艦橋を含む船体の上部構造物ですが、透明レジンキャスト作戦が失敗に終わったため、Bプランに変更となりました。
とは言うものの、どうすれば良いのか五里霧中だったり・・・そこで元々どう考えていたか振り返ってみた。
事の起こりは「どろぼうひげ」氏のこのページを見てしまったこと。
https://dorobou.blog.ss-blog.jp/archive/c2306020271-1
小さなバンダイVMスターデストロイヤーが大スケールモデルのように見事に電飾されています。
要になるのが透明レジンパーツへの置き換えです。
何故わざわざ透明パーツに置き換えるのかというと、モデル自体が小さい事もあり、普通に穴を開けたり光学繊維を通しても光点が大きくなってしまい、スケール相応の実感が伴わないだろうという理由によります。
透明パーツの表面を一旦光が通らないように塗装してしまい、後から塗膜に小さな穴をたくさん開けて行くというやり方になりますが、スターウォーズ第1作目のミニチュアワークで実際に行われた方法でもあります。
今回、ドッキングベイと船体側面(舷側?)部分のみかろうじてキャストできましたが、
他の部分は例の白濁現象と不慣れな事による形の歪で使える状態にならなかったため、代案検討中というのが只今の状態であります。
で、以前修復したバンダイエンタープライズの電飾がどうなっているか見てみると(ピンボケですみません)・・・。
窓は単純に穴が開いてるだけなのですが、その背後に透明プラのブロックがあり、うまく光を拡散しています。この透明ブロックのおかげで全体のムギ球の数が意外なほど少ないのです(5~6ヶしか使われていなかったはず)。
これはちょっとヒントになりそう・・・。
さっそく実験です。
プラ板を適当に切って小さな箱を作りました。
遮光のため黒く塗り、0.3mmピンバイスで穴を開けました。
まずはこの状態で内側にLEDを入れ光らせてみます。
プラ板は実際に近いように1.2mm厚を使っています。
1.2mm厚に対して0.3mmの穴なので、眼と穴とLEDが一直線になった場所では強く光って見えますが、少し角度が付くと影になって光が見えないはず・・・でも暗いですが意外に見えてます、穴の側壁に反射しているせいだと思われます。
更に実験を進めます。
今度は裏側から穴を透明なエポキシ接着剤で塞ぎ、1液性の透明レジンを少し流しました。
エンタープライズに使われている透明ブロックの役目を検証するためです。
点灯してみます。
強く光ってるように見えますが、実際は上記の角度の問題で角度が変わるとやや強いかな?程度の違いです。
ちなみに1液性レジンは今回お初の新兵器です。
本来は別の目的(海を表現したい)のために買ってみました(2液性とか紫外線を当てるのは面倒臭い!)。
更に2ヶ所ほど0.25mm径の光学繊維を差し込んで点灯してみると・・・。
どうでしょうか、光学繊維の先端は角度が違っても光って見えます。これは使えるかも・・・。
ただ実際の作業としては、全ての穴に光学繊維を植え込むのはめちゃしんどいので、ただの穴開けとの併用になりそうな気もします・・・。
いいところでありますが(だからこそ?)次回に続きます(笑)。
ところで先日、仕事で出かけたついでに秋葉原のラジオセンターに寄ってみた。
スピーカーを作ってた頃はよく立ち寄ったものですが、今回はこれらの雑品をゲット。
単価が安い資材をネットで買うと使い切れないほど量が多くて困ってしまいますが、
ここなら数十円だって単品売りが基本。
こんな100円、50円のお買い物なのにお店のおじさん達はとても楽しそうに対応してくれます。
きっと何か共通する臭いを感じるのでしょうかね。
ともかくここは、えっ、こんなパーツがあるの?的発見が楽しくてたまりません。
でも、いつまで存続してくれるのでしょうか?。
オーディオ系のパーツをあまり見かけなかったのは気のせいかな?。
ラジオセンター的に微笑ましいのですが、昔はこんな事なかったような・・・。
お店の数も随分減ってしまったようにも見えます。
時代の趨勢という事は重々承知ながら、
ラジオセンターのないアキバなんてと思うのはもう私のような世代だけになっちゃったんでしょうかね?。