Junky Monologue

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2度目のインドネシア

2019年12月30日 13時37分52秒 | 旅行
11月の末から12月の初めにかけて、ちょっとした私的なイベントのため7年ぶり2度目のインドネシアへ渡った。
前回はジャカルタに滞在しただけだったが、今回の目的地はジャカルタから東へ約300Km、西ジャワ州のはずれクニンガン。
列車で3時間半+車1時間半という距離感。

愚息の手配によりこんな豪勢な特別列車に乗ったり・・・。

日本からわざわざ駆けつけてくれたお客さんへのおもてなしだそうだ。
アテンダントが2名もついてお世話してくれたり(左下)

汚いジャカルタ市内はすっとばして車窓からの風景


途中の通過点には鉄ちゃん達の間で超有名なチカウムの廃車置き場も、
下の写真は1週間ほど前に火災が起こった跡とか・・・。


中継点のチレボンという駅とその周辺、ここで車に乗り換え。

そこそこの地方都市のようだが、ジャカルタのような汚さはない。

で、↓これが最終目的地。田園に囲まれた小ざっぱりとした集落だった。

いかにもジャワな風景が広がっている。なかなか美しい場所である。

近くのモスクの尖塔に三日月・・・いかにもイスラムっぽい。


で、これがとあるイベントの会場(前日準備中の様子)・・・これで何のイベントなのかたいがいバレバレですね。


肝心のイベント中の写真は・・・ってそれは内緒です(笑)。
それなりに盛大なイベントでありました。
相手方と地元の方々、日本からのお客さんに感謝です。


それはそうと7年ぶりのジャカルタで気づいたこと。
それは通りを走る車がみんな真新しく綺麗なこと、
乗り合いバスもピカピカになってもうドアを開け放して走ったりしていない冷房も効いてる。

あまり写真を撮らなかったのでいい写真がないけど、わずかな間に急速に発展してるのは間違ない。
街中にあった廃墟な建物も確実に少なくなっている(舗道は相変わらず凸凹だけど)。

早くも日本に追いつきつつあるのか・・・確かに色々まだまだな部分はありますが、
長く止まったままの日本のみなさんはもう少し危機感感じた方が良いとか悪いとか・・・。

もちろん、日本が作ったMRTJもちゃんと走ってます。



それにしても長距離列車を含め鉄道が遅延なくオンタイムで動いていたのが驚き。
かなり頑張ってらっしゃるのは間違いないようです。

仲良くなった現地の人に「以前に比べてジャカルタのカオスが薄くなってちょっと面白くなくなった」と言うと
「そりゃお前は外から来たからそう思うだけで住んでる身になってみろ」と言われてしまった、確かにおっしゃる通りです~っ!。
でもね、格差だとか福祉だとかいろいろ問題あるにしろ多様性とカオスは社会の活力の素であり包摂力の大きさだとも思うのよね。
ともかく日本のように息苦しい社会(そう思ってるのは私だけ?)にだけはなって欲しくないのよね。
これ以上はグダグダになっちゃうので、それはまた別の機会にって事にして、
今のところインドネシア現政権も多様性と寛容さを売りにしてはおりますが・・・、
はてさて、その持続性はいかに?。