niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

8月27日 新潟100名山60座目 菱ヶ岳 行きはヨイヨイ帰りはコワイ

2017年08月29日 | 信越トレイル
友人O君から、次は1000m越えの山に登りたい、というリクエスト。
勿論私は未踏の新潟100名山の中から選びたい。
となれば、上越の菱ヶ岳しかない。
というわけで、27日朝6時に米山SAで待ち合わせ。柿崎ICで高速を降りてキューピットバレイスキー場を目指す。
途中、私の思いこみで道を間違えるも、まあ順調に不動滝登山口に1台デポし、グリーンパーク登山口に到着。
天水山の時と同じようにアブの襲来。2匹が車の中に不法侵入するが追い出すこと能わず。まあ下山までには弱ってるだろう。

これは下山後に撮影した写真。こんなロケーションの菱ヶ岳





菱ヶ岳の背後が信越トレイル

0811 「グリーンパークぶなの森」の駐車場には2台の車


0816 登山開始


0818 スキー場のゲレンデを直登する道


トノサマバッタの子供?イナゴ?さっぱりわからん。


0826 ずっとゲレンデ・・・・


0833 振り返れば左に米山 右に刈羽黒姫山


0837 ロープウェイの終点?


0843 ロープウェイで上がってきた人はこの道標の所に出てくるのかな?


0853 秋色だなぁ


0854 ここまでゲレンデ脇には全く花がなかったが、ようやく現れてきた。この蝶は?




0900 どんどん清水への降り口


0903 バシャバシャ出てます。グイっと1杯 生き返るなぁ。


ここで、後続の男性に不動滝が一見の価値のある滝だと教えてもらう。下山後、ぜひ立ち寄らねば。

0915 ゴンドラ山頂駅までもうすぐ


0918 ゴンドラ山頂駅 着 しばし休憩


この標識の所からほんとの登山道となる。






取って付けたようなニッコウキスゲが・・・


0928 登山道へ


0943 沢沿いに登ってゆく。


0950 アザミ?




ジャコウソウでしょうか?




0952 分岐を右に。沢から離れる。
 

すぐに稜線へ向けての急登が。


思えば、この時すでに粘土質の土とコケのツルツル地獄が始まっていたのだった。


でも登りは写真など撮りながら、呑気な登山




ムシカリの実?


つい撮りたくなる朴葉






ママコナ


1015 山頂近くなると、ようやく北側の視界が開ける


1017 新潟100名山60座目 菱ヶ岳山頂着




指6本で、60座のつもり


黄色い屋根の「グリーンパークぶなの森」と登って来たゲレンデを見下ろす。


南側は木が生い茂り展望がない。
信越トレイルの主峰ともいうべき鍋倉山から時計廻りに。




雲がなければこんなハズ。

















それではと、早い昼食に。
大人の清涼飲料で乾杯し、塩麴漬けの豚肉を焼き、パックご飯を投入。60座記念メシ。

1118 下山開始
下り始めは落ち葉も乾いていて、南側斜面だからなぁと呑気に構えていたが、すぐに粘土とコケと木の根の滑りやすい道となり、二人とも滑らぬように注意し足元ばかり見ながら下る。パシャパシャ写真撮る余裕がない。

1124


下り初めて30分くらいたって次の渡渉地点が見えた時、ついにO君が横倒しに転倒。そして転がって左の沢に転落した。一瞬姿が見えなくなり大いに慌てる。
だがすぐに大丈夫!という声。高さは1mくらいで草が生い茂っているのでそれがクッションとなり、怪我もなく生還。
(でも、もしそこに尖った枝や岩があったらと思うと、今でも恐ろしくなる。)
そこの渡渉地点はちょっと広めで浅く、泥で汚れた手を洗ったりしてしばし休憩。
来た方向から左に緩くカーブする感じで明瞭なコースが続いているので、それが進行方向と微塵も疑ってなかった。
実はここから右上に斜面を登るコースがあるのだが、もとより分岐があるなどと思ってなかったので、二人とも全く気付かず。

1148 しゃがんで、こちらを嘲笑う悪魔のような・・・


1152 かれこれ40分くらい歩いているので、いくら滑らないようにゆっくり歩いているにしてもおかしいと感じ始める。 
   暫く歩くと道は登りへと変わる。やはり間違ったのか。



綺麗なブナ林の中を登り、暫くするとまた分岐に出た。左 菱ヶ岳山頂。  右 須川峠。  そして来た方向を差す矢印が不動滝登山口。
間違いが明らかになり、回れ右で下る。
どこで分岐を見逃したのか?
ちょっと偵察してくるからゆっくり歩いてきて、と伝え、先に進む。
分岐は見つからず、かなりO君と離れてしまったなぁと思った時、不意に、また転んだら、とか、熊が現れたら、などという不安が頭をもたげる。
急いで道を戻る。あれ?こんな道だったっけ?もしかしたら、知らずに正しい道を歩いてるんじゃ?一瞬方向感覚が狂ってしまった時、何かが動いたように感じ、え?熊だったりして?
O君?と呼びかけてみると、ああ、O君でした。
O君は手を洗った沢の所にいて、先に正しい道を見つけて僕が戻ってくるのを待っていた。

1236 不動滝登山口

30分弱のコースタイムを1時間15分も掛かってようやく登山口に着いた。
降りる前は、不動滝の写真も、と思っていたが、二人ともそんな元気は失せていた。
早く風呂に入りたい。
デポしておいたO君の車で、グリーンパークの僕の車を回収し、ゆきだるま温泉へ。
オフシーズンの空いた日帰り温泉にいつもより長く浸かる。

帰宅し、GPSをパソコンに繋ぎ表示してみる。

反対方向にこんなに進んでいるし、しかも登っている。
登山道だから多少の起伏や蛇行があってもおかしくない、と思いながら、どんどん進んでしまっていた。
なんでこんな間違いを。
黒い破線が降りようとしたルート。これは既に廃道なのか?存在するのか?

登山の前々日に買った2万5千図「柳島」
そこには、山頂から不動滝登山口まで真っすぐ下る道しか載っていない。
でも、その地図は現地調査は平成13年と記載されていた。信越トレイルのルート作りが始まったのが平成16年頃。
この買ったばかりの地図が実はとても古い地図で現状とかなり違うのだという認識が全くなかった。

さらに、今年の4月に発行された新版「新潟100名山」
この菱ヶ岳の項に使われている地図は恐らくこの「柳島」で、ご丁寧に赤色でこの真っすぐ下る道をルートとして載せてある。
執筆者は、現状を知らずに新版を発刊したのだろうか?

でも、平成22年頃発行された信越トレイルの公式ガイドブックにはすでにきょうのルートが載っていた。そして平成27年発行の2万5千「松之山温泉」にも、このルートが載っているのだから、下調べ不足としか言いようがない。
両方とも、登山前に目にしていたはずなのに、真っすぐと思い込んでしまっていて、地図を良く読むことが出来ていなかった。

どんなに新しいガイドブックでも、買ったばかりの地図でも、安易に信じちゃいけない、という教訓でした。

なかなか思い出深い新潟100名山60座目
越後百山 45座目

後日、皆さんとコメントやり取りしていて思いついた。
まだ登ってない新潟100名山・尾神岳。低山なのでそれ単独で登りに行くのも勿体ないなぁ、とずっと思っていたが、県道30号線経由で尾神岳に登ってから、安塚に移動して不動滝を撮影に行く。1日のスケジュールとして丁度いいかな、と。


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8月20日 角田山

2017年08月21日 | 角田山・弥彦山

日曜朝、母をデイサービスに送り出した後、母に忘れられてしょげている父の気分転換に、長岡の近代美術館で開催中の加山又造展へ誘う。
母の認知症が進みだす前は、もう車で遠出なんて・・・と言っていた10歳年上の父だが、最近は自分が頑張らなきゃと思うのだろうか、以前よりも元気なのだ。長岡行きも二つ返事でOK.加山又造展は行きたかったのだと。
何年振りかの高速道路も楽し気。

しだれ桜


秋草


もちろん撮影禁止でネットからダウンロード。

駒形十吉記念美術館と同時開催で、これは駒形十吉記念美術館にあった屏風2点。同様な構図の絵が近代美術館のほうにもあったが、こちらのほうが気に入った。27日まで開催。

家に降ろすと、私は角田山へ。キツネノカミソリ見とかないと。
スタート    :16:17
時間      :2:27'37
距離      :5.86 km
上昇      :504 m
下降      :483 m
上昇継続時間  :1:12'27
下降継続時間  :0:49'10
水平移動時間  :0:26'00.3
最大高度    :489 m
最低高度    :3 m


1625 灯台からすぐのところに少しだけ。やはり花は遅いのか?




これは、ボタンヅルでしょうか?


1741 絶対に熊や猿に食べられることのない角田山頂の栗


1808 梨平


1823 下をシーサイドラインが通る。


1835 すでに灯台に灯が入る




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8月14日 新潟100名山59座目 「花の名山」金山

2017年08月16日 | 金山
注)花の名前は全く自信がありません。間違いをご指摘ください。

新潟100名山にして越後百山の金山。
今年のお盆休みの天気予報はどこもイマイチ。
14日は、下越より上越の方が少し良さそう。竜門山へ行きたかったが、上越で探す。
前泊日帰りで行けるとこで、夏だからできるだけ高いとこ。
金山の花の適期が7月中旬から8月。ここしかない。それに以前tomoさんのブログで見た、裏金山の辺りから見た焼山が妙高あたりから見る姿より荒々しく見えるようなのでこれを写真に納めてみたい。
(この裏金山。山名辞典でみてもやはりウラカナヤマなんだが、ウラガネヤマのほうが発音しやすいなぁ。裏金ってね。)
13日墓参りの後、その足で北陸道に乗り、長野県小谷村へ。
道の駅の先のローソンで前泊。
翌朝、3時過ぎに目が覚めるともう寝られない。一度道の駅に戻ったりして時間調整し、小谷温泉先の登山口に。

0532 道の駅小谷

昨晩、糸魚川インター付近では豪雨だった。14日の糸魚川の天気予報は「昼から晴れ」。ここの地面も乾いてるし、晴れると信じていた。少なくとも隣の焼山は見えるようになるだろうと。

0630 登山口 着

駐車スペースは5台で一杯。この方々は何時から車止めてるんだろう?皆テント泊?
失敬してボンネットを触ると、1台だけ暖かい。出発して間もないか?近くに人がいて嬉しい。
私は路肩に停めた。3台くらいなら路肩に停められそう。

0638 スタート



スタート   :06:38
時間     :8:19'51.4
距離     :11.88 km
上昇     :1134 m
下降     :1057 m
上昇継続時間 :3:31'13
下降継続時間 :2:22'03
水平移動時間 :2:26'35.4
最大高度   :2251 m (三角点は2245m)
最低高度   :1243 m



0720 倒木が行き先を拒む。

登山道が全く見えないので周囲を探すが道はない。枝をかき分けてみると奥にはっきりした道が。
最近の豪雨で倒れたのかな?

0731 水場

左隅のエンビ管からしっかり出ている。
この先、花の終わった巨大な水芭蕉があちこちに。

0748 この辺りから花が増えてくる。ミヤマママコナかな。


ホツツジ?(ミヤマホツツジではない?でも低山ではないが?)


ソバナ?(花が片側に寄るため、垂れさがっているような・・・)


0751 尾根に乗り、1741mピーク。日が差してきた。


これってミズタマソウ?


この後、道は沢の中を歩くようになる。足元が悪く、嫌らしい道。滑る。



0832 やがてキヌガサソウが咲く広場に出る。休憩


0838 見上げるガレ場。

どこもかしこも滑りやすいが、ガレ場までが特に良く滑る。
暫くするとソロの女性が降りて来る。テント泊だと。昨晩は相当雨が降ったんでは?と尋ねるが、明け方少し振っただけだと意外な答え。
花は綺麗でしたよと。

0846 ウツボグサ


0847 階段ロープでガレ場を巻いて行く。


0849 ホタルブクロ?


0859 1949mピークで休憩 オオシラビソの森?


0923 ヤマハハコ


0923 カンチコウゾリナ、かなぁ?


0924 アザミ


0950 モミジカラマツ?  図鑑と見比べるが、どの花も苦戦。 


0952 ツボスミレ


0955 やがて視界が広がるとお花畑らしくなってくる。


ハクサンチドリ


シナノキンバイ?


ハクサンフウロ


ゴゼンタチバナ


イワハゼ


花を撮影してると、男性が二人下山してくる。5時半頃?登り始めたとか。この上は、足の置き場もないほど咲いてる、と。ホォ~。

(びっくりぽん。蓑虫さんご一行でした)

ウサギギク

この辺りでホントに兎が繁みから足元を走り抜け思わず声を上げる。

1003


小さな石仏がある。


チングルマ




1005


ダイモンジソウ


1008 天狗原山 着


コイワカガミ


1013 天狗山から下って行くと、そこは


ハクサンコザクラの王国


1022


1024 枯れ沢を登る。

この辺りでスライドした男性は、
「花を見るには1週間早すぎた。来週が見頃」と言う。ちょっとテンション下がる。まあ、焼山の展望に期待して。

黄色い花


こっちがシナノキンバイで?(5枚のガク片の上に小さい花弁?でも葉の形が・・・?


こっちがミヤマキンポウゲ?


1027 登りついてまた視界が広がると、 


アオノツガザクラ




1031 ここが神ノ田圃か。満開なら天上の楽園のはず。




種類は多いが、やはりまだ花の数は少ないようだ。

ミヤマリンドウ




イワイチョウ


ニッコウキスゲ


1037 残雪


1039 振り返って天狗原山


クチバシシオガマ


1042 時々、雲間から、焼、火打の山肌が覗くが、すぐに隠れる。






1050 右上奥に青色シャツの先行者。


ミヤマキスミレ


1056 山頂着


1103 裏金山方向にも、魅力的な道が続いているようだ。


西側には青空が時々覗くが・・・。焼・火打は姿を現さず。


クモマニガナ?


これは?


1130 すぐに気づかなかったが、ハングルの山名表示も。驚き。

うしろは、後着の二人連れ。
何か食べると、割と早く下山体制。午後の天気予報知っているかと聞くと、良くないらしい。とのこと。それで下山急いでいるのかな?
一応、下山予定を12時としたので、そこまでは粘ってみよう。

1141


1201 最後まで焼山は姿を現さなかった。残念。またの機会があるか?

下山開始

1206


1211 天狗原山を目指す。


1250 下りなのに体が重い。石仏のところで早くも休憩。
暑くないので、水分の摂取量が少なすぎたかも。ゴクゴク飲んで塩分チャージタブレット食べて回復を図る。


1309


1357

沢の中を下る道。ここでゲリラ豪雨にあったら死ぬかも。

ガスは次第に濃くなってくるよう。
ガレ場を過ぎると傾斜も増す。
とにかく滑るので、足元見ながら長い、気の抜けない下りが続く。

1431 ようやく水場に着くと、先に下った二人連れが休憩中。
私もここで一息入れよう。

周りの巨木を見渡す。




すると、ブナの大木の枝先に何やらぶら下がってるように見える。


何だろう?オオスズメバチの巣、かも。長居は無用。いったい、あれは何?

水場を過ぎても、谷側に傾いた道が多く、気が抜けない。


サンカヨウの実は熟すと甘いそうだが、そうすると、熊も食べるんだろうな。

1507 登山口着
展望は残念だったが、1日の山としては丁度良い、変化に富んだコース。
見頃は来週だそうですよ。皆さん。天気悪いと、あの沢の中はおっかないけどね。

雨飾荘の露天風呂でも入ろうかと思ったが、日帰り温泉は準備中らしい。道の駅の「深山の湯」へ。

帰りの北陸道「名立谷浜SA」
建物の陰からふと海を見るとあれ?ここから粟島が見えるの?
いやいや、一瞬粟島かと思ったのは角田山で、弥彦山、国上山と続く西蒲三山がまるで島のように海の上に浮かんでいた。 



越後百山    44座目

新潟100名山  59座目  (60座目はどこにしよう。50から59に1年以上掛かってしまった。)









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山の日 ナツエビネを探しに弥彦山へ

2017年08月13日 | 角田山・弥彦山
スタート   :15:50
時間     :2:35'13
距離     :6.53 km
上昇     :616 m
下降     :595 m
上昇継続時間 :1:15'51
下降継続時間 :1:02'26
水平移動時間 :0:16'56.4
最大高度   :639 m
最低高度   :42 m


「あの山この山越の里」さんの執念の1ショット。

越の里さん、ごめんなさい。許可も得ず、勝手にコピーしちゃいました。
この画像がないと、なんできょう弥彦に来たのかが説明できないので。
ホントにゴメンなさい。
(ちなみに、gooブログには、写真を右クリックでコピーできないようにする設定がありますよ。)

その女神様を見たいと、仕事帰り?に午後から弥彦山へ。
車には、仕事道具と登山用具の両方を詰め込んで自宅を出発。
ほぼ予定通りの時間で仕事が終わり、仕事道具積んだまま、弥彦山へ向かう。
休日だけに、どんなに混んでるかと思った弥彦神社の駐車場だが、意外とすんなり空いた。
車の中で、仕事着から登山着に着替え、水と、塩分チャージタブレット、救急薬品だけサブザックにつめて出発。
たった1株だけのナツエビネ。
カメラを手に持ち、右左の登山道脇をキョロキョロ。
ナツエビネは4合目から6合目の間?と当たりをつける。ミズタマソウはもっと下?
いつもは遠くの山が見えないか、という視点で登山道を歩いているが、きょうは下ばかり見ながらゆっくり登る。
が、
どちらも見つけられずに7合目の標柱。
見逃したのか?もう咲き終わったのか?この先はないだろ?
花を探しながら登るって、結構大変。
でも、所々に、植物の名前が書かれた小さい板があることに今日初めて気づいた。
それにしても、越の里さんの観察眼に脱帽。鷲ヶ巣山でもじっくり花を観察する姿が印象的だった。
きょうは、ナツエビネが咲いている場所が目的地のつもりだったが、ここまで来たら山頂まで行こう。
9合目を過ぎたあとの階段を登る、ロープウエイで来たと思われるカップル。この女性が、連れの男性を叱咤激励しながらヒョイヒョイと登って行く。
そのスピードはたいしたもので、連れの男性がハーハー言いながら後を追うのを、高らかに笑い揚げる。
可笑しさをかみ殺して、途中で抜いて山頂へ。
花を探しながら登ったのですでに5時半近く。
こんな時間に山頂に来るのは初めてかな?

1726 


海の上の雲海 その奥に佐渡?と思ったが、黒雲の峰。


0732 山頂と9合目の間は紫陽花ロード。真夏なのにまだ鮮やかに咲き誇っている。




下りもナツエビネを探して、と思ったが、登山道は意外と濡れていて、油断してると滑る。しかも夕刻。最悪は、サングラスを掛けてきてしまって余計に暗いこと。行きの時の日差しが眩しく、サングラスで運転してきたが、掛け替えずに登ってしまった。
両サイドを見る余裕はなく足元だけ見て下る。
すぐに5合目。ダメだった。
4合目辺りで、多くの子供を連れた団体さんが登って来た。もうすぐ暗くなるのに大丈夫?帰りはロープウェイなんだろうか?ちょっと心配。
結局、ナデシコやホタルブクロなど写真に納めただけ。改めて越の里さんの集中力に感嘆。よくあれだけの花を見つけられるもんだ。
登山口からすぐの茶屋の辺りからの杉林で、圧倒されるほどの蝉時雨に四方八方から取り囲まれる。
しばらく立ち止まって美しいが儚げな蝉時雨に聞き惚れた。

PS はるりんさん、たかさん、K さん、コメント頂きながら返信せずすみません。返信代わりの、この記事です。



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山の日だけどお仕事

2017年08月11日 | その他
山の日だけど午後から仕事が入ってる。仕事が終わったら、速攻で弥彦山行こうかな?
越の里さん一押しのナツエビネ。まだ咲いてるかな?
ナツエビネの写真が11:19 9合目が12:00
下りでは 9合目が13:33 ナツエビネが14:07
ふむふむ、なるほど。5合目くらいかな?1株だけ?探して見よ。

ミズタマソウもいいですね。 10:38 登山口からすぐ?

13日は墓参り
14日に上越の新潟100名山・金山2245mを計画してるがどうなるか・・・
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8月6日 きょうの山岳展望と、下山後の龍ヶ窪  写真追加

2017年08月09日 | 苗場山麓ジオパーク
下山後、キャンプ場を過ぎた辺りからの展望
雲の中には、巻機山から谷川岳辺りが並んでいるはずだが・・・。残念。

日の出前に、ひまわり畑の周囲をぐるっと撮影。この時は巻機山が写っていたことを、不覚にも後で気づいた。時計回り。

巻機山だと認識してなかった事が明白な2枚目。わかってたら、左端にこんなに半端な写し方しない。



ひまわり広場を出てすぐの場所から。時計回りに。

山伏山の下に無印良品キャンプ場がある。






天水山を下山し、すぐ日帰り温泉竜神の館へ向かう。
近くに名水百選 「龍ヶ窪」がある。汗流す前に行っとこう。


駐車料金200円払って、池に向かう。


1051 冷たくて美味い水




人心が乱れると、龍神様がこの水を干上がらせるとか・・・。




何という色なんだろう!


奥の龍神様にお参りした後、日帰り温泉竜神の館へ。
ここの露天風呂は広くて熱すぎなくてお薦め。大人600円。ロッカーのコイン戻ってこないから実質700円。肩まで浸かって本読んでる人も。さすがに昼前で空いてる。

12時に家路につく。
15時頃には新潟市に入る。
西蒲区五之上付近の田園風景。


弥彦山と角田山

予定通り16時前に帰宅できた。
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8月6日 ひまわり撮影後、新潟100名山 今年5座目、通算58座目 天水山

2017年08月07日 | 苗場山麓ジオパーク
信越トレイルの終点 天水山。
信越トレイルといえば、斑尾から、とか、関田峠から、などのイメージしかなかったので、「天水山は遠い」と、思っていた。
加えて、ブナ林だけで展望のない山、ということでなかなか計画に登らなかった。
津南のひまわり広場は、以前から訪れてみたかった場所で、津南町のHPをチェックしていると、天水山の案内も出ているではないか。
そ~か!常に上越側から考えていたが、天水山は津南から簡単に登れるんだ、これは行かない手はない。

金曜日の時点では、58座目として朝日連峰の竜門山を計画し、はるりんさんにもお誘いメールを出したのだが、日曜の4時には自宅に居なければならない急用ができて断念。でも土曜日前泊できるように仕事のほうも調整したので、また弥彦角田五頭では勿体ない。
というわけで、ひまわり+天水山に決定。

土曜日夜、長野県境近くのファミマ泊。店員さんから、ひまわり広場は早朝でも駐車できるし、しかも早朝なら駐車料金かからないとの情報をもらい、ではまずひまわり撮ってから、天水山に登ることにした。で、前記事に戻る。

一番乗りかと思ったが、3時半頃到着した時にもう車が停まっている。
オリオンなど撮影してると、少しずつ車が増えてきた。もうひまわり畑へ向かう人がいる。遅れてはいかん。
畑に着くと三脚持った4,5人の男性。中にはドローン飛ばしてる人もいる。
2時間半があっという間に。そろそろ切り上げようと思った時に笑顔の向日葵を見つけた。他のカメラマンたちは気づいてるんだろうか?

またファミマに戻り朝食。天水山へは一旦長野県に入りすぐ右折し、無印良品キャンプ場を目印にクネクネ上って行く。
無印良品キャンプ場を左に見て直進。
まず天水山津南口に着。他に車はない。停まると同時に車体にコツっ、ゴツっと間断なくぶつかってくるアブの群れ。
すぐ先の松之山口に移動。ここはバイオトイレもある。やはりアブの襲撃。車体が冷えればアブの攻撃も弱まるだろうと車内で待機してると、軽が2台到着し、アブを引き受けてくれた。ドア全開で支度してるので「ああ、アブが入ったぁ」と大急ぎで支度して1台をデポし、他の登山口に向けて出発していった。
ムヒをたっぷりスプレーし、いざ天水山へ。また一人になったので熊怖いなぁ。ここはいきなりのブナ林。

登山口から山頂まで
スタート    :08:13
時間      :0:43'18.8
距離      :1.91 km
上昇      :211 m
上昇継続時間  :0:27'05
水平移動時間  :0:16'13.8
 登り一辺倒で、下りはない。
最大高度    :1092 m
最低高度    :878 m

バイオトイレ

0813 スタート

暫く林道を進み、

0820 登山道へ

ブナ林、のみ。

寄り添うブナ


見下ろして、ブナ、ブナ、ブナのみ。展望なし。

0829 津南口との分岐

0831 栄口との分岐

ほとんど登りだけの道だが、水平移動時間が16分と長い。
実はまたまた落とし物。これを探して高低差のないところを行ったり来たりして探していた。
いつもはザックに付けている熊鈴を、きょうはズボンのポケットのジッパーの金具につけた。
尾根に登り着きスピードを上げるとリンリンいい音を響かせる。
が、気づくと音がしてない。見るとジッパーの金具ごと外れてしまっている。
すぐに見つかると思ったが、10分くらい行ったり来たり。
だいぶ古くなった熊鈴で新調してもいいくらいなんだが、このブログを始めた頃から山行を共にしているヤツで見捨てるのは惜しい。
それに鈴には息子が買ってくれた足守、足のお守りが結んである。あれが無くなると気持ちが萎えそう。
と、草の間にホワっと浮かび上がるように淡いピンク色。お守りについてる草鞋がピンク色なのだ。あった。良かった~。

0851 意外と急登

0859 山頂着

信越トレイル案内板

南東方向が少し開ける。奥の山は霞んでどこだかわからない。
後から調べたところ、方角からするとあの雲の中には苗場山が鎮座ましましていると思うのだが・・・。
そして下は平野ではなく、ひまわり広場も含まれる沖ノ原台地。
苗場が見えるのなら、評価は赤丸急上昇するのだが・・・。

山頂から西ノ峰?まで。往路を戻る。
スタート    :09:04
時間      :0:48'56.0
距離      :2.53 km
上昇      :42 m
下降      :238 m
上昇継続時間  :0:06'24
下降継続時間  :0:23'37
水平移動時間  :0:18'55
最大高度    :1102 m
 最低高度    :887 m 

天水山は隣の西ノ峰とで双耳峰なんだそうだ。
時間もあるし、ここに長居してもつまらないし、行ってみよう。
0910


蝶がヒラヒラ飛んできて目の前に止まる。おお!アサギマダラ!
慌ててカメラ構えるがピンボケ。3度目のシャッターを押すと飛んでしまった。これが一番まとも。
でも、アサギマダラを実際この目で見たのは初めてなので、きょうの山行もたとえ展望がなくても大満足。

そしてブナブナ・・・。

この先は下っていくようだと思える場所で、Uターン。西ノ峰だと思うのだが、表示は見つからなかった。

多くが細いブナで二次林なんだろうが、こいつは年月を重ねてきたようだ。

立派なきのこ。きのこの名前はサッパリ???花はあまり咲いてなく、きのこが時々顔を出してるだけ。

0928 天水山に戻る。 

0932 すぐさま下山開始

0950 きょう初めて山中ですれ違った二人連れ。ブナ林の奥に青いシャツ。(見えるかな?)

0951 登山道が終わり、林道へ

0955 駐車場が見えた。お手軽に、新潟100名山58座目ゲット。

0959 登山口で見上げる夏空

さて、いくら展望のない山、といっても、何か展望写真を撮らないと気が済まない。
次の記事ではひまわり畑近くから見た周囲の山々と、日帰り温泉近くの龍ヶ窪を。


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8月6日 新潟県津南町ひまわり広場の夜明け

2017年08月06日 | 植物
0350 未明のひまわり広場駐車場
ヒアデスとプレアデス

 
0354 オリオンと明けの明星


0443 夜明け前の聖地に信者が静かに集まる


0447


0448


0459 太陽神の御出ましを待つ


0509


0511 おお!


0512 太陽神の降臨


513 思わず立ち上がる信者


0514 畏怖


0518 歓喜


0523


0532 立ち尽くす


0543


0546


0550 神の優しさに包まれ。


0559 可憐な乙女


0603 舞台裏


0609 オッハヨ~




出番待ちの若造達。




追加
5時12分の太陽の位置 by カシミール3Ⅾ


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