クシュナー「トランプが再選されれば北朝鮮との突破口開かれる」
登録:2020-09-03 02:36 修正:2020-09-03 07:43
登録:2020-09-03 02:36 修正:2020-09-03 07:43
トランプ米大統領の娘婿ジャレット・クシュナー大統領上級顧問(中央)が先月31日(現地時間)、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビで、イスラエルのメイル・ベン・シャバット国家安保補佐官(左)、UAEのシェイク・タハヌーン・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン国家安保補佐官と会談している=アブダビ/ロイター、聯合ニュース
米国のドナルド・トランプ大統領の娘婿ジャレット・クシュナー大統領上級顧問は1日(現地時間)、トランプ大統領が11月3日の大統領選挙で再選に成功すれば、北朝鮮問題に突破口が開かれるとの見通しを示した。
中東を歴訪中のクシュナー顧問は、アラブ首長国連邦(UAE)国営の日刊『ザ・ナショナル』とのインタビューで、トランプ大統領が再選に成功すれば「北朝鮮と大きな突破口を成すテーブルが設けられる」と述べた。この発言は、「(在任中にトランプ大統領が)イスラエルにより多くの平和をもたらし、ほとんどの国との関係正常化があるだろう」との見通しを示した直後になされた。しかし、北朝鮮とどのように突破口を開くのかについては、具体的な言及はなかった。
クシュナー顧問はこのインタビューで、先月13日に米国の仲裁でイスラエルとUAEが結んだ歴史的な関係正常化協定(アブラハム合意)に対しても「大きな突破口」という単語を使った。続いて「トランプ大統領は3年半の任期の間、どの戦争にも介入しなかったし、実際には戦争を終わらせて緊張を緩和しようと努力した」と強調した。
チョン・ジョンユン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )