niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

1月19日 佐潟のカワセミ

2025年01月20日 | 野鳥
モズには逢えたが、前回同様、カワセミに出逢えない。
そろそろ帰って父の朝食作らねば。
佐潟に沿った水路。踵を返し駐車場に向かってゆくと。
居ました、カワセミ。久しぶり。
この子も、モズ同様、じっと獲物を待ち全く動かず。
背を向けて,水面を凝視してるので、僕に気づかない様子。
ジリジリ距離を詰め、もっとしっかり撮ろう・・・飛んだ。



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1月19日 佐潟のモズ

2025年01月20日 | 野鳥
今朝の佐潟のモズ。
ずっと同じ木に止まり、時折、地面に向かって舞い降り、またここに戻ってくる。狩りはなかなかうまくいかない様子。
 じっと、気配を消して獲物が近づいて来るのを待っているんだろうが、そんなに尾羽をピンピン動かしていたら、すぐに気づかれるんじゃ?
丸っこくて可愛い。やはりモズはフォトジェニック。




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1月12日 佐潟~見晴らしの丘展望台  午後はランニング

2025年01月14日 | 新潟市からの山岳展望
風も穏やかな好天の日曜日。
朝食に鏡開きの餅2個。「あんこがいい」というので仕方ない。取り過ぎた糖質を消費しなきゃ💦
久しぶりに佐潟を歩こう。カメラ・双眼鏡を持って佐潟水鳥・湿地センターをスタート(緑の〇)。
時計回りに芝生公園まで来ると、4人連れが双眼鏡覗いている。少し離れた場所から僕も覗くと、喉周辺がピンク、体がグレー(に見えた)の鳥。
ウソか?4人に訊いてみるとアトリだと。そーか。残念。嘘でもウソだったと言ってくれればモチベーションもあがるってもんだ。ウソもアトリ科。遠目には似てる・・・か?

アオサギ

カシラダカ


カワラヒワ


ヒヨドリ


馴染みの鳥ばかり。カワセミも遠くにチラっと見えただけ。
上潟と下潟の中道まで来る。この辺りで以前チュウヒを間近に見たことがあるので暫く待ってみるが、いかん、歩かなきゃ。鳥は見えないが、潟越しに白銀の山々が見える。そちらにも心が動く。

竜門山、でした。山登ってないとこんなミスも・・・。

左端にわずかに覗くのは月山か?もう少し高い所に上がれば見えるが・・・。

せめてオオタカには逢いたい、と上潟にそって暫く歩くが、上潟にはカモすら見えない。
鳥撮りは諦め引き返す。
3km地点から畑の間の道で新潟砂丘を上り、
A地点から飯豊連峰






朝日連峰


更に少し進むと、漸く月山が。





清三郎山(平成の大合併以前の、新潟市の最高峰)に登れないか?と近くまで行ってみたが、今回も登り口を見つけられず。

漸く、見晴らしの丘展望台の下に。
同好の士が一人。佐潟からここまで誰にも会わず。




「葦簀架け」っていうのかな?簡素すぎる屋根がなくなっている。
これは、撤去したのか?近年の豪雨や突風で壊れたのか?

登り着いて。


なんとしたことか。


屋根だけじゃない。力作の展望図も無くなっている。

北側の展望図はかろうじて残っているが。
無残な。

佐渡側の展望図も。かろうじて残っている1枚が上下逆に張り付けてある。

本当に壊れたのか?冬場だけ撤去するとか?
広大な新潟砂丘の最高地点に近い所に作られた展望台。今にして思えばあまりに簡素過ぎたってことか?

でも、素晴らしい展望は勿論そのまま。

霞んではいるが、まっしろな鳥海山。


守門岳


粟ヶ岳


燧ヶ岳は雲の中。

展望台を後に、砂丘を下る。


佐潟まで戻ってきて12時半くらい。小腹が空いた。子供の頃は、朝、腹持ちのいいお餅を食べたら、昼食は食べないのが当たり前だったなぁ。
佐潟の前に「薪窯パン舎 ほほ」がある。軽くサンドイッチでも、と思って入ったが、ホール売りの、大きくて硬そうなパンばかり。(ホールっていう呼び方はケーキだけかと思っていた。)
どれも旨そうだが、でかい。ホカッチャが一番食べやすそう。ハーフのさらに半分はないかと訊くと、店主が奥から出してくれた。300円。
それでもデカい。予定外の糖質大量摂取で、これは走らんと。
一度帰宅してランニングスタイルに着替えなきゃ。
402号の帰路の途中、
鳥海山が先ほどよりクッキリと。


水平線まで真っ白な鳥海山(2236m)と、その右、山頂まで雪の少ない温海岳(735.7m)。
ここから、鳥海山までは約175km。温海岳までは約110km。
鳥海山の、水平線より上に見える部分は、標高約1400m以上。
温海岳の、水平線より上に見える部分は、標高約490m以上。
地球の丸みによる沈み込み量の違い。

新潟県だけでなく、山形と秋田も好天の1日。


午後のランニング。関屋分水河口から、やすらぎ堤経由で萬代橋往復約12.5km。
アプリが告げる、私のランニングレベルはフルマラソン3時間55分36秒だって。ホントかな?
走ってみなけりゃわからないが、練習で42kmを本番並みに走るのは辛すぎる。

13日は、鳥屋野潟のスポーツ公園を10.38km。
日差しを浴びながら走れる貴重な2日間。
1月の月間走行距離は76.47kmになった。

夕暮れの、西南西の低い空に、猛烈に明るいアトラス彗星が見られるかもしれないと、フォローしているブログに教えてもらった。
きょうから、また悪天候の予想。新潟じゃ無理だろうが、今、注目の彗星。


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2025年1月1日 村上市元旦マラソン大会 & なんちゃって元日登山・臥牛山からの山岳展望

2025年01月03日 | ランニング
明けましておめでとうございます。
2025年はマラソンから。
第70回村上市元旦マラソン大会に初参戦。
雪の多い新潟県で、冬季に開催されるマラソン大会はこれだけ。
雪の具合は?何着て走ろう?滑らないようにトレランシューズの方がいいか?
スタートまでの待機場所を確保するため、できるだけスタート地点に近い駐車場を確保しなくちゃ。
わからん事だらけで年が明けた。
6時20分の、BSN新潟放送での開催告知を見てから出発。日本海東北道を走っている時には雪が強くなったり、吹き流しが真横になびくほどの強風だったが。
7時半過ぎ、村上市役所前に到着してみれば。まったく雪は積もっていない。風も穏やか。曇天だが青空が覗いている部分も。マラソン日和。主催者の日頃の行いが良いんだろう。チョーアゲ。

市役所の駐車場にはすでに多くの車が到着していたが余裕で停められた。10kmマラソンのスタートは10時40分。3時間もあるが、そこは村上市。町家の間をブラブラ散策しながら1.5km先のコンビニまで買い出し。

0812 まだ暖簾の出てない「きっかわ」
サユリストというわけではないが、この写真はとても気に入っていて、再登場。




0922 まだまだ時間があるので、羽黒神社に初詣。






0929 お城山の上に太陽が昇ってきたようだ。初日の出。



0940 スタート地点に戻ってきた。

先発のペアマラソン(親子が多いかな。)のランナーが待機中。マリオとルイージも。

1040 10kmスタート。以前はスマホで撮影しながら走っていたが、今は記録更新が大事。
先頭に近い場所からスタート。周りのランナー、速!
僕もキロ4分前半でスタートするが、呼吸が・・・。
暫く走れば落ち着くだろうと最初の1kmを4'41"/kmで頑張ったが、失速。呼吸は苦しいまま。ちょっと歩こうか?と弱気になる。
まだまだ修行が足らんなぁ。大きな、応援の声に励まされる。
5kmのコースを2周。1周目が終わる頃、漸くペースが安定してきた。
前を行く7,8人の集団をペーサーに決め、食らいつくが、じわじわ離され。
ゼイゼイ云ってゴール。50分切りが目標で、それはなんとか達成し自己記録更新したが、最初の失速が作戦ミスだったか。あと〇分縮められれば60歳以上の部で入賞できたかも。マラソンは、前半実力以上に頑張ったからといってタイムの貯金はできない。
無料の鮭汁が振舞われていたが食欲なし。今思えばもったいない💦
 走り終わった村上市上空は、青空が広がる穏やかな冬晴れ。70周年を記念する良い大会だった。

さて、走り終わって12時前。時間もたっぷり。すぐそこの村上城跡、まだ登ったことのない臥牛山に登ってみよう。2018年の掃部ヶ岳以来の元日登山。標高135mしかない、なんちゃって元日登山だが。
1222 広い臥牛山駐車場を出発。






思った以上に多くの方が登っているようだ。


下からちびっこの声が聴こえると思ったら、


あっという間に追い越された。


石垣が見える。


なかなか立派な石垣だ。こうなっていたとは知らなかった。


石垣の内側へ





ゴジュウカラだけはまだ出逢ったことない。

あった、あった。展望図。



だが、木が邪魔で見渡せないぞ。
もっと上に上がると広く見渡せる場所があるかな?

ますます立派な石垣。

こんなに間近で見られるとは。




虎口まで行ければ、広い展望が得られるか?進入禁止だった。


1242 山頂着。駐車場から20分。


山頂からの眺め。
マラソンスタート・ゴール地点の村上体育館と市役所。
三面川を瀬波橋で渡って進むと笹川流れ。




葡萄山塊

朝日連峰は雲の中


秋葉神社 秋葉様ってのは火防の神様なんだってね。

反対側に戻って天守跡。


鳥観図があった。



ここがほんとの山頂。


舞鶴城というのか。なぜ、舞鶴?昔は鶴がいたの?

さて、下るか。結局、飯豊連峰、朝日連峰をしっかり望める場所はないようだ。展望図を描いた頃より、木々が茂った、ということか?
伐採は、出来ないのか?かなり残念。


雪が舞って来た。

展望図の場所から。辛うじて光兎山と鷲ヶ巣山





登山口には熊注意の看板。人が多いから登ったが、一人だったらどうか?
雪のない冬は熊も冬眠しないらしいし。


元日マラソン&登山。今年もアクティブな1年でありますように。
長くなりました。お付き合い頂き感謝。
優勝争いより、シード争いの方が面白い箱根復路を見ながら。
午後はまた「みなとトンネル」へ。






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12月30日 福島潟からの山岳展望と、聖篭町の亀塚練馬(かめづかねりば)

2024年12月31日 | 新潟市からの山岳展望
30日。朝起きると快晴だった!
こんな天気は久しぶり。今月に入ってから悪天候続きで、屋外でジョギングできたのはほんの数日。
元日のマラソン大会に出る予定で、レース3日前から休足日の予定だったがこんな快晴を逃しちゃならん。まあ、買い物ついでの5km弱だし、たいして影響はないだろう。
 因みに買い物は醤油。前日、大根・厚揚げ・バラ肉を醤油・酒・みりん・パルスィート(血糖値ヤバイ。ジョギングもそのため)・生姜で煮込んで、一晩味を浸み込ませたのに、今朝味見したら薄かった。醤油は前日使い切ってしまったので、ジョギングついでにコンビニで小瓶を買って来た。ちょうど良い浸み具合になった。

閑話休題。
この5か月ほど、休日の約20km(たまに30km)を含めて月間200km前後のジョギングを続けてきた結果、COROSアプリが計算してくれるフルマラソンの予想タイムは3時間59分54秒。夢のサブ4達成が目の前。(40kmすら走ったことないのに、取らぬ狸の皮算用💦)
そんなこんなでブログに載せる写真もなく、開店休業状態が続いたが、ジョギング後はカメラ持って出かけてみよう。

 数日前のNHK新潟放送局のニュースで、聖篭町の亀塚練馬(ねりば)を紹介していた。神社の注連縄なんだが、両端が丸まった珍しい形。
ネットで亀塚練馬について調べてみたが、これが一番わかりやすいかと。
グーグルマップより、吟遊詩人さんの口コミを無断借用(スミマセン)
12月後半に伝統神事の亀塚練馬(しめ縄)が奉納される神社。 起源は享保4年(1719年)頃に亀塚集落内で崇敬を集めていた神明社が火事で全焼し、網代浜地区の諏訪神社に合祀されるという厄難に見舞われたことで厄を祓い、無病息災、五穀豊穣を祈るために始められた行事といわれています。 練馬(ねりば)は稲わらで作り、新年に向けて付け替える大きなしめ縄で、12月の第三日曜の朝8時から亀塚公会堂に住民総出で一週間前から稲わらを編んで細縄で縛り上げて準備した1本100㎏の太縄を3本撚り合わせ最終編み上げしミミを付けて完成後、旧来は数え年19歳(満17歳、現役高校2年生)の若者や厄年に当たる男性らが肩に担ぎ集落内を練り歩いて廻り、最後に諏訪神社に奉納するのが伝統でした。 コロナ禍や少子化をきっかけに近年は集落の役員が主導し、練馬は軽トラで運び、石段から皆で担いで奉納するようです。 暖冬なら良いのですが、寒中にワラジで歩くのは大変ですからね。時流の変化でやむなしと思います。

 昼前に車に乗る。
 家の窓から雪を被った飯豊連峰が良く見えていたので、急遽、聖篭町に行く前に福島潟にも寄ることにした。
ビュー福島潟はすでに年末の営業を終えているので、すぐに野鳥観察舎「雁晴れ舎」へ。
粟ヶ岳、守門岳の右に山々が遠望できる。これまで冬の福島潟で、その方向の山が良く見えた記憶が無い。


守門岳の長~い裾野の向こうに魚沼の巻機山。

さらに右。上信越県境の山々が覗くとは思ってもいなかった。

新潟・群馬・長野の県境にある白砂山。

白砂山~佐武流山、苗場山まで。こんな横並びに見えていたとは。不覚。
猿毛岳からは槍ヶ岳が見えるはずで、いつか確かめに行こうと思いつつ、何年も経ってしまった。

長岡東山の五百山や鋸山の奥には、奥志賀の烏帽子岳と裏岩菅山。
新たな発見だった。

観察舎から降り、周辺を歩いて探鳥。
同好の士がいたので、「何かいましたか?」と声を掛けると、カシラダカだと。
なるほど。群れをなしている。








あとはヒヨドリとカラス、トビくらいしか見つけられない。
潟の縁まで来ると、
カワウとコガモ。
近距離。たまにカワウも撮ってみるか。


正面観。かなりひょうきんな顔




コガモ。(子供じゃないよ)




ウミウは、もっと口角が目の後ろまで切れ込み、頬の白い部分もずっと広い、のだそうだ。

さらに進むと、チュウサギ。じっと、獲物が近づいてくるのを待っているのか?


寒いからなぁ。片足立ち。

ちょっと白飛び。


車でオニバス池前に移動。
下図の現在地。

ここから干拓地の中の道を歩き、オオヒシクイを撮る。
万十郎川の矢印の辺りが「雁晴れ舎」。福島潟放水路の文字の下がビュー福島潟。
福島潟の方向からオオヒシクイの大群が飛んでくる。









やはりこの季節。オオヒシクイは撮らなきゃ。

 午前中、あんなに良い天気だったのに、だいぶ日が陰ってきた。そろそろ聖篭町に行かないと。雨になるかも。
ナビに教えられるまま、聖篭町亀塚着。すでに小雨が降り始めた。
神社がどこにあるのか調べずに来たが、広い地区じゃなし、行きゃあわかるといつもの甘い考えで来たが・・・わからない。
訊ねる人もいない。
車でグルグル回っていると、漸く犬を散歩させているご年配が。
すぐに返答頂けると思ったが、耳が遠いせいもあるんだろうが、何度「練馬」と言っても伝わらない。漸く、わかって頂いたら、「練馬」を見に来たのか?
昔は大勢で賑わったもんだが、今じゃ・・・。練馬を見に来た事をとても驚いた様子だった💦。NHKでやってたし・・・
この道まっすぐ引き返して、突き当たったら左へ、とのこと。ずっと進んだが突き当たらない。ゆるくカーブした道になる。だいぶ進んでから、やはりあのカーブをもって突き当りと言ったんだろう、と気づき戻る。
何度か角を曲がり、漸く小高い丘の上に神社があることに気づいた。神社だから、ちょっと上を見ればわかる、と言っていたが、結構、上。
あれかぁ。ここの住所はすでに網代浜。そうなんだよ。亀塚の練馬が奉納されるのは網代浜の諏訪神社。そこに神明社が合祀されている。
あかね公園の駐車場に停め、坂を上がる。この丘は諏訪山というらしい。そしてひとつ目の神社。
位守山市川神社。初めて聞く、いや目にする名前の神社。




取り敢えず狛犬をパチリパチリ。







階段降り、先に進むと

これが亀塚練馬。
さらにアップしよう・・・と思ったら、あれれ?練馬の写真がない?間違って消しちゃった?大量の写真を整理しているうちに消してしまったようだ。ゴミ箱にもない。興味の或る方はネットで検索してください。トホホ。

仕方ない。気を取り直して。
諏訪神社の狛犬。




狛犬撮影して社殿へ。

合祀は良く耳にする言葉だが、合並ともいうんだね。



見事な龍の彫刻。




木鼻も立派だが、下3分の1,胴体や手前の足、それに耳が簡素すぎない?

そしてこちらが、神明社。




これまで類似の狛犬を見たことがない。
罰が当たりそうだが、ワンピースのワポルを思い出した。

亀塚の皆さん、ごめんなさい。
なんだか尻切れトンボ。肝心の練馬の写真を消してしまうなんて。
2025年はちゃんとしよう。

アクセス頂いた皆様、良いお年をお迎えください。






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10月31日 上堰潟公園から弥彦山スカイラインへ。弥彦山からの白馬岳・北信五岳

2024年11月17日 | 新潟市からの山岳展望
溜まっている写真を整理中

「今年はまだコスモス見ていない」と言うので、上堰潟公園へ。
僕は、前の週にも見ているので、きょうは虫撮り。



この小さな羽根でなぜ飛べるのか?説明はかなり難しい物理の問題。


秋色。
蜻蛉はじっとしててくれるので撮りやすい。



最近は、長時間外出するとかなり疲れるようで、コスモスだけでも良かったのだが、せっかくなので弥彦山スカイライン経由で帰ることにした。

山頂の大駐車場から日本海。金北山も見えないほど霞んでいる。海面が不思議な感じ。薄く霧が覆っている?まさに雲海か??
こんなだから全く期待してなかったが、いつもの、ハンググライダーの出発地点まで来てみると、

頚城三山が見える。さらにその右にも!


頚城三山



米山の後ろにも山が覗いてる。

コントラスト上げて。

戸隠山自体は見えないが、五地蔵山を広義の戸隠山と捉えれば、北信五岳全て見えると言ってもいいかな?と勝手に決める。
最近は、信越五岳と言う事が多いようだが、北信五岳の呼び名ほうが好き。

米山にズームイン。
きょうの山岳展望のハイライトのひとつ。
米山の両肩に覗く信州黒姫山。弥彦山からの米山は、何度も見ているが、黒姫山がこんな風に重なるのは、恐らく初めて見た。(記憶が・・・あやふや)
このチラリズムがマニアックな山岳展望の醍醐味。松本市街からの槍ヶ岳とか。雨飾山からのニセ富士山とか。

前景がどこになるのか調べて見た。
観音岬にあるから、観音岬灯台かと思っていたら、椎谷鼻灯台。ここからの眺めも良さそうだが、周辺は私有地で立入り禁止らしい。その南側に公園があるのでいずれ訪れてみよう。
昔、「岬館」という名前だった頃に宿泊した「ホテルエリアワン番神岬」。いつ復活したんだろう。
石地海岸からの夕日もでっかい。

妙高山


火打山・焼山

鷗ヶ鼻と聖ヶ鼻。どちらも絶景。

そして右へ。北アルプス。コントラスト、チョーアゲー。
(「おむすび」も結構面白い。「カムカム」再放送される。るい役の深津絵里が良いんだなぁ。主題歌のイントロも絶品)





さらに右へ。白鳥山までは確認できた。


肉眼では霞んで無理。
望外の山岳展望にチョーアゲー!でした。
因みに、ここは長岡市。念のため。
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11月10日 ごせん紅葉マラソン2024

2024年11月11日 | ランニング
11月10日は、6年振りのごせん紅葉マラソン(ハーフ)に出場した。
以前は、スマホで写真撮りながら走ったが、今回は前回の記録を更新すべく、撮影の時間を惜しんで疾走。なので写真無し。
そのせいかどうかわからないが、結果は4分ほど6年前の記録を更新できた。
まだフルマラソンは走ったことがないが、アプリによるとフルの予想タイムは4:00:29。俄然タイムがあがった。夢のサブ4がそこまで。(鬼が笑うぜ)
気分もアゲアゲ。
年初は、はたして参加できるのかわからなかったが。大谷同様(レベルが違うだろ)、リハビリ中ではあるが、普通に走れた。
完走後も肩に痛みは無い。これが嬉しい。

YouTubeで色々ランニングの勉強をした。
前足は、膝を曲げるのではなく、股関節を曲げて後ろ足に沿って引き上げる。結果、自然に膝が曲がる。
両足が作る形は4時でもなく7時でもなく9時。
引き上げた足は体の前ではなく、真下に降ろす。降ろした足は後ろに蹴るのではなく、地面をそっと踏むだけ。踏むどころじゃなく、接地した瞬間離す。これが大事。離して自然に降りてくるのを待つ。
これでタイムアップするというのを信じて練習した結果がこの記録なんだと信じたい。夢はサブ4,サブ3.5・・・目標が無くならないところがランニングのいいところ。
次は、元日の村上市民マラソン、10km。なんと70周年という長寿マラソン大会。雪は大丈夫か??
そして新潟ハーフマラソンへ。








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11月4日 山古志・金倉山からの山岳展望 その1 薬師の陵から金倉山休憩展望台へ往復ラン。

2024年11月07日 | ランニング
11月10日は、実に6年ぶりの「ごせん紅葉マラソン」。
3日に15kmのペース走をして、さて4日の振り替え休日はどうしよう?
軽めのジョギングくらいは走っておきたい。
ただ、こんな快晴は今年最後?と思うくらいの好天。
 以前、山古志の地図を見ていて見つけた金倉山休憩展望台。展望台は行かなきゃ。
グーグルマップで色々見ていると、金倉山までトレランする人がいることがわかった。これだ。一石二鳥。
薬師の陵から金倉山までランニングで往復。

計測結果。

上昇216なのに、下降3て、ナニ?つまり、ほぼ、登り一辺倒。
最大591.院地図によると、金倉山は581.8m。+山頂展望台に上がったから、まあまあ精度はこんなものか。10mもないけどね。


薬師の陵の駐車スペース。来し方を眺める。私もここに車を停めスタート。

越後三山が望める。

地元の方が、コスモス始め、色々な花を植えてもてなしてくれる場所。

なかなかスタートできない。
中央右、観光施設「おらたる」併設の山古志支所。
左は山古志小学校。
私が着いた頃、ランニングスタイルの男性がやはりスマホでこの風景を撮影してから、坂道を駆け上がっていった。山頂で遭えるかな?色々訊いてみたい。

1217 スタートしてすぐ薬師の杜。

最初のうちは斜度も緩く、軽快にジョギング。トレランに来たわけじゃない。
ユルユルで。
きょうもBGMは、ジョニ・ミッチェル。イヤホンじゃなく、スピーカーで熊除け。

走り始めてすぐ、先ほどのランナーが戻ってきた。僕が写真撮ってる間に山頂まで行ったのか?驚異のスピード・・・まさかね。

1220 守門岳と浅草岳が見える。

1222 浅草岳。

山を巻くように林道が続く。この辺りから斜度が増し、ほぼ歩き。
ただ、上から車が下ってきたので、頑張って、軽快にジョギングしているフリをする。

1232 棚田が美しい季節・時間帯にまた来たい場所。

1239 駐車場が見えた。

1240 駐車場着。車が1台。左奥に米山。


ちゃんとトイレも。

1240 いざ山頂へ。

久々の登山。

1244 展望台が見えた。

こうした展望台。老朽化で上に上がれないところも多いが、ここは大丈夫。

素っ晴らしい山岳展望。一眼担いできた。詳しくはその2で。

ほぼ、1点360度の大展望。

まさに「山頂の憩い」

ウネウネと続く山古志の道。

1321 では、ここからジョギング再開。
と思ったら、適当に詰め込んだザックのなかで何かがぶつかってカタカタ大きな音を立てる。直すの面倒でジョギングじゃなく、跳ねないように競歩になる。



1341 薬師の杜に戻ってきた。


石碑があった。

虫亀見牛・・・次の字がわからん。牛あわせ、闘牛のことらしいが。

興味ある人は頑張って読んで。

5日は、夜10kmジョギング
6日は風雨強く、夜の「みなとトンネル」へ行ってみた。空いてるのか混んでいるのか?ちびっこランニングクラブみたいな二つの団体や、一人ランナー、アベックランナーなどたくさんいて、日中より賑やか。認識を新たにした。トンネル内は暖かい。
6kmジョギングして帰宅。
木金土は休足日で本番へ。
その2に続くが、溜まってる写真が。休足日のうちに片づける予定。

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10月21日 紫金山アトラス彗星

2024年10月21日 | その他
21日 18時15分
もう見ることはできないかと思っていた紫金山アトラス彗星。
18時に予約が入っていた仕事がキャンセルになり、大急ぎで海岸へ。
肉眼では見えない。双眼鏡でそれなりの方向を10数分探すと、ほのかな天体が。あれに違いない。
双眼鏡で位置を確認しつつ、カメラのレンズをその方向に合わせて撮影すること10数枚。漸くフレームイン。

人工衛星がコラボしてくれた。
実物見た人はわかると思うけど、カメラがだいぶ右に傾いていた。
ただ、それを直すと二度とフレーム内に捉えるのは無理っぽかったので、そのまま撮影。

17日にも海岸へ行って探そうと思ったが、雲の中。
ただ、反対方向にはスーパームーンが。

それも、
3時間後には雲に覆われてきた。
肉眼で見る雲はもっと綺麗だったが、写真にすると、なんだかおどろおどろしい。
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10月13日 未明の福島潟~日の出~周辺ランニング

2024年10月19日 | 新潟市からの山岳展望
12日、日没後、紫金山・アトラス彗星が見られないかと、関屋分水河口に行ってみた。すでに何人かの天文ファンが待機していたが、水平線近くの雲に隠れて見えないだろうとのこと。
8万年に一度のチャンスを、この後数日のうちにゲットできるだろうか?

カメラの設定は星を写すようになってるし。
最近、一部ではあるが賑わいが戻りつつある古町をちょいと冷やかしてから、福島潟へ。近くのコンビニで買ったアルコール燃料を補給し仮眠。
午前3時半過ぎ目覚める。
野鳥観察舎「雁晴舎」前にて。
車降りるまでに逡巡。
熊怖い。
スマホの音楽を最大音量で鳴らす。他に誰もいないし、民家もない。
 4時を過ぎたころか、まだ漆黒の闇の中、足音が近づいてくるのが聴こえ、緊張マックス。
人だった。真っ暗な中、ライトも点けずに歩いて来た方。キャンプ場から来たのか?こちらの様子はわかってるだろ?一言声かけてくれや。
無言で観察舎に上がり、また無言で帰って行った。
ただ、近くに人がいる、という安心感は有難く頂戴。

いつもの事だが、星空撮影しようと夜空を見上げれば、明るい星が集まっているオリオン座周辺が一番狙いやすい。明るいレンズ買えば、もっと撮影範囲は広がるんだろうが、高いしね。元を取るほど、撮影に出掛けるかどうか?

双子のカストル、ポルックス。
冬の大三角、ペテルギウス・プロキオン・シリウス。

何枚かオリオン座周辺を撮影していたうちの一枚。
水平に軌跡を描くは流れ星か?

5時近くになると、♪もう星は帰ろうとしてる。帰れない、僕を残して♪

5時半。観察舎に上がる。

東の空、二王子岳の背後が明るくなってきた。

二王子岳


ズームイン
二王子山頂小屋がくっきり。

左・菅名山塊  右・粟ヶ岳

朳差岳。サギが舞う。



朳差岳避難小屋もくっきり


湖面でやすむカモ
湖面を影のように暗く染めるのは、枯れたヒシの葉。

もうすぐ6時。
二王子岳


蒜場山

祝瓶山


飯豊・大日岳


黄金色に染まり始め


6時過ぎ、西ノ峰付近から日の出。



一面、黄金色に染まる






白鳥の鳴き声が聞こえる。撮りたかったが、ずいぶん遠くにいるよう。
次の機会に。

明るくなり、自然観察園を歩いていると、

花の落ちた後のハス。

全部、ほぼ東向き。
ハスの花は、まっすぐ上向きに咲くもんだと思っているが、花が落ちたあとは東に向くんだろうか??

鳥が高い木の上に止まる。モズ。


きょう13日は、新潟マラソンの日。入院もあり、エントリー間に合わなかった。
スタート時間にあわせて、福島潟周辺をランニング。


LSDのつもりで20kmは走ろうと思っていたが、タイムリミット。
もう少し、纏まった一人の時間がほしいと思う、きょうこの頃。
いや。充分好き勝手やってるか。
終。

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10月14日 中越・枝折峠~銀山平へ。

2024年10月16日 | 中越の山々
快晴の連休最終日。トレラン後の写真が溜まっているが、取り敢えず、この日の記事を。
紅葉にはまだまだ早いが,山を眺めに、奥只見へ。
当初は、最近行っていない奥胎内をと思ったが、紅葉してなければあまり山岳展望的には面白みがない奥胎内はやめて、奥只見に変更。
もうすぐ魚沼ICに名称変更する小出ICから国道352号線を東進。シルバーライン入口を左に見送り、大湯温泉などを抜け枝折峠へ。
 途中、佐梨川を渡る、銀嶽橋。何度も通っている道だが、この名前知らなかった。銀嶽とはエチコマの事だろう。車を降りて見ると、

橋の上から越後駒ケ岳が望めるのを確認。






快晴の連休では枝折峠に駐車スペースは無いだろうと思っていたが、意外な事に数台分空いていた。
峠の先には



東に


銀嶽橋周辺にウジャウジャいたカメムシも、もうここにはいない。(気づかなかっただけ?)
エンジン切って、降りるよう促してみたが、先ほどのカメムシに辟易したらしく降りようとしない。仕方ない。先に進むか。

峠から少し下って

さらに下ると、視界が開けた。
威風堂々たる荒沢岳。


右に








下りきると銀山平・石抱橋。定番。またか、と言われそうだが、誰もが、必ず、ここで撮影する越後駒ケ岳。









河は眠らない。


右に折れ、この橋を渡ると銀山温泉。橋もだいぶ傷んできたか。以前はもっと赤かったような。



この辺りで新たに食事できるようになっていないかなぁと期待したが、やはり奥只見ダムまで行かないと無いとのこと。あそこまで足を延ばすのは、時間的にちょっと。
帰ってからランニングしたい。


奥只見湖沿いに暫く樹海ラインを進む。
途中、荒沢岳
見る方向が変わるとすぐには同定できないが、

なんとか。



ここから先、道はほぼ直角に折れ南下し、尾瀬に向かう。当分、お山の眺めは無くなるので、きょうはここまでで充分。


奥只見湖。遊覧船がゆっくりと。



荒沢岳






越後駒ケ岳




右に隠れてる枝折峠から明神峠、小倉山経由でエチコマへ。小倉山から先がいかに急登かわかる。

遊覧船の上辺りが枝折峠。



頭上を猛禽が舞った。奥只見だ。イヌワシとか?
トビでした。こんな山の奥まで来ないで、下界に居た方が美味しいもの食べられるのに。


この後、シルバーライン経由で帰宅。
終。











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9月29日 津南町・山伏山登山(トレラン)その2

2024年10月05日 | 苗場山麓ジオパーク
明けて、トレラン大会当日29日。
まずは、オフィシャルの写真。

6kmの部 スタート

まるで、勝利を確信しているかのようなにこやかなスタート。


そしてそのままの笑顔で表彰式。

優勝タイムは約37分。山伏山山頂まで標高差約200m。2周で6kmの周回コースを37分。超人達です。僕が平地を6km走るのとあまり変わらない時間でこの山を2度駆け上がり、駆け降りる。私の写真なんぞ恥ずかしくて載せられない。あくまで、登山ですから。
左端が主催者の松永さん。
日本のトレランの第一人者。この方、朝8時の集合時間前から大会終了までず~とマイク離さず喋り続けていた。喉も超人的。

途中のジオサイト。風穴と山頂展望台。僕の狙いはこっち。タイムなんてはなから期待してない。


スタート前に周囲を散策。キャンプ場内。


お隣さんのターフ。良いね!


完成したばかりのバイオトイレ。
ウオシュレット完備でとても綺麗。

スタート・ゴール地点の山伏山山荘


薬師湖



池の周囲に、ミゾソバ


森の中にカメバヒキオコシ(シソ科)。


葉の先が、亀の尻尾みたいだからカメバ。
ヒキオコシは、臥せっている病人を起こす、の意味で薬草として用いられたとか。


シラネセンキュウ(セリ科)、でしょうか?この手の花は見分けがつかない。


シダ?ワラビ?これも見分けがつかない。



山の秋を最初に染めるウルシ


和の配色。




さて、スタート。



ブナ林の中を駆ける?歩く?

急登の途中に風穴





下まで降りなくてもヒンヤリ。
以下は、「津南学」のほぼ丸写し。ここまでやっていいんかい?
写真もネットで探して拝借。
風穴とは冷たい風が出てくる穴のことです。津南町周辺で見られる風穴は、人が入れるような大きな洞窟ではなく、堆積した岩塊の隙間から冷気が流れ出しているものです。
この地域で見られる風穴は、どれも崩壊地に出現しています。山腹や岩壁の崩落した裾から流れ出す冷気は、冬季に岩塊の間から浸み込んだ水が凍結したものが、雪解け後の気温上昇に伴い、夏にかけて少しずつ解けながら、岩隙の空気を冷したものです。冷えた空気は下方に流れるため、崩壊地裾の隙間から出てくるものと思われます。
堆積した岩塊の上は長い間に土砂や腐植に被われ、いろいろな植物が根を下ろすようになります。ただ、流れ出す冷気の影響で、生育できる植物は限られてきます。窪地などの冷気が溜まりやすいところには、周囲とは異なった北方系、亜高山性の植物が織り成す植生が出来上がります。
風穴で見られる植物は、寒冷期に繁茂していた生き残りと云われています。この地域の昔の植生を考える上で貴重な場所となっています。

山伏山の風穴地
信濃川左岸の山伏山にも風穴があります。山伏山は、長野県境に位置する標高903mの円錐形をした山で貫入した溶岩でできています。この山の東側岩壁下を縁取るようにして風穴地が散在しますが、冷気が顕著なところは二か所です。
北東部にある風穴地(標高780m)は、明治の終わりごろから蚕種貯蔵施設として利用されてきました。現在も石組が残されていて、その隙間から出る冷気を感じることができるクールスポットとして、人気の場所となっています。
 石組の周辺は、斜面の開削や伐採などの人手が加わったため、元来の植生はほとんど残っていません。コミヤマカタバミ、ホスゲなどの草本や、ミヤマメシダ、シラネワラビ、ミヤマワラビなどのシダ類が、当時の環境をしのばせています。
風穴の入口近くにトチノキの大木が二本たっているのが目印です。
 山の南東部岩壁下にある風穴地(標高770m)は大小の岩塊が積み重なったところで、浅い窪みになっていて、隙間から流れ出た冷気が溜まっています。周囲にはサワグルミやミズキなどの亜高木が生え、ハイイヌガヤ、ユキツバキ、アブラチャンなどの低木が枝を広げています。この込み合った枝が冷気の拡散を防ぐとともに、人の立入りを拒んでいます。
 窪地は崩落した岩で凹凸していて、腐植やコケ類で被われています。その隙間を縫うようにエゾヒョウタンボクが枝を伸ばしていますが、ここの個体は結東風穴地のものと比べて全体に背が低く、花つきも少ないように思われます。ただ、小さいながらもたくさんの株が込み合って生えています。
 ほかにミヤマシダレ、コマユミ、エゾツリバナ、ミヤマイボタなどの小低木や、シラネアワビ、ミヤマワラビ、ホソイノデ、オシダなどのシダ類を見ることができます。

注目すべき植物
・エゾヒョウタンボク(スイカズラ科)





・ミヤマシグレ(スイカズラ科)

本州(福島県以南)、四国、九州に分布する落葉低木です。
新潟県では内陸の山岳部に生育していますが、南部県境の谷川岳、苗場山周辺で多く見かけます。津南町では山伏山の他は苗場山中腹、小松原、金城山などの標高1000m以上のところに生育しています。
花は6月から7月にかけて見られます。紅色の小花がたくさん集まってつくのですが、平開することがないのでつぼみにように見えます。果実ははじめは赤色ですが、熟すと黒色になります。

・ホスゲ(カヤツリグサ科)
本州の鳥取県氷ノ山以北の日本海側に分布している日本固有のスゲで、亜高山帯に多く見られます。
津南町では山伏山でのみ確認しています。
 高さ50cmほどになりますが、葉も茎も細いため、あまり人目を引きません。花は淡緑色の控え目な姿で、7月から八月にかけて咲きます。石組された風穴のところで観察できます。

・ミヤマメシダ(イワデンダ科)



北海道、本州の中部地方以北と鳥取大山に分布している、夏緑性のシダです。
新潟県では県境の山岳地に分布していて、亜高山帯に多く見られます。
津南町では見倉と山伏山の風穴地、苗場山、小松原で見ることができます。
高さ80cmほどになり、葉柄に黒くてかたい鱗片がいっぱいつくのが特徴です。


そんなこんなで山頂が見えた。


スタッフは、頑張れ~と先を急がせるが、展望台に寄らなくてなんとする。


遠くはまだ霞んでいるので、イマイチだが越後三山なども見えるはず。


来た道が裏参道で、下りが表参道。


お二人ほど、一般登山者と会う。
勿論、歩いて追い越す。お騒がせしてすみませんと言うと、にこやかな笑顔を返してくれた。まったくなぁ、山中を走るなんて迷惑な話だ。

舗装路が見え、


もうすぐゴール。


疲れた体に八海山醸造の甘酒。

表彰式後、記念撮影やジャンケン大会など続いているが、他にも行きたい場所があるので、すぐに車中の人となった。
続く。
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9月29日 津南町・山伏山登山(トレラン)その1

2024年10月02日 | 苗場山麓ジオパーク
安山岩の貫入岩体 山伏山 と、堰止湖の薬師湖。


津南町周辺のあちらこちらから、一目でそれとわかる特徴的な山伏山。
8月のひまわり広場から。
一度は登ってみたいと思っていたが、熊が怖くてひとりじゃ行けん、と思い、足が向くことはなかったが、ここでトレイルランニングの大会を開くという。大勢の人間が一斉に山を駆け上る。渡りに舟じゃないか。私は、トレランには否定的な意見を持っているが、このチャンスを逃す手は無い。肩の調子もかなり良くなった。早々にエントリー。

実に3年振りの、鳥甲山以来の登山?となった。
28日土曜日、13時過ぎに新潟市を出発。16時過ぎ、無印良品津南キャンプ場に着き、すぐにテントを張る。これは白馬大池以来、5年ぶりのテント泊。
雲行きは妖しい。国道117号のファミマまで買い出しに戻ったりしているうちに次第に雨脚は強くなり、新調した椅子に座って食事のつもりが車内で食べることになってしまった。隣のサイトのターフが羨ましいが、雨がしのげるほどのターフを買っても、今後それを使う機会が訪れる事を想像することはできない。
夜は、満点の星空の撮影を・・・と、これもオジャン(死語?)。

夜半に雨は上がった。29日は次第に回復してゆく天気予報。

その前に、久々に、
苗場山麓ジオパークのお勉強その20
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苗場山麓ジオパークHPより。
 
約220万年前から150万年前には、陸化した関田山脈や中津川・志久見川上流部で火山活動が起きます。溶岩、火砕流、火山泥流などの火山砕屑物は、今の丸山・氷山などの東頸城丘陵の山並みの頂部をつくっています。その1つである山伏山は、信濃川左岸に位置する、標高903mの釣鐘状の山です。この山はかつて大きな火山であり、風化によりそぎ落とされ、最も固い山の心棒とも言える火道の部分が残っています。この山体を構成する安山岩は、魚沼層群に貫入したもので明瞭な柱状節理が形成しています。また、山体主軸に直交する横位に並ぶ板状節理を見ることができます。
 その裾野には、頸城丘陵ジオトレッキングの一つの拠点である無印良品山津南キャンプ場があり、周囲には薬師湖や風穴を利用した養蚕卵保管施設跡などがあります。風穴は山の東側岩壁下部海抜約780mを縁取るように散在しており、養蚕卵保管施設跡はその内の北東部の風穴地にありました。今も石組みが残されていて、岩隙から盛んに冷気が吹き出しています。この養蚕卵保管施設跡は、平成24年3月29日津南町有形文化財に指定されました。
 また、この津南キャンプ場から少し離れたところには、かつて海だったことを示す二枚貝などの化石が堆積している地層を見ることができます。
 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
板状節理って、この右側のか。

早速、実地のお勉強ができた。

産総研HPより



固い火道の部分がUv。
風化によりそぎ落とされた岩屑及び崩積土がC1。
キャンプ場のサイトは、ほぼこのC1の上になる。


記号のUは、UonumaのU。
地質学では、シルトとは泥の一種であり、粒径が1/16mmから1/256mmの範囲のものとされている。
シルトは、河川や湖沼、三角州などで堆積することが多く、土壌の構成要素としても重要。シルトが堆積して固まると、シルト岩と呼ばれる堆積岩になる。





同じ産総研の他の図では、山伏山を、中新世の火成岩である、深成岩の閃緑岩としているものもあり、メールで訊いたら、安山岩でいいと思いますとのこと。ファイナルアンサーでいいですか?

山伏山はこんな場所。そんな事考えながら走ってる奴は他にいるのかな?みんな、登山が目的ではない。トレランの記録更新が最大の目標だよね。

ところで。
大前提として、地質時代を纏めてみた。
中新世とか、鮮新世とか、なかなか覚えられるもんじゃない。

顕生代(けんせいだい)は、地質時代(最上位の区分である累代)の一つ。名称は「肉眼で見える生物が生息している時代」という意味であるが、実際には三葉虫をはじめとする化石として残りやすい殻や骨格を有する生物などが多く誕生し始めた時代であるカンブリア紀以後を指す。古生代、中生代、新生代を含む。
顕生代カンブリア紀の始めから現在までのことで、約5億4100万年の期間である。地球誕生が約46億年前と考えられているので、顕生代は地球の年齢の約1割ほどである。


新生代(6550万年前から現在までを表し、顕生代を三分(古生代、中生代、新生代)したうちの最後の時代。哺乳類の繁栄で特徴付けられる。古第三紀、新第三紀、第四紀に分類される。)
 
古第三紀(6550万年前から2303万年前までを表し、新生代を三分したうちの最初の時代。漸新世、始新世、暁新世の3つの世に区分される。この時代の暖かい海では大型有孔虫の貨幣石が繁栄した。)

新第三紀(2303万年前から258万8千年前までを表し、新生代を三分したうちの中央の時代。哺乳類の進化・大型化で特徴付けられる時代。中新世、鮮新世に分類される。)

第四紀(258万8千年前から現在までを表し、新生代を三分したうちの最後の時代。人類の繁栄で特徴づけられる。更新世、完新世に分類される。)

新第三紀 
中新世(2303万年前から533万2千年前までを表し、新第三紀を二分したうちの前半の時代。温暖化して海進が進み、また地殻変動が激しかった時代)

鮮新世(533万2千年前から258万8千年前までを表し、新第三期を二分したうちの後半の時代。哺乳類が分化。大型化、特殊化した。)

第四紀 
更新世(258万8千年前から11700年前までを表し、第四紀を二分したうちの前半の時代。氷河期の時代)

完新世(11700年前から現在までを表し、第四紀を二分したうちの後半の時代。最後の氷期が終り、温暖化した時代。)

第四紀は、人類が登場してから、現在までを表す。なので、さらに古い時代の人類の化石が発見される度に、年代が遡って行く。その分、新第三紀が短くなる。

参考までに。
人新世(じんしんせい)とは、人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して提案されている地質時代における現代を含む区分である。人新世の特徴は、地球温暖化などの気候変動(気候危機)、大量絶滅による生物多様性の喪失、人工物質の増大、化石燃料の燃焼や核実験による堆積物の変化などがあり、人類の活動が原因とされる。正式に採用された区分ではない。

興味の無い方にはなんとも冗漫な記事。かなり長くなってしまったので、その1としてアップ。
続く。

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9月16日 村上市・三面川に架かる下渡大橋からの山岳展望

2024年09月18日 | 下越の山々
前日雨降りだった連休も、16日は良い天気。
岩ガキが食べたいっていうんで、まだ獲ってるのかなぁ?と思いつつ、9月になってもまだ暑いし、海女さんも潜ってるかも、なんて調べもせず村上へ。

前回と同じ店に行ってみると、岩ガキの看板が出てる。良かった~。
店に入ると、店主が申し訳なさそうにやってきて
「PR用の写真を撮るために、きょうは看板出したが、海女さんが潜るのは6,7,8月だけなので、岩ガキないんです」との事。やっぱりね。そんなの調べて行きゃすぐわかるんだ。自業自得。
道の駅なら冷凍したのがあるかもってんで行ってみたが、やはり終わっていた。

で、一度撮影したかった、三面川越しの鷲ヶ巣山を撮りに行く。


下渡大橋の下渡側からの村上城址・臥牛山。

村上市と云えば、三面川の鮭。

反時計廻りに。

山だった。越後百山なんだが、登山道がないので積雪期に光兎山から縦走するらしく登ってない。
光兎山は越後百山にして新潟100名山。
大平山は新潟100名山。

もうちょっと、川のアングル考えれば良かった。遠くばかり見てた。

下越の名峰・鷲ヶ巣山。
鷲ヶ巣山は前ノ岳、中ノ岳、鷲ヶ巣山と、独立した山を縦走するかのように辿って行く、きっつい山だが、前ノ岳が溶け込んでしまってわからない。
こんな感じ。

更に左へ。

石黒山は越後百山。朝日スーパーラインの途中に登山口があるが、スーパーラインは現在通行止めらしい。通行できても行かないが。
背景の白雲の中に朝日連峰が隠れている。見えていれば主峰・大朝日岳も。


今は、山は眺めるだけの存在になっているが、重いザックを担ぐお許しがでれば、きっと。
でも、熊は怖いしなぁ💦
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9月2日 やすらぎ堤 10kmラン

2024年09月04日 | ランニング
6月から再開したランニング。
6月は月間44kmだったが、7月、8月は200kmオーバー。
なかなかスピードは上がってこないものの、走ることに慣れてきた感覚。
走らない日があると不安になる、中毒症状も戻ってきた💦
新潟県は豪雨や暴風もほとんどなかったことが幸いし、涼しくなる夕方から夜にかけてならいくらでも走れた。絞れるくらいの大汗も爽快。

10km1時間切りに挑戦。
6年前は50分台で走れた。なんとかそこに近づきたい。
結果は、

あともう少し。1kmを6秒縮めないと。
ピッチを1spm上げられれば。ストライドを1cm伸ばせればクリアするはずだが、このハードルが高い。6年も経ってるし。
でも走れることが嬉しい今日この頃。
(自己満足にお付き合い頂き、恐縮。)



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