Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

タミヤ1/35 BT-42 最終回

2022年09月25日 23時40分15秒 | プラモ(芬軍車両)

くたびれた車両の脇に憂い顔で佇むのは将校さんでしょうか?。

「なんかすぐ錆びが浮いて来ちゃうのよね、ロシアの錆止め剤はダメダメなんで下地からちゃんと塗り替えんとあかんよって言うといたんやけどなぁ~・・・あっ、砲塔も錆だらけやけどこれウチで作っとるんやったっけ・・・あかんやん。」

いきなりで失礼いたしました。

車両に搭乗しないフィギュアの処理に困ってしまい急遽付け焼刃展示台を作ってしまいました。

いつものように100均ダイソーの木製トレイを裏返し地面のベースにこれまたダイソーの発砲スチレンボードを貼り付け、さらにまたダイソーの木粉粘土を盛り付けました。スチレンボードには木粉粘土が食い着き易いようにカッターナイフなんかでキズをいっぱい入れておきました。

木製トレイに直接木粉粘土を盛らないのは植生を植え込むための穴を開けやすくするためです。

粘土がまだ柔らかい内に車体を押し付けて履帯跡を作ったらタミヤテクスチャーペイントのダークアースをアクリル溶剤で薄めながら塗り付けました。

乾くのに時間がかかるので、その間にフィギュアを塗装です。

タミヤアクリルでベタッと塗り分けた状態。

タミヤエナメルのハルレッドとフラットブラックを溶剤で希釈して墨入れ&ウォッシングしました。

これ以上の事は私の腕前ではたいして意味を為さないので、こんな感じで割り切ります(汗)。

今回地面の植生に新たなマテリアルを導入しました。

鉄っちゃんモデラー御用達のフィールドグラス。

これが取説ですが、

1本1本束ねながら接着して行くのはかなりうざったい。

多少なりとも生産性を上げられないかと考えた方法がこれ。

適当に束ねた状態で2ヶ所をボンドで接着、ある程度くっ付いたらボンドの接着場所を含め3ヶ所で切断すると、1度に4本が出来上がり。

植え込み中の図

これだけだと寂しいので、今まで使ってきた植生材料も併用してます。

記事は制作中と完成記事の2回に分けた方が良かったかもしれませんが、ここから毎度おなじみサーバー容量無駄遣い画像垂れ流しでございます(笑)。

車体は前回の状態からチッピングだけ加えました。エナメルのハルレッドで書き込んでます。

ここで牽引ワイヤーの取り付けを忘れているのに気づきました。

が、ま、いっか~でこのまま行きます。暇な時に付けておきますってことで・・・(汗!)。

実車の方は18両しか生産されておらず、華々しい活躍はほとんど出来ていません。なのに天下のタミヤがキットリリースするほどになったのは、特異な形状もありますが、やはりアニメ「ガールズ&パンツァー」での活躍のおかげでしょうか。

実車について知りたい方はこちらをどうぞ。

BT-42 - Wikipedia

砲塔の鍵十字はナチスのハーケンクロイツではなく、ナチスが結成される以前から使われていたフィンランドの国籍マークであることを強調しておきます。

さてお次はクラキンさんが所属するモデラーサークルノンストック展示会用にひとつくらいはテーマに沿ったものをという事で「虎Ⅰ後期型(タミヤ1/35)」に手をつけようかと思いますが、久々のツィンメリットコーティングであります・・・どうなりますやら。

拙作に最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました♪。


タミヤ1/35 BT-42 ウェザリングその1

2022年09月10日 15時42分52秒 | プラモ(芬軍車両)

バシャっと全体をウォッシングしました。

ヤスリ作戦の痕跡が僅かながら残ってます。が、ヤスる事で発生していた疑似ドライブラシ感はヤスられる事で発生した塗膜の微細な粒子なので、大半がウォッシングで流れてしまったようです。ま、当たり前か・・・。

全体をウォッシングしたら今度はモールドの窪みや段差を中心にピンウォッシュを実行しました。

いつもと同じウォッシング溶液。

今回はあらかじめ溶液の色を3段階で用意し、全体のウォッシングは一番右の明るいバフ+フラットアースを中心にした色で行い、ピンウォッシュは真ん中のフラットアース+レッドブラウンを混色した溶液で場合(気分?)に応じて左右の溶液と筆を付け替えるように混ぜながら行ってます。

上の写真は作業終了後に撮影したので溶液が少なくなり色もだいぶ混じり合っちゃってます。

もちろん全ての溶液に写真中央右寄りに写ってるパステルを削った粉を混ぜてます。

このパステルばっかり使ってるのでご覧の通りかなりチビてしまってます。

結局いつものコテコテ状態に落ち着きそうですが、基本色ドライブラシの不調からもの足りない退色感をパステルウォッシングでカバーしようとする結果だという事なんやね・・・もうちょいなんとかしたいと思いつつ・・・まっ、いっか・・・。

足回りはこんな感じ。

このあとは、やはり雨だれ、錆だれ、チッピングのAFVプラモ3種の神器でしょうか(笑)。

その前に油彩で更に悪足掻きを重ねるかどうか、一呼吸置いて考えます。

 

本日のBGM

ドレッド・ツェッペリン!。

レッド・ツェッペリンのナンバーをレゲエアレンジで、しかもボーカルがプレスリーのものまね?という凄い内容。

これをBGMにすると大笑いして手が止まり、作業が一向に進みません(笑)。

でも、ただのおちゃらけパロディーバンドではなくアレンジと演奏は一級品なのがまた驚きなのでありました。


タミヤ1/35 BT-42 ドライブラシ編

2022年09月07日 23時52分26秒 | プラモ(芬軍車両)

パラディンのドライブラシが不調で早々に諦めてしまったので、こっちはちょっと頑張ってみようとやってみましたが・・・。

なかなかしっくり来ません。

↓せめてこれくらいにしたいのですが・・・。

 

クロムウェルの塗装その他 - Junky Monologue

キットの組説によると車体の基本色がフラットブラック1:ディープグリーン4:フラットアース4(タミヤアクリル)という組み合わせ、なんでも英軍呼称ではオリーブドラブN...

goo blog

 

筆も同じだし、塗料もいつものタミヤアクリル、色が少し違うだけで去年出来て何故今出来ないのか・・・気温のせいなのかなぁ~・・・。

車体裏でドライブラシの色加減を試してます。

赤囲みの部分はドライブラシ用の調色をそのまま普通に塗った状態、こんなに色味が違いますが、擦り付けると馴染んでしまい色調差があまりなくなってしまいます。

おまけに何度も繰り返し擦り付けるので表面がこんなに荒れてきました。

で、凸凹になった表面を少し均して塗装し直そうかと思いスポンジヤスリでヤスってみると・・・、

これやがな・・・な、なんかいい感じのムラ加減・・・。

車体も少しヤスってこんな感じに。

まさかヤスリがけしちゃうとは・・・こんなもんでデカール貼りました。

あいかわらず全くコントロール出来てませんが、パステルと油彩のフィルタリング効果に期待して次はウェザリングに進みます。

 

本日のBGM

前々回に同じです。妙に嵌まってしまってます。


タミヤ1/35 BT-42 組み立て中その2~基本塗装その1

2022年09月04日 14時56分07秒 | プラモ(芬軍車両)

ぬかるみ作戦が一区切りついたので、BT-42の続きです。

いきなりのマズルブレーキ。陸自の16式みたいな多穴式になってます。

細かいのでキットは当然モールドのみなのですが、何をとち狂ったか穴を開け始めてしまいました。

気まぐれにひとつ開けてしまうと全部やらんとあかん事になるのは、普通先に気付くやろに・・・。歳にせいなのか夏バテのせいなのか・・・しょうがないので全部開けました。おかげで所々失敗しています(汗!)。因みに使用したピンバイスは0.4mmです。

大勢にあまり影響のない作業(汗!)が終わったところで今度は足回り。

組立履帯は組み付けると外せなくなるので、先に基本塗装を済ませて置きます。

履帯の組付け前に車体下部のウェザリングまで行っておく人も多いようですが、私は基本塗装だけにしています。後から筆を入れる隙間は充分にあるのようなのと出来れば全体を一気に行いたいからです。

起動輪から順番に取り付けます。

センターガイドを引っかけて駆動するというT-34にそのまま継承された構造です。

組み立て履帯は最後の1枚の調整で四苦八苦する事がよくありますが、今回は今まで以上の大問題が・・・。

なんと履帯が余り過ぎる!。・・・普通の履帯ならひとコマ削除すれば良いのですが、こいつはセンターガイドがあるのとないのとが各1枚づつで1組という構成(T-34と同じ)・・・1組削除すると今度は長さが完全に足りなくなるのです。

しょうがないので不本意ながらアイドラーと起動輪それぞれの下方を弛ませて余分な長さを吸収することに・・・カッコ良くはないけど上側が浮き上がるよりはマシ・・・(苦笑)。

写真ではさほどに感じませんが・・・実物はちょっと・・・なのです。

下は調整中の図。

ポリキャップ式の転輪や起動輪はこういう時にはクルクル回って酷くやり難いのです。

強引になんとか決まったところで破損しないように流し込み接着剤でガチガチに固めてしまいました。

ベルト式より実感が高いというのが組立式の利点のはずですが、こうなるとちょっと・・・ではありますが、実のところこのT-34タイプの履帯に限ってはベルト式より組立式の方がコーナーがカクカクになってうんと良いのですけどね。

ま、そんなこんなで時間ばかり取られましたが、他の部分も一気に組み上げました。

砲塔某盾まわりにもこんなPEパーツがあったりします。ここはプラじゃこんなに薄くは出来ないのでポイントは高いです。

一気に基本塗装を済ませました。

今回は迷彩にせず、単色塗装で行きます。迷彩が面倒という訳ではなく単色塗装で最近あまりうまく行ってないドライブラシ退色表現をしっかりやりたいと考えたからですが、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか・・・やってみないとわかりません。

基本色は組説指示の通りフィールドグレイ(タミヤアクリル)。こんな色を車体色に使うのは初めてですが、意外にいい感じです。

お楽しみのドライブラシは次回におあずけ・・・本日はここまででした。

 

本日のBGM

トミー・フラナガン!。これぞ、いぶし銀。


タミヤ1/35 BT-42 組み立て中

2022年08月28日 16時58分08秒 | プラモ(芬軍車両)

UEトラクターは展示台のジェルメディウムが乾かないので、その間にBT-42の組み立ての続きを行いました。

エンジンルーバーのPEパーツです。

簡単にR曲げが出来るように治具が付いてます。凸凹型でプレスして曲げが出来ます。

他にも割と細かい処がPEになってます。

ラジエターの吸気口(排気口?)と思しき部分です。

PEは瞬着が良くないのか・・・何気に時間が掛かります。

瞬着は嫌いです。PE用にいい接着剤を開発してくれませんかね。

防盾まわりにもまだPEが残ってます。

やっと砲塔に手が着きました。

出来れば基本塗装まで進めたかったのですが、本日はここまでとなりました。

次回はUEトラクターのなんちゃって最終回にするつもりです。

 

今日は少し涼しくなりましたが天気がイマイチ。

朝は小雨状態だったので傘を持って歩行運動開始、途中でそこそこの本降りになって途中で切り上げたのでのですが、思ってたより歩数は行ってました。

こっちは昨日の歩行運動量↓。

歩きゃいいってもんでもないですが、土日はしっかり歩いておかないと平日はどうしても運動量が減ってしまうので、すぐに鈍っちゃうんですよね。


タミヤ1/35 BT-42 組み立て開始

2022年08月12日 15時21分57秒 | プラモ(芬軍車両)

昨日の事は忘れて次に掛かります。

あっ、一応報告しておきますとミッシングパーツはまだ見つかりません。

念のため、いつもお世話になっているタミヤプラモデルファクトリー新橋店に電話してパーツ在庫の有無について問い合わせ、すると在庫ありとの事なので流れでそのまま注文してしまいました。入荷は来週末くらいとのことでした。

電話注文出来るなんて知らなかった、但し取りに行かんとあかんけどね。ま、通勤ついでです。

それにしてもタミヤファクトリーの店員さん達は凄く親身に対応してくれます。

某超大手IT企業&スマホメーカーを見るまでもなくユーザーの利便性は切り捨て、

信者洗脳が世界標準のマーケティングなのに今時珍しい日本型企業です。

という事で捜索活動は打ち切り。でも探すの止めると見つかるんですよね・・・。

さて、次は前々から決めていたBT-42。

ガルパンファンの方ならよくご存じでしょうけど、そうでない方に簡単に説明しておきます。

フィンランドはロシアソヴィエトとの冬戦争時に相当数のソ連戦車を鹵獲し、その一部に独自の改造を施しました。

鹵獲したBT-7の車体にイギリスが供与した旧式の榴弾砲(口径114mm)を搭載したのがこのBT-42という訳です。

ベースがBT-7なので車体サイズは小さいですが、キットのパーツは意外に多く感じます。

なのでたまにはキットをちゃんと紹介しておこうかと・・・。

ランナーは5つのポリ袋に分かれて入ってます。

これは1つの袋に2枚のランナー

これも2つの袋に各2枚のランナー

都合全部で箱サイズのランナー4枚、ちょっと小さめのランナーが4枚、

計8枚のランナーがありました。

PEも1枚付属してます、エンジングリル用です。

あとは実車のカラー写真が表裏で1枚

 

塗装&マーキングのガイドは白黒でペラ1枚の表裏

 

フィールドグレイの単色塗装とこの間のⅢ突と同じ3色迷彩もあったようです。

で、びっくりしたのは単色パターンの下の方、なんと1951年の戦後仕様とあります。

確か18両くらいしか生産されてないはずなんですが戦後まで使われたというのが凄い・・・。

あとは、組説とタミヤお馴染みの実車&歴史解説書(写真省略)。

キット内容は以上で、さっそく組立開始。

車体はいわゆる箱組仕様です。

BT-7はアメリカが開発したクリスティー戦車をそのままなぞっているので、履帯を外して道路上を経済走行できるように駆動輪から一番後ろの転輪へ動力伝達のためのギアボックス(チェーン駆動だっけ?)があり、それがきちんとパーツ化され再現されています。

が、しかし、これもクリスティーサスペンションの特徴である二重装甲が被さると・・・ほとんど見えません(残念)。

クリスティー式の特徴はもうひとつ↓。

転輪のみで走行する場合のステアリング装置が第一転輪に仕掛けられています。

可動こそしませんが、ちゃんと再現されているのが感激です。

出来上がった時にどの程度チラ見えするかが楽しみですが・・・。

転輪、アイドラー、起動輪を取り付けてみました。

この状態でステアリング装置の見え方・・・。

う~~、履帯を履かせるとやっぱ見えませんねこりゃ。

転輪その他は全部ポリキャップ式で着脱できるので塗装時に便利ではあります。

が、履帯は組立式で一旦組み付けると外せないのでこの状態で先に塗装を済ませた方が楽ではあります。

なんですが、単色塗装にするか3色迷彩にするか決めかねてしまって本日はここでストップでした。

明日は別のを組み立ててるかもしれません。

 

本日のBGM

ロニースコットクラブ(ロンドン)というライブハウスでの2008年のライブ盤。

タル・ウィルケンフェルド嬢のベースプレイを聴きたくなり、

中古屋では見つからなかったので、珍しく新品(輸入盤)を買ってました。


タミヤ1/35 Ⅲ号突撃砲 フィンランド仕様 最終回!

2022年05月29日 11時09分55秒 | プラモ(芬軍車両)

「冬戦争」、「継続戦争」と2度に渡るロシアソヴィエトのどさくさ紛れの侵攻を耐え凌いだフィンランド、

このⅢ突は2度目の主役と言えるのでしょうか。

ナチスの鍵十字が付いている事に違和感を感じる人もいらっしゃるかもしれません。

フィンランドは確かにそのせいで、戦後しばらく国際関係の中で第二次大戦の敗戦枢軸国側として邪険に扱われていたように思います。

でも元々はイギリス(欧米諸国)に支援を求めたりつつも、対ナチス戦略上スターリンへの忖度が優先されまともに相手にしてもらえず、仕方なくナチスと手を組んだようです。

(ただ、1回目の冬戦争では大戦がまだ始まっていなかった事もあり若干イギリスに支援してもらってます)。

そんなこんなの状況下、もしスターリンにあの時(無条件に)妥協していたら、国民の幸福度ランキングで常に上位にいる今のフィンランドには確実になっていなかっただろう事だけは言えるのだと思います。

国際関係というのはかくも難しい選択を迫られるものなのですね。

(記事投稿後、前置きを加筆修正しました。5/26)

※記事投稿後、いろいろと理解を間違えていた部分が発覚しております。

まず「冬戦争」はソ連の一方的な不意打ちにより始まりましたが、「継続戦争」は「冬戦争」の結果による失地挽回も狙ってフィンランド側から宣戦布告がなされています。戦争末期にはソ連との講和交渉の成り行きによりドイツと戦端を開く事にもなっています。このあたりの経緯については一筋縄では行かない複雑な国際関係が渦巻いていたようであります。戦後はソ連への従属外交路線であったようですが、他の東欧諸国と違い属国ではない独自の独立を守ってこれたのは徹底抗戦の歴史があったためと思われます。

ご参考まで

冬戦争 - Wikipedia

継続戦争 - Wikipedia

またカギ十字マークはご存じの通り日本でも「まんじ」として知られた図形で不思議な事に太古の昔から世界各地に存在し(スワスチカ)、ナチスドイツの成立以前からフィンランド軍の国籍マークになっており、ナチスドイツとの同盟関係とは直接関連しない事を記しておきます。

参考資料⇒卍 - Wikipedia

(5/27修正)

 

諸々不備により異常に前置きが長くなりました、申し訳ありません。

ま、とにかくこのⅢ突Gはサンタさんの国を守った戦車なのでありました。

森林と湿地帯が広がる当該地域で待ち伏せ攻撃を行うにはちょうど良い車両だったのかもしれません。

ちょっと時事ネタ繋がりにも見えてしまいますが、ともかく最終回です。

前回からの追加点はチッピングと錆になります。

チッピングは単純にハルレッドを極細面相筆でチョンチョンと書き込ました。

錆は赤とオレンジのパステル粉をエナメルのクリアとフラットベースに混ぜつつ溶剤で希釈し、目立たち過ぎないよう抑制したつもりです。

あと、車体前面にドロ汚れをスパッタリングで追加しました。

さて、恒例の画像垂れ流しでございます。

ちょっとくどいかもですがご笑覧いただければ幸いです。

 

次はスーパーシャーマンの仕上げですが、ちょっと手こずりそうな予感が・・・。

拙作にお付き合い、ありがとうございました♪。


タミヤ1/35 Ⅲ号突撃砲 フィンランド仕様 その4

2022年05月27日 00時14分13秒 | プラモ(芬軍車両)

ちょっと目が疲れやすくなったり、ドタバタ事が多くなって更新が遅れております。

プラモ弄りの時間がないと言うほど忙しい訳ではないのですが、ブログ記事にする時間を確保しにくいという形でシワ寄せが発生しております(汗!)。

 

さて、Ⅲ突フィンランドですが、いきなり泥だらけになっちゃってます(笑)。

毎回同じ事の繰り返しなので、説明記事はパスさせていただきました。

どういう事なのか知りたい人は以下の過去記事をご参照くださいな。

 

タミヤ1/35M10ⅡCアキリーズのウェザリング その2 - Junky Monologue

足周りにドロ汚しを行いました。まずは、パステル粉とエナメル塗料でドロ溶液を作ります。とにかくパステルを削りまくって粉をどんどん加えてゆきます。溶かすエナメル塗料...

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毎度おなじみ泥ゲル攻撃終了です。

車体上部はざっとこんな感じに。

コンクリートの増加装甲部分の質感がイマイチですが、ま、こんなところで・・・(汗!)。

一応、あとチッピングと錆付けを行う予定です。

フィギュアはこんな感じで、ベタッと塗り分け。

フィンランド軍軍服はニュートラルグレイ(タミヤアクリル)でフラットベースを混ぜてます。

希釈したタミヤエナメルのハルレッドでシャドウ入れを行い、こんな感じになりました。

やっとオバケ目玉を卒業できそうかも、でもこれ以上は・・・と壁にぶつかっているようです(汗!)。

そんなこんなでありますが、次回はなんとか最終回にしたいところであります


タミヤ1/35 Ⅲ号突撃砲G フィンランド仕様 その3

2022年05月04日 22時49分29秒 | プラモ(芬軍車両)

GWも半分過ぎちゃいましたが、何かと雑用を仰せつかることが多くなかなか手が進みません。

フィンランドⅢ突の続き、車体上部もざっくり迷彩塗装を行いました。

使用色ですが、緑部分はNATOグリーン、茶色はレッドブラウン、グレイ部分はミディアムグレイ、

全てタミヤアクリルで調色なしのいわゆる瓶生色です。

色の境界線を整えましたが、上の写真と比べて何も変わりないように見えます。

色の境界のボカシ幅を極力少なくしようとやってみたのですが・・・。

戦闘室前面のコンクリート装甲の部分ですが、少しはそれっぽく見えないかと思いダークグレイをドライブラシしてみましたがその効果はいまひとつよくわかりません。

車体後部の雑具箱のおかげなのかやけに少ないOVM類を取り付け、側面の丸太装甲を仮付けしてみました。

なんかいつも以上に荒っぽさが目立ってますが、集中力が続きそうにないのでこれぐらいにしてあとはウェザリングで誤魔化そうと思います。

デカール貼ったらいよいよウェザリングですが、合間にフィギュアも準備です。

が、本日はここまでとなりました。

スーパーシャーマンもドライブラシを再度実行してますが、その記事は改めて明日にでも・・・。


タミヤ1/35 Ⅲ号突撃砲G型フィンランド仕様 その2

2022年04月27日 23時05分21秒 | プラモ(芬軍車両)

以下日曜の夜から昨日の夜までの作業報告・・・。

車体下部&転輪回りを先に塗装しました。

ツェルツェンを外し、車体側面下部に増加装甲を取り付けたのがフィンランド仕様の特徴だそうです。

塗装の方はどうせ完成時はあまりよく見えないし、更に泥だらけにするつもりなのでかなり荒い状態のママで良しとしてます。

何故先に塗装したかというと、主砲基部を接着固定するためには車体上部を先に固定しないといけない仕様になっているためだったりします。

履帯の弛みを工作する都合もあり車体上部を固定する前に基本塗装しておかないと面倒臭くなってしまいそうだったのでした。

前方(左)から2本目の真鍮線が左右分離されているのは、この間に主砲基部が固定されるためです。

車体上部を接着後、主砲基部も接着固定しました。

比較的最近のキット(2010年リリース)にしては珍しく履帯が内側で剥き出しになってしまう処、ちゃんと蓋をしてます(白い部分)。開いたハッチの隙間から履帯が見えたりすると興醒めなので。

 

おまけ、

塗装乾燥待ちの間にネルソンの甲板を塗装したり・・・

AFVや飛行機とは違う感覚を要求されそうです。

 

本日のBGM

引き続き、シベリウス(半分はシェーンベルクですが)。

今度はヴァイオリン協奏曲でありました。

ヴァイオリンはヒラリー・ハーンお嬢さま。

重苦しくなり過ぎないのが良いです。


タミヤ1/35 Ⅲ号突撃砲G型フィンランド軍仕様 その1

2022年04月17日 17時13分58秒 | プラモ(芬軍車両)

IDFシャーマンに少し手を着けちゃったり、一旦AFVから離れようかと思ったり、

どうしようか迷ったのですが今日のところはコイツで行くことに。

車体が6割ほど組み上がり。

普通のタミヤキットと違って転輪とアイドラーがポリキャップ式になっておらず接着しないといけません。

なので着脱自在というベルト式履帯の利点をあまり生かす事ができず・・・。

というのは車体下部まで迷彩塗装が必要なので履帯と転輪を組付けると塗装の邪魔になるので、今はまだ仮組状態で転輪もアイドラーも固定していません。持ち上げると分解します。

起動輪だけがポリキャップ式になってます。

素組が基本方針ではあるのですが、少しだけ手を入れました。

機関部左右にあるルーバー(吸気用なのか排気用なのかは知りません)ですが、組説では別売のPEを貼り付けることになってます。

が、わざわざ買って来るのも?なので、ジャンク箱の中にあったナイロンメッシュで代用しました。

車体後端裏側にも同様な場所があります。

実車とはだいぶ異なるでしょうけど、気にしません。

こういう遊びです、遊び。

ってところで、本日はここまででした。

次はもしかするとIDFシャーマンとの二正面作戦になるかもです。

初艦船も気になってます・・・。

 

ところで、このフィンランド軍が使用したこの車両が何故ナチスの鍵十字を付けているのか?

いきなりですが、歴史のお勉強です。

第1幕 冬戦争

冬戦争 - Wikipedia

第2幕 継続戦争

継続戦争 - Wikipedia

第二次大戦期は、単にナチスドイツや我が日本など枢軸国と連合国の関係だけではなく、現代に繋がる西側VS東側の対立も既に加わっていて、想像よりうんと複雑な構造を持っていた事がわかります。

ソヴィエトロシアだけでなく米英仏さえも、大国は昔から勝手なものでシワ寄せはいつも周辺の小国に現れるようです。

現下のウクライナへのロシアの侵略戦争と第二次大戦期にあったフィンランドに対するソヴィエトロシアの戦争との間に共通性は有るようで無いようでよくわかりませんが、ひとつだけロシアのご都合主義な正義に基づく汚く悪辣なやり口と相手を甘く見たことだけは共通しているようです。

てな事で本日のBGM

シベリウス。フィンランドと言えばこれしかない。

有名なフィンランディアと交響曲2番

独特の悲壮感と高揚感と美しさ。

ついでにシベリウスについては↓コチラ

ジャン・シベリウス - Wikipedia