byアリス・フィーニー。西田佳子訳。講談社文庫。
私(アンバー)は覚醒した。耳は聞こえるが、喋れず、身体も動かない。どうやら事故に遭ったらしい。ここは病室らしく私はいろん管に繋がれている。何があったか思い出せない。それに私はまわりから意識がないように思われている。夢を見たり覚醒したりを繰り返しながら見舞い客や親族、医師、看護師の話から少しずつ記憶がもどり始める。過去と現在が交差して、だんたんと自分を取りもどし・・・しかし・・・
さて、別の日のベル。
散歩から帰ってきたベル。
庭で追いかけっこをしているつもり?