Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

モスキート(その4)

2020年10月31日 22時42分18秒 | プラモ(空もの)
土曜日が来るのが早い。仕事があまり忙しくないせいか、それとも歳のせいか。
どっちでもいいけど、今日はちょっと4時間くらい頑張りました、と言いつつ半分は塗装の乾き待ちだったりして。
これが塗装1回目

写真だとわかりにくいけど、相当なムラムラ状態。手元の塗料で適当に塗ってみたけど、グレーがちょっと暗すぎるような・・・。


これが2度目の筆塗り後。暗すぎた感じのグレーをちょっと調色して少し明るくしてみたけど、写真の発色が悪いのでよくわかりませんね(1回目の方の写真はストロボが自動で光っちゃったので余計分かりにくくなっます)。
実機の本当の色はよくわからないし、さほど拘りもないですが自分の中のイメージに照らしてどうかというと・・・まっ、こんなもんでしょ、成り行き主義なんです、ハイ。

計3回重ね塗りして色の境目をぼかしながら整えて基本塗装は終了。

ムラが完全には無くなってないけど、こんなもんで後はウォッシング&ウェザリングで誤魔化せばOK。実機でもかなりムラはあるはずってことにしといて、本日はこれにて終了。
実は作業中にコクピットの照準器がポキリと折れてブラックホールに旅立ってしまいました。よく出来てたパーツだったのに・・・R.I.P.
さて、明日はどこまで進むやら・・・照準器をスクラッチして風防の枠を塗るだけで1日終わっちゃうとか・・・。

恒例となった本日のBGM

ケイト・ブッシュ「The Sensual World」、こういうエキセントリックなの割と好きなんです。
右のはバーンスタイン&ウィーンフィルのブラームス交響曲2番・・・ブラームスについては以前から何か書いておきたいと思いつつ、保守的でありながら先鋭的、受動的でありながら攻撃的、なかなか言葉にするのが難しい奥深い作曲家でございます。
やっぱり今日も聞惚れちゃって手が全然進みません(笑)。

モスキート(その3)

2020年10月25日 14時10分14秒 | プラモ(空もの)
本日の進捗。
ちょっとカタチになってきておりますが・・・たいして進んでおりません。

写真ではうまく写ってませんが昨日の通りコクピットがいい感じなので、ついウォッシングして実機なら金属製と思しき部分をシルバーでドライブラシ、完成時にはほとんど見えないだろうし大勢に影響ないように思いますけどね、まっ、そういう遊びだってことで。でもなんせ木造機ですから無線機の筐体まで木造だったりしたら笑っちゃいますけどね、けど多くの超高級オーディオブランドを作ってきたイギリス人のした事なのでもしかしたらって考えられなくもないとか。


あとは機銃口をピンバイスで開口したり・・・そこまでやっといて全体の塗装仕上げがダメダメだったりするとこれまた大笑いでございます(笑)。
繰り返しますがそういうお遊びなのでございます(笑)。


主翼はまだ固定せず、差し込んだだけです。

で、恒例となりそうな本日のBGMは・・・、

名作(迷作?)の誉れ高きジェスロ・タル 「THICK AS A BRICK」、これもわりと最近中古ショップで入手。今聴いても結構面白いです。
もうひとつは故ブーレーズ大先生のマーラー6番、ブーレーズのマーラーは一聴では特徴なさ気な感じですが、実はかなりクールな?マーラー像が見えてきそうでとても好きです。
それにしてもいったいどういう音楽趣味してるのやら。

モスキート(その2)

2020年10月24日 15時27分05秒 | プラモ(空もの)
モスキートの続きです、未だ在職中なので基本土日の作業ですが、やはり集中力の持続が難しい今日この頃。
主翼、主脚柱、コクピットを組みました。たったこれだけですが、おおよそ3時間程度の作業であります。

特筆すべきことは何もございません。
ご覧の通りですが、1/72にしてはコクピットがいい感じに細かいです。


写真では見にくいですが、完成したらたぶん見えないだろうにラダーペダルまで再現されております。
シートベルトがデカール表現なんてのが面白いところ、細切りしたマスキングテープで作ろうかと思ってましたが、せっかくなのでそのまま使わせていただきました。照準装置がうまく出来てて嬉しい部分、こういうところはやっぱタミヤですね~。

どうでもいいけど今回の作業中のBGMが下の2枚

いずれも中古ショップで買ってます。
ジョニ・ミッチェルは最近割とよく聴きます。右のチック・コリアはエレクトリックバンドでのものですが、他のアルバムとはちょっと雰囲気が違ってます。アコースティックピアノあり、シンセあり、ギター、サックスありのフル編成?のエレクトリックバンドですがハーモニクス?やら曲作りのコンセプトが他のアルバムとは一線を画してます。楽しいです。
耳が音楽に捕られる分、手が動きません。手を動かしたい時はバルトークかな?(笑)。

モスキート始めました(その1)

2020年10月18日 14時16分59秒 | プラモ(空もの)
初めて制作の進捗を記事にします。
これからプラモを始めたいという人がこのブログを見ることはないでしょうけど、万が一そんな事があれば・・・というより自分が耄碌した時の備えとか(笑)。
ってことで、さっそく始めました木造スピードキング、モスキート。タミヤの1/72マークⅥ戦闘爆撃型
一番始めに何をするかというと組説とにらめっこであります。最初から最後までじっくり目を通した後で自分なりの作業手順を決めて行きます。必ずしも組説の順番には従いません。自分が効率よく無理なく組める手順を考えておきます。

で、今回何を一番最初にしたかというと・・・調色でありました。

写真は基本の機内色を調色中。
私はずっとタミヤのアクリル塗料を使ってきたので、今回は同じタミヤのキットで組説からの翻訳の必要がございません、基本組説の通り調色します。組説の通りとは言いつつだいたいそんな雰囲気になればいいやって感じで相当にアバウトです。実機の色とかに拘りだすとキリがないので自分の持ってるイメージだったり作業上の成り行きの色だったりです。ヘビーモデラーな方々とは考えを異にしている場合がございます、悪しからず(笑)。

調色皿に残ってしまった場合はそのまま別の調色皿で蓋をしときます。

こうしておくと1日くらいは持ちますので後で重宝することがあります。固くなりかけていたら溶剤やら水を加えて元に戻します。
塗装面積が広い場合はもちろん別に調色瓶を用意して多めに作成しておき、保管しておきます。
あんまり神経質になると先に進めなくなるので、おおらかにというのが基本でございます。

今回は機体の内側やらコクピットのパーツやら脚柱やらタイヤやらのパーツをランナーに付いたまま先に塗装してしまいました。空ものの場合組み終わってからでは塗装しにくい部分がたくさんあります。陸ものAFVの類だと先に大まかに形にして行きますが、工程が逆さになります(人それぞれですけどね)。


こんな風にランナーの段階で塗装するとパーティングラインを消したり、貼り合わせ部分の調整にヤスったりした部分が当然剥げるので、あとからリタッチする必要がありますが、それでも一定の利便性があるので、私はよく行います。


ついでにプロペラも塗ってしまったところで、あれ?プロペラが4つある・・・双発機なのに・・・よく見ると少し形状が違うのが2組、どっちかが夜戦タイプのプロペラ?と思って組説見直すと・・・同じ戦闘爆撃型の部隊違いになってる・・・単に生産ロットによる違いなのかな?(タミヤさん芸が細かい!)。

ってところで本日はこれでお終い。約2時間程の工程でした(要領悪いです)。
あんまし長時間無理をしないが基本方針でございます。

お次はいよいよ空もの・・・かな?

2020年10月15日 22時19分57秒 | プラモ(空もの)
難しい事は忘れましょうね~。
さてさて、お次をどうするか。気が付くと積みプラ在庫も少なくなって・・・。
やっぱコレかなぁ~?

天下無敵の木造スピードキング!、深紫なサウンドが聞こえてきます・・・♪~俺は速さの王さまぁ~っ!・・・あっ、脱線し過ぎ、どうしてもね(笑)。
ご覧の通りメーカー違いで2つのタイプがありました。
上がタミヤ製マークⅥ、生産機数が一番多かった戦闘爆撃タイプ(このキットは夜戦型とのコンパチになってます)
下がハセガワ製マークⅣ、元々の設計コンセプトに一番忠実な純爆撃タイプ
どっちを先に処理するか・・・どっちも魅力的で悩ましい・・・。
それとも上のをもう1個買って、夜戦キラーもええなぁ~・・・とか。

で、こういうのも・・・

面白いアイテムなんですが相当古いキットなので、パーツの摺り合わせとかパテ盛り&ヤスリが必須になりそう。当然凸モールドなのでスジ堀りもやりたくなるし・・・本格的なスジ掘りはまだやった事がない分、そそられるとか、そそられないとか・・・工具も少し買ってこないとあきまへん。1/72ではいいキットがまだないのよね~。
偵察型に改良してサンテグジュペリの乗機が作れたらなぁ~、ハードル高過ぎ~。


ジェットだけどこれも面白そう・・・でもパーツ合わせは上に同じ感じかなぁ~?。
ちょっとデカイのがためらうところ。

ついに陸もの在庫はこの2点だけになってました。

いまいち食指が動かなかったり・・・やっぱ大戦ものがいいよね~。
この間のシボレートラックのせいでアフリカ戦線に気が取られがち・・・。
新規調達?・・・近頃のキットって高いしなぁ~・・・。
いっそドヘタな完成済の古いやつをレストアしてみるとか・・・冒険的で面白そうではありますが・・・はてさて・・・。

どっちもどっちなT氏とB氏

2020年10月15日 21時19分22秒 | どうでもええけど・・・
どうでもええけどT氏が劣勢のようです。でも本当にそうなのかなぁ~?。
世論調査ではB氏がそこそこリードしてるようだけど、マスコミはサイレントマジョリティーの感覚をうまく拾えてないというか無視してるというか・・・前例もあるしね。まっ、どっちでもいいんやけどね。
それしてもB氏もB氏でT氏に負けず劣らず怪しさ満載やね、〇近〇にいいように操られたり隣国ロビーに押し負けて「早よ謝ってお金だしなさいよ。」とか言い出さなきゃいいんですけどね。どっちに転んでもあんまし楽しくないよね。
人のことを言えたもんじゃないけどアメリカ人のメンタリティーってこんなもんなんでしょうかね、関係ないけど。
「関係ないけど」世界はますます厳しくなりそうとか・・・。
で、我が日本の生き残る道は?・・・明日はどっちだぁ~・・・って、でもやる事はひとつしかないんやけどね。
答えはいたって単純、経済力が全てでございます。言うのは簡単、これが出来れば誰も苦労しない。でもこれ以上明快な答えもないでしょ。
左右問わず政治家の皆さんならよくご存じの通りでお金が全てでございます(言っとくけど、あんたらの私腹は論外やからね)。
ともかくお金があれば何でもできるのでございます。憲法ですらどうでもいいのでございますよ。
改めて申し上げます、我が日本は平和憲法がどうなるかに関わりなく経済力を失うと全てを失います。
くだらない追及合戦やめて全ての議論を経済に集中してよね。そこまでの頭がないからなのか、それとももう手遅れかい?・・・手遅れなら〇近〇に鍛え直してもらった方がマシとか?・・・菅ちゃん!わかってるよね?。
私めの残り少ない人生も全く同じ。稼げなくなったら全て終わっちゃいます、稼ぎ続けるしかございません。
なので頼むよ菅ちゃん・・・って結局そこかいっ!(爆!)。

ライトモデラーの塗装法とか・・・(その2)

2020年10月10日 12時48分32秒 | プラモ(塗装)
前回の続き。基本塗装が終わったらデカール(スライドマーク)を貼って、いよいよ楽しい汚し塗装となりますが、デカールについてちょっとだけ。私のように長い年月を経過した積みプラとか中古品を作る場合、デカールが劣化していて水につけて貼ろうとした時にプチプチちぎれてバラバラになっちゃう時が間々あります。そういう劣化が予想されるデカールは艶消しクリアかクリア塗料でフィルム面を塗装しておくとたいがいは防げます。アクリル塗料で塗装した場合はよく乾かしておく必要があります。生乾きのアクリル塗料は水で溶けだしちゃうので。完全に乾けば水に溶けたりしません。

で、汚し塗装(ウェザリング)です。最近はウェザリング用のいろんなマテルアルが販売されてるのようなので泥まみれ状態や錆が浮いた状態なんかも比較的簡単に表現できそうですが、私の場合は古典的なウォッシングとドライブラシでおしまいにしております。パステルや油絵具を使う人もいるようです。決まった方法は何もないので一番創意工夫がモノをいう領域と言えそうです。

で、ウォッシングと言うのは溶剤で薄めた塗料でモデル全体をシャバシャバ洗うように汚して行くのでウォッシングと言います。洗ってるのに汚してるんですねぇ~。私の場合は茶系の塗料にその時々のイメージで黒や赤を加えたりします。最初にかなり薄めた塗料で全体をまんべんなく塗って行きます。これで全体の彩度が少し落ち着てちょっとそれっぽくなってきます。次に今度は窪んだ場所やパネルラインやリベットような場所を中心に最初よりやや黒っぽくしたり赤っぽくした色を流し込むようにします。細目の筆で行いますが塗るという感覚より流し込むという感覚です。細い溝状の部分や段差になった場所には毛細現象で塗料が勝手に流れ込んでゆきます。やり過ぎた場所や余計な場所についた塗料は溶剤に浸した綿棒やティッシュで拭き取っちゃいます。ディテールにメリハリもついてきます。このやり方を応用して行くと雨だれの跡とかもそれとなく表現できます。飛行機モデルだとパネルの分割ラインを強調したりドライブラシを併用して漏れたオイル汚れや排ガス汚れを表現したりできます。艦船モデルにも有効な手法かと思われます。
ヘタなのであまり参考にはならんけどウォッシングの例として(湾岸戦時のチャレンジャー)

基本が単一色の場合のっぺりおもちゃっぽくなるので変化をつけるためかなり積極的に行います。が、ヘタなのでようわからんです。

あと空ものでよく行うスミ入れの例


どうでもいいけど緑色のゼロは好きになれません。
全部30年以上前に作ってたものなので経年汚れといっしょになって少しは味わい深くなってるとか(笑)

もうひとつの手法、ドライブラシというのは筆につけた塗料を一旦ぬぐってパサパサにした状態でこすり付けるような手法です。筆に残す塗料の微妙な量の調整や筆の力加減で意外にいろんな表情を作れます。基本凸になった部分に塗料が残るのでモールドを強調して立体感を出して行けます。塗料のぬぐい方や力の入れ加減など一定の経験が必要かもです。

↓作成後40年を経過したM3スチュアート・・・ドヘタです!。

ドヘタなせいでかえってどうやってるかの基本が見えやすいかもと思ってですが・・・この時は無謀にも基本塗装もドライブラシも同じエナメル系でやってます(相当にいい加減というか投げやりなやり方してますね~)。ウォッシングは行ってません(この時はまだウォッシングを知らなかった)。

ドライブラシは飛行機や特に艦船モデルでは使いにくい手法かもしれませんが、微妙な明度を調整しながらドライブラシで色を重ねて行くと基本塗装にも応用できて面白い表現が可能になります。
ウォッシングが暗(影)の部分ならドライブラシは明(光)の部分と言えるかもしれません。まさしく絵画のような表現をなさる達人もいらっしゃったりします。残念ながら私がそんな境地に達するのは死んでも無理でしょう。

長くなりついでに筆塗りでの迷彩塗装について・・・、
はっきり言ってエアブラシにはかないません!。でもうまい人は一種の風合いというか独特の存在感を表現してる人もいます、私には到底無理でございます・・・それはともかく筆塗りはお手軽にできるし、重くて大きい機材も必要なしってことに尽きちゃいます。
お恥ずかしい次第ですが、ちょっくら事例として・・・私の場合、色の境目をドライブラシの要領でそれとなくぼかしてます・・・。


塗色の組み合わせが暗い色だと比較的うまく行きます。

旧独軍に多いダークイエローのような明るい色が入ってくるとなかなか誤魔化しが難しくなったり・・・


ヘタです!最後はウェザリングで誤魔化しちゃうという強引さ。

いずれも作成後30年近く経過したものばかりなので劣化による風合いが加わって少しはマシに見えるとか・・・ってことはないか。
まっ、ともかく「楽しめばぁ~♪それでいいのぉ~♪」プラスティックラブ・・・って、あっ、プラスチック違いね・・・(笑)。

ライトモデラーの塗装法とか・・・

2020年10月08日 01時10分35秒 | プラモ(塗装)
プラモネタが続いております、何故ならこれが一番楽なので。
スピーカーはお金と頭と体力を使います。
音楽ネタは頭を使い感性を深めねばなりませぬ。
アウトドアやスポーツついでにグルメもまったく興味なし。
プラモは長年の積みプラ在庫処理なので使うお金は塗料代だけ。若干視力を消耗しますが、元々ド近眼の私は老眼になってもメガネを外せば近くのものはバッチリ見えます。指さえ動けば大丈夫。
組み立ては誰がやっても結果はみんな同じなので(ディテールアップをしないという条件で)、作り手の個性が出るのは大半塗装の部分と言うことになり、やはりそこが楽しい大人な部分ということになります。
なので少し塗装の事を書いておこうかなってことでございます。

基本ライトモデラーの私は筆塗りしかしません。エアブラシのことは全くわかりません。というのが前提になります。
模型塗料は基本的に(私の知る範囲で)大きく分けて3種類になるかと思います。
溶剤の種類によって乾きの早い順にラッカー系、エナメル系、アクリル系になります。筆塗り専門の私は基本塗装をアクリル系、汚し塗装をエナメル系という使い分けです(至極一般的)。
基本塗装と汚し塗装は溶剤の種類を変えないと色が溶け合ってグチャグチャになります。
で、基本塗装についてですが、筆ぬりの場合は乾燥時間が長い方が筆ムラができにくくなります。何故かというと塗膜が乾くまでの間に塗膜の厚い方から薄い方へ均一なろうと流れて行くからです。とは言うものの通常の塗料の場合1回だけの塗りでは綺麗になりません。
通常2回~3回重ね塗りすることになります。

筆塗りのコツはとにかくムラを気にしない、ササッと塗るということに尽きます。
2~3回重ね塗りするとたいがいは綺麗になります。その時に重要なポイントは1回目の塗装をよく乾燥させてから2回目を塗る、3回目は2回目がよく乾いてからという事になります。
生乾きの内に重ね塗りすると最初の塗膜を筆が掬い取ってムラが一層ひどくなります。
意図的にそういう性質を利用した塗装法もありますがかなりな高等テクニックになります(松本州平のドライブラシ法を知ってる人は相当なオールドマニアかと)。
2回目以降の重ね塗りの場合、筆を動かす時にあまり抵抗感なくス、スーッと伸びるように塗れて行くって感じがベストです。ちょっと慣れないと難しい感覚かもしれません。アクリル塗料は水で薄められるので便利です。買ったばかりの塗料でも店頭での在庫期間が長かったものは濃くなりすぎているのがママあったりします。多少は経験も必要かと思いますが、塗った傍からムラを修正しようとしないが最重要なポイントでございます。

ついでに乾燥時間についてですが、塗料の種類や塗装のやり方や気象条件によってマチマチにはなりますが、つや消し系の塗料が多い私の場合は2~3時間おいただけで重ね塗りしちゃいます。が、できるだけ半日以上は置いた方が良いと思われます。ツヤありの場合は特に1昼夜以上置いた方が無難です(ツヤ塗装は筆むらが目立ちます)。じれったいですがこれが肝心な部分。なので完成を焦ったり急ぐのは禁物、絶対になりませぬ。気持ちをゆったり保って過程を楽しみましょう~、常に納期が着いて回る仕事じゃないのでね。
更に突っ込むと重ね塗りの時の塗料の濃度も少しだけ気にしておく必要がありそうです。濃過ぎず薄過ぎずがポイントです。濃すぎると塗料の伸びが悪くなり特に重ね塗りの際は筆に無駄な力が加わり下地を冒してしまいます。薄すくて悪くなることはそんなに無いかもですが無駄に塗料が流れて必要のない部分に色が着いたり、重ね塗りの回数が増えるので時間と労力が無駄になります。

うまく行かなかったり失敗したと思った場合、溶剤を含ませた布ギレ(いわゆるウェス)で拭き取ったり、細かい部分はたっぷり溶剤を含ませた筆で塗膜を溶かして流したりで一定のリカバリーは可能です。塗膜の凸凹がなく厚みもそれほどなければそのまま重ね塗り。凸凹ができるほど塗膜が厚くなっていたら目の細かいサンドペーパー(800番以上?)で地ならしという方法もあります(気を付けてやらないとモールドもいっしょに削っちゃいますけどね)。
作業工程ごとに写真を撮っていれば事例としてわかりやすく紹介できますが、私が一番苦手とする部分なので申し訳ございません(作業中は余計な事を考えたくないんです)。

で、これは去年30年ぶりに発掘された道具箱の中にあった現在使用中の筆一式でございます。

左から順に基本平面塗装用の平筆が2本(案外、細いのを使ってます、この辺は人それぞれの使い勝手かと)。
左から3本目が細部塗装用の面相筆(案外、太いの使ってます、フィギュア以外はこれでたいがいは大丈夫)
4本目がフィギュア類専用面相筆(穂先が乱れる度にハサミで切り落としてるので段々短くなってきます)。
5本目が汚し専用必殺ドライブラシ(これも上記理由で少しづつ切り落としてるので限界まで短くなってます)。
6本目が迷彩境界線ぼかし専用ドライブラシ(細目の平筆の穂先を切り落としてます、元は5mmくらいの長さにしてましたが乱れがひどくなると切っちゃうのでかなり短くなって限界が近づいてます)。
あとこれ以外に気分で使い分ける筆(意味不明)がいくつかあったりします。

30年越しの筆達もそろそろ更新が必要かなという今日このごろ
ちょっと長くなって疲れてきたので、続きは別の機会にってことで。

以上、これもスピーカーと同じでマニアな方々からは鼻で笑われてしまう内容でございましょう。
まっ、自分が楽しめればそれで良いのでございます、どこまでやっても自己満足に違いはございません。
(投稿後、若干加筆してます)

ヤシもどき、砂漠もどき

2020年10月03日 21時42分03秒 | プラモ(ジオラマ擬き)

「えっ?、さっき曲がった処、逆だったの?もう何キロも過ぎっちゃってるよ。」
「あっ、だからさ・・・目標変更なんだよ。」
「え~っ、それ早く言ってよ~。」
「あの~、どっちでもいいからさぁ~、ドラム缶積みなおす時ちゃんと手伝ってよね。」
とか・・・。


あ、あの・・・ジオラマじゃございませんで、ただの展示台でございます(笑)。
ヤシもヤシなら砂漠の砂の質感もまるでない・・・まぁ~最初はこんなもんでしょ。
砂の質感もヤシの葉もジオラマ用のマテリアルはいくらでも売ってるので、ケチらずそういうのを使うべきだったか・・・。
そんなことより、性懲りもなくまたまたおなじような写真の連続が・・・(汗!)。

ヤシの木にも色々あるようで、北アフリカの乾燥地帯に自生するのはいわゆる南国のヤシとは違ってナツメヤシと呼ばれる種類だそうです。実もココナッツじゃなくてデーツと呼ばれる豆みたいな実だとか、ちなみにデーツはとても甘くてアラブ世界の定番オヤツだそうです。


で、今回ディスプレイ台の材料
L版サイズのフォトフレーム・・・台座替わり(ダイソー)
木粉ねんど・・・砂漠もどきの主材料(ダイソー)
麻縄・・・ヤシの木もどきの樹皮(ダイソー)
太くて柔らかい針金・・・ヤシの木もどきの芯材(東急ハンズ)
フラワーワイヤー・・・ヤシの葉もどきの芯材(東急ハンズ)
緑色のカラーペーパー・・・ヤシの葉もどき(東急ハンズ)
使い古しのコピー用紙・・・ヤシの木もどきの幹(ゴミ箱)
以上総予算800円程度

ヤシも少しはいろいろ試してみたんやけどね・・・左側がボツにした試作1号・・・こっちはどちらかというと南国のヤシかな?でもどっちもどっち。
それにしてもこの中途半端感は・・・昔やってた3DCGとまるで同じとか・・・まっ、やる気が出た時に作り直してみようってことで・・・。