散々彷徨った末、ようやくたどり着いた所、それは蘆山寺です。
御苑の清涼院御門を出て、左に曲がらないといけないところ、右に曲がってしまったのが間違いのもと。
それでなくても時間がなかったので、走り倒してようやく蘆山寺の門を見つけました。
お寺の名前よりも、こちらの石碑の方が目立っています。
そうなんです。
蘆山寺は10世紀半ばに元三大師良源によって船岡山の麓に創建されました。
その後、応仁の乱で焼失、信長の比叡山焼き討ちの難を免れ、16世紀後半にこの地に移転したそうです。
(詳細は、お寺のHPの沿革をご覧ください)
そして、この地は紫式部ゆかりの地でもあります。
紫式部はここで育ち、結婚生活を送り、一人娘を生み、源氏物語を執筆し、亡くなりました。
大河ドラマ効果で、今ここは観光客にも人気の場所になっています。
こう書いていて気づきましたが、元々紫式部の邸宅だった場所に、お寺が移転したということですね。
境内の鐘楼
筆塚がありました。
本堂受付横にはフジバカマが満開。
受付から中に入ると、金色の紫式部像が鎮座。ここだけ写真OKです。
お堂内は撮影禁止ですが、源氏庭と名付けられた庭園のみ撮影可でした。
ピカピカの晴天だったので、コントラストがきつくお見せするような写真ではないのですが・・・
庭園内に点在するキキョウの美しさにつられ、ついつい何度もシャッターを押してしまいました。
キキョウはもう終わっていると思っていたので、出会えただけで良かったです。
この時点で時刻は9時5分過ぎ。
急ぎ足で、地下鉄今出川駅に戻る道すがら・・・
萩の名所、梨木神社をチラ見。ハギは満開を少し過ぎたところでした。
う~時間があったらゆっくりとお参りしたかった!
一瞬美容院をキャンセルしようかと思いましたが、なかなか予約が取れないので諦めました。
ということで、見てくださっている皆様方の方が慌ただしさに息切れされたのでは。
いつもながら申し訳ありません。
【撮影:2024/10中旬 京都市上京区】