ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

イタリアン・シューズ

2019-07-29 08:05:19 | 本の紹介


byヘニング・マンケル。柳沢由実子訳。東京創元社。

フレドリックは元外科医。66歳。何年か前に医療事故を起こしてしまい、
若くして引退。スウェーデン東海岸群島の一つにたった一人で住んでいる。
話し相手はときおり島を訪れる郵便配達員のヤンソンと、名前のない犬と猫だけ。
フレドリックは毎日、簡単な日誌を書き、厳寒の冬でも氷を割って
その中に身を沈めることを日課にしているという、ストイックな暮らし。
そんなある日、一人の老女が島にやってきた。彼女、ハリエットこそ、
彼が医大の研修生だったころつきあっていた相手だった。
ハリエットがやってきたことによって、
フレドリックの過去が暴かれ、運命が大きく変わっていく・・・

さて、今日のベル。



クロちゃんとの微妙な距離。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする