三国川ダムは、丹後山登山などの折、数回前を通ったが、いつも急いでいてちゃんと写真を撮ったことはなかった。
奥三面ダムにも行きたかったが、こちらは昨年の大雨の影響で、林道の開通が遅れているらしい。
梅雨入り前の貴重な晴れの日曜日。先に三国川ダムへ行こう。南魚沼へ行くのだから魚沼スカイラインからの越後山脈・三国山脈の写真も撮りたい。はるりんさんに教えてもらった樽山にも行きたい。
車に乗ると、「六日町に行くんなら雲洞庵にも連れってってくれ」と。僕も子供の頃に一度行った記憶はあるが、ほとんど覚えていない。
3つ回る時間はあるかどうか。樽山は雲の出方次第で展望なさそうだったら後回し、ということで関越を魚沼へ。
小千谷を過ぎたくらいから日が陰った。雨降るかも?魚沼スカイラインはきょうは無し。
大和ICで関越降り、291号線(清水街道)を南下。
9時半過ぎに雲洞庵着
黒門を入る。
すでに厳かな雰囲気が。
赤門
向かって右側の柱には、「雲洞庵の土踏んだか」と記されている。
赤門の写真を撮っていると、左奥の森の中から、ピロロロロとアカショウビンの鳴き声が。こんなところで聴けるとは思ってなかった。
(どう聴いても、キョロロには聴こえない)
大草鞋に絵馬が。
1歩赤門を入ると、いきなり、心に染み入る景観が。
雲洞庵の土、僕も踏んだよ。
いいお顔だなぁ。歯痛も治してくれるかな。
左奥に何か近代的な建物が。
こうした建物も何百年か経つと、古刹の中に融けこんでゆくのかなぁ。
正面に戻ると、鐘楼が。
白い石や、首飾りが、何やら西洋の彫刻を思わせる(のは、私だけ?)
では、本堂へ
日本一の庵寺、越後一の寺、と謳われる雲洞庵の本堂。 (ピンボケ多謝。絞り値間違ってた。)
なんと絢爛な。
こうした彫刻には、ちゃんとしたストーリーがあるんだろうな。
雲洞庵は曹洞宗のお寺。坐禅堂へ。
坐禅堂の廊下からは大池が望める。
掃き清められた廊下を渡り、客殿へ。
客殿の椅子に座り、外を眺めていると奥の森からホイホイホイ。サンコウチョウの鳴き声も聞こえて来た。
今は世の中は、コロナとの長い闘いの時。
仏様、どうか我々をこの病魔から救ってください。
薬師如来十二神将
子年の神は、クビラ大将。 千手観音の化身とのこと。
さらに
韋駄天走りで日本を、世界を。
最後に宝物殿へ。
最古のものは鎌倉時代とか?お宝が沢山。でも、僕の眼に止まったのは
いいなぁ。こういう絵図。
ずっと眺めてるうちに、ふと思った。
これは、魚沼スカイラインの樽山付近から見た金城山かも。
カシミール3Dで描画。
雲洞庵。行く度に新しい発見がありそう。いずれまた。
田植えが終わったばかりの魚沼の田園を抜け、三国川ダムへ。
(続く)