レスリング韓国代表チーム、半数以上の27人がコロナに感染
登録:2021-04-29 03:20 修正:2021-04-29 07:16
東京の国立競技場周辺に設置された五輪シンボル。その後ろをマスクをした市民たちが通り過ぎている=東京/AP・聯合ニュース
東京五輪の予選を兼ねた国際大会に参加して新型コロナウイルス感染者が出たレスリング韓国代表チームから、さらに大量の感染者が確認された。
大韓レスリング協会は28日、「国際大会に派遣された代表チーム選手団のうち、帰国した27人の中から12人(1人は隔離解除)、ブルガリア滞在中の23人の中から15人(1人は隔離解除)が陽性判定を受けた」と発表した。50人の選手団のうち半数以上の27人でコロナへの感染が確認されたのだ。
レスリング協会は、東京五輪への出場権を獲得するためカザフスタンのアルマトイで開かれた五輪クォーター大会に参加した代表選手団のうち、6人の選手と1人のコーチがコロナに集団感染したことを21日に発表していた。
感染者が発生したにも関わらず、代表チームは五輪出場の最後のチャンスであるブルガリア大会への参加を強行し、そのためにブルガリア現地で再びコロナ検査を受けた。これによって大量の感染者が確認されたわけだ。
大韓レスリング協会は「陰性判定を受けたメンバーのうち、帰国を要請した選手は帰国措置を取っている。国民にご心配をかけ申し訳ない」と述べた。
イ・ジュンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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