美人林を出て、国道353号経由で津南へ。
右折し、信濃川沿いの道に出ると、そこはすでに河岸段丘の上。
信濃川の向こうに苗場山と沖ノ原台地が望める。
この場所の上空からの、日本一の河岸段丘と称される津南の眺めを、カシミール3Dで描画すると、
沖ノ原台地周辺は、苗場山から流れ出た溶岩によって形成された台地。そこに中津川が河岸段丘を作り上げた。なるほど!苗場山から延々と・・・。
造山運動により隆起した(あるいは海面低下によって相対的に高くなった)大地が、洪水や、川による下方向と横方向への浸食によって平らにならされる。これが果てしない時の流れの中で繰り返され河岸段丘が形成される。
津南駅近くで信濃川を渡り、405号で中津川沿いに南下し、秋山郷を目指す。
途中、中津川を見下ろせる場所で駐車。
川の対岸が沖ノ原台地。
1024
この沖ノ原台地の上に、ひまわり広場がある。
蛇行を繰り返し、流れが変わるたびに横方向に侵食される。再び大地が隆起すると、川の流れが急になり、川底が下方向に侵食される。隆起する前の深さまで侵食した川が、また蛇行することで横方向に侵食し・・・エンドレス。
っていうのを、YouTubeで勉強しました。
不覚にも写真が少なかったので、カシミール3Dと過去記事で膨らませてる。
さらに先に進むと次第に道は細くなる。車はたまにしか通らないが、路駐してると顰蹙かいそうでなかなか止められない。駐車して写真撮りたいと思う場所は沢山出てくるのだが。
漸く、苗場山を望める位置で一枚。
そこから10分ほど進むと前倉橋
ここに茶屋がある。平家の落人伝説がある、それに因んだ名前。なんだっけ?平家茶屋?違うな。そんな風な名前。こんなとこまで逃げてくるなんて、平氏はよほど源氏が怖かったんだな。
ここから直角以上にカーブして、先に進むと案内表示。
1108
切明温泉まで行きたかったが、結びの一番までにはテレビの前にいたい。
秋山郷民俗資料館を見学して、秋山郷を満喫したことにしよう。
1121 途中で河岸段丘の上の棚田を。ちょっと、マチュピチュ風?
奥の雪が付いてる山が鳥甲山。山頂は見えない。
だが、近くまで来ると、コロナのせい?で資料館は休館らしいとわかった。
ちょうど、とても綺麗な公衆トイレもあるし、きょうはここまで。
そこからの眺め。
苗場山?かと思ったが、黒倉山周辺のようだ。
来た道を戻り、萌木の里で昼食を取り、
1024の写真を撮った位置まで戻り、川を渡り、段丘崖を駆け上がり、沖ノ原台地へ。
1251
沖ノ原台地。
奥の、苗場山から流れて来た溶岩台地。
この近くにひまわり広場がある。
視線を移すと妙高と火打。火打山の右は、鍋倉山・黒倉山。信越トレイル。
沖ノ原台地に上がったのは、あの色を見せるため。
1259
龍ヶ窪の緑色。
この緑色はここだけのもの。
竜神伝説
さあ、急がないと。家まで急いで2時間半?
でも、川西の道は速かった。
1354 途中、雪を頂いた高い山が右方向に。
越後三山
三役土俵入りに間に合った。でも、秋山郷は日帰りで行くとこじゃないね。もっと写真撮りたかった。
やはり、津南は遠い。運転に時間撮られると、まともに写真撮れない。少ない写真で、無理やり記事を大きくした。