご覧くださいませ。
【撮影:2024/10中旬 京都御苑】