Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

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久しぶりに映画館で映画みた。

2023年12月29日 16時47分21秒 | 映画とか
映画館で映画を見たのは「ブレードランナー2049」以来、調べてみると2017年だったのでなんと6年ぶり・・・そんだけ映画への興味が薄くなっていたようです。
で、そんな話しは置いといて何を見て来たかというと、そりゃもう「ゴジラ−1.0」って事で話題になり方を確かめてから今ごろ見に行くという腰の重さでありました。
ま、もちろん評判通り映画館で見る価値は十二分にありました。
重巡高雄に四式中戦車に更にあの震電が登場するとあってその筋の人達(わたしを含む)の話題をさらっておりましたが(笑)、シンガポールに係留されていた高雄が直ぐに外洋航行できる状態にあったとかなかったとか稼働状態の四式中戦車が何台もあったのか?とかそもそもちょっとした整備だけで飛行可能な震電があったはず無いだろとかいろいろなオタク的意見は踏まえつつ、そんな突っ込みどころをふっ飛ばしてしまえるだけの「物語り」としての説得力があったように思いました。あるいは、人間の描写力と言う事でしょうか。
今回のゴジラ−1.0は世界的にもヒットしているようですが、終戦直後の東京の描写やある意味旧来のハリウッド映画なら全部切り捨ててしまうような感情表現や人間描写を海外の人達がどう感じたのか妙に気になったりします。
ひとつ思うのは、日本的?な心理(感情)描写を海外の人達が受け入れているとすれば、間違いなく日本アニメの世界的な浸透が背景にあるのに違いないと思ったりでありました。

久々に映画を見た(映画館で)

2017年12月12日 20時36分43秒 | 映画とか
先週のことですが、「ブレラン2049」を見てきた。ほとんど公開最終日、うっかり見逃すところだった。
レンタルDVDばかりじゃなくて、やっぱ映画館で見るのは良いなぁ~と思ったのだった。

で、その中身はどうだったのかと言うと、思ったよりおとなしい映画でよかったという印象であった。
「おとなしい」はもちろんいい意味であり、私なりの絶賛表現なのです。
余分なもの過剰なものがあまりなくてほんとに良かったという意味です。

良くも悪しくも伝説的な映画の続編なので、力んだ過剰な意味付与がいろいろあるのではと不安だったです。
にもかかわらず、比較的単純なストーリーだてなのに3時間弱という長尺に、
まったく飽きることのなかった映像美の奥深さ・・・、圧倒されました。

映画製作のこだわりと監督のすさまじい力量・・・恐れ入った。

伝説の前作は最初からストーリーも世界観も原作無視だったけど、
この「2049」ではそこはかとなくフィリップ・K・ディックの世界観が漂っている、
という印象を受けたのは私だけでしょうか?

3年くらい前の「インターステラー」といい、なかなか奥深いSFものが出てきますね。
マンネリ感を指摘されて久しいハリウッドもまだまだ捨てたもんじゃない。