お盆休み。新潟の天気はいまいち。
14日晴れる場所を探すと、群馬県中之条町に晴れマークがついてる。
久しぶりに関越トンネル越えるか。
目指すは令和2年に運用開始されたばかりの八ッ場ダム。
おっと、津南の写真の残りをアップしてなかったが、いまいち気分がのらないのでいずれ。以前の石落としの写真はこちら
月夜野ICから県道36号~国道145号。勝手知ったる道。建設中から、何度か八ッ場ダムの前を通っているが、ダムを見るのは初めて。
お盆休みだし、どんなに混んでるかと思ったが、すぐに駐車できた。
「なるほど!やんば資料館」 中を見学するのは後回しで素通りし、展望デッキへ。
すぐに天端へ。
八ッ場あがつま湖
八ッ場大橋
建設中止が話題になってた頃、ニュースの映像で良く使われていた橋。
下をのぞき込む。あそこまで、エレベーターで降りられる。
真っ赤なもみじ橋。
吾妻渓谷の奥は、吾妻山。
エレベーター前には列が。並ぶのが嫌いな父は、明らかに、やめようぜオーラを身に纏っているが、無視して列の最後尾へ。
きょう降りなかったら、一生降りないぞ。
その父を並ばせといてパチリパチリ。
奥は菅峰。
10数人乗れそうなエレベーターだが、コロナのせいで8名まで。
3、4回、下りのエレベーター見送っ
て、ようやく地下3階、ダム下へ。
見上げる堤体。これほど肉迫してくるダムはなかなかない。
一番奥まで行って、
振り返ると吾妻渓谷
あれが展望台かな?
緊急放流したら、あのすれすれまで水が来そうな、吾妻渓谷で一番狭い場所?
ダムの隣には滝。全国的に豪雨が襲う今夏だが、流れは細かった。
堤体の中に入り、エレベーター乗り口。
車を少し戻し、展望台「やんば見放台」
草津温泉からの強い酸性の水のため、魚も住めない死の川だった吾妻川を中和するため、24時間、365日、石灰を流し続けてるなんてのは初めて知った。
八ッ場大橋
右岸の展望台
帰路。関越道下牧PAから谷川岳。
関越道下りでは、いつも関越トンネルに入る前に谷川岳SAで休憩するので、その手前の下牧PAに止めることはなかったのだが、谷川岳がくっきり見えていたので、初めて駐車してみた。
この辺りからの谷川岳。撮りたかったんだ。
おしまい。
磐越西線に、綺麗で立派な黄色い鉄橋があるそうだ。ここを渡るSLを撮影したい。
SLばんえつ物語号。以前には、赤い鉄橋を渡ってくるSLを撮影したが、それ以上に素敵な鉄橋らしい。
鉄道ファンの皆さんにとっては、とても有名な鉄橋らしいが、知ったのは最近。俄然、見てみたくなった。
SLが、鉄橋直前の山都駅を出発するのが12時50分。
新潟市から休憩入れて3時間みとけば、余裕で三脚据える時間があるだろう。そこに行くなら、道中寄りたい処もある。
9時に新潟市出発。
国道49号を津川へ。
津川から国道459号へ。狭い、素掘りのようなトンネルをいくつも越えてゆけば、
東北電力・豊実ダム。
459号から右に折れてダムへ向かう道は入口にゲートがあり入れない。
ゲートの隙間から。
459号を少し進むと、この施設があり(第二豊実発電所?)この右側からダムを見下ろすことができる。
川幅の広い、落差の少ない(V字谷じゃない)場所に建設されるダムは、こういう形、ということなんだろな。鹿瀬ダムも揚川ダムも、新潟県内の阿賀野川のダムは皆この形。左手前の施設が第二豊実発電所(だと思う)
これが改修された豊実発電所。(たぶん)
まるで要塞のような土台のコンクリート。ダムそのものより、この要塞のほうが、ここの見所かも。この複雑な形は、大量に放流した場合の水勢を減衰させるためか?(全然違うかもしれないから、信じないように)
これは魚道?
では、次の目的地・飯豊連峰眺望所へ。
国道459号が県境を越えると、宮古そば街道と別名が付く(たぶん。たぶんな情報ばっか。すぐに信じないように)
弥平四郎への道を左に分け、どんどん山を上って行くと、飯豊連峰眺望所。
家を出るころは空が白く濁っていて、ちゃんと見えるのか心配だったが。
ここに来るのは2度目だが、前回はあまり良い天気ではなかった。きょうは充分素晴らしい眺め。
同じような写真ばかり(この方向しか見えないから)
飯豊本山
大日岳
鏡山から見ると、本山と大日岳が鏡に映したように対照的に見えるから鏡山という。
この時点で、時刻は11時半を回ったところ。SLが一ノ戸川橋梁を渡るのが12時50分過ぎ。時間余裕あり過ぎだが、この範囲しか見えないので、長居することもない。出発。
すると、もう一か所展望場所が。当然停車する。
恋人峠。
ここからはさらに左に展望が広がる。
左最奥の山は雪を頂いてる。この方向に見える高い山って。どこ?ここで見てる時は見当がつかなかった。
川内山塊だった。こんな風に見えるなんて想像もしてなかった。
兎ヶ倉山の右に菅名岳が見えるなんてのも新鮮。相変わらず名前が横書き。
棒掛山、兎ヶ倉山くらいは現地でわかったが、あとは全く。すぐには山の配置を頭の中で整理できない。だから飽きない、面白い。
では。山都町へ向かって山を下る。
続く。
◆水没林とは…山形県のHPより。
春の訪れとともに大量の雪解け水がダムに流れ込み、満水となった白川湖から柳の木々が生えているかのように見えます。新緑の季節、湖畔には飯豊山の山並みが連なり、美しい若葉を芽吹かせた木々に囲まれた湖面が、空を映して輝きます。早朝、木々に朝霧がかかると、まるで物語の一幕のような幻想的な風景を見ることができます。ダム湖が満水になっている1か月しか見ることのできない景色です。
これを知ったのはごく最近。俄然、見たくなった。
3連休初日。晴れだが、大気の状態はイマイチ。雲の多い晴れ。朝の新潟は天気雨が降っていた。飯豊は雲に隠れて見えない。一抹の不安を抱えて出発。
国道113号。小国町を越え、飯豊町に入る。すでにあちこち山桜が綺麗に咲いている、交通量はちょいと多い113号。どこかで車停めたいなぁ、と思いつつもなかなか見つけられず。
横川ダムへの道を右に分け、進むと。
間瀬橋手前に広い駐車場が。取り合えず、ここで小休止。標高約350m。
染井吉野、ほぼ見頃。
米坂線がすぐ脇を通るが、列車は来ない。俄か鉄ちゃんに成れず。米坂線も只見線も、すかすかのダイヤ。JR頑張って。
米坂線と並行して進み、県道4号線へ右折。
ここから置賜白川沿いに進むと、
河川敷の向こう残雪の山々が。飯豊が見えた。
山桜を愛でながら進めば、白川ダム到着。
白川湖の色が。緑と白を混ぜ合わした色。雪解け水だから?常にこの色?白っぽいから白川?
白川ダムの案内板
提頂長419.6m。なかなか。柿崎川ダムは424m
ロックフィルダムだった。
この先、車で進んでいいのか?悪いのか?今回はパス。
下流方向を見下ろす。
洪水吐
赤い。ゲートがある!?
ゴウゴウと音を立てて流れ下る。
県道4号を少し進み、ダムを振り返る。
長い提頂。
赤い洪水吐のゲート。
これまで見てきたロックフィルダムは自由越流式。
一定の水量を越えると、自然に溢れて水を逃がす。
三条市・大谷ダム。右端の流路から自然に溢れる。
巨大な群馬県・奈良俣ダム
白川ダムのこの形は初めてみた。収穫あり。
県道4号をさらに進み、水没林へ。
続く。
日付は前後するが、5日は阿賀町へ。
東北電力鹿瀬ダム
国道459号から、右に下って
他のダムのように堤頂に上がって、というわけにはいかないようだ。
20門の洪水吐から一斉放流したら壮観だろうが、それって災害時、だな。
この日は阿賀町のハーブ園・ハーバルパークへも。
花の少ない季節だけど、この広々した静かな高原は癒される。
ここで栽培されたブラックベリーのアイスを食す。旨し!
高気圧にすっぽり覆われた日曜日。
冬季閉鎖解除され奥只見ダムまで開通した奥只見シルバーラインを疾走?し、4月11日の奥只見ダムへ。
昨年は4月29日に訪れた。
コロナ禍でスキー場が閉鎖された昨年とは全く雰囲気の違うダムの駐車場。奥只見丸山スキー場の駐車場はすでに満杯で、昨年はガラガラだったここに停めてシャトルバスでスキー場へ向かうんだそうだ。左側にシャトルバスが見える。
日本第4位の高さを誇る奥只見ダム。157m。
第一位は黒部ダム186m。以下、高瀬ダム176m、奈良俣ダム158mと続く。
重力式コンクリートダムとしては日本一だそうな。
待て待て、アーチダム(黒部ダム等々)は重力式コンクリートダムじゃないの???
閑話休題(それはさておき)
雪解けで放流してるんじゃないかと、それを期待して来たのだが、残念。
そこからの山岳展望
スキー場のリフトに乗れば、きょうは燧ヶ岳を始めとする大パノラマが期待できる快晴。
スキー場からの山岳展望。素敵な写真を撮れるのは間違いない。
心は動いたが、この快晴を独り占めってわけにもいかない。
駐車場に降りてお決まりの一枚。秘境奥只見。駐車場は秘境感ゼロ。
駐車場から少し下ってパチリ。
駐車場に戻り、一軒だけあるお宿。ここ、泊まってみたい。
あっちでパチリ。こっちでパチリ。ダムを見られる角度がさほど変わらないので変化がないなぁ。
では、シルバーラインを戻って銀山平へ。
トンネル抜け、橋を渡ると左・尾瀬方向は通行止め。
この辺りはすでに路駐の車で埋め尽くされている。この辺に停めてる人は、日向倉山に登るんだと教えると目を丸くしていた。
そしてこれも定番・石抱橋へ。ここも車がびっしり。
石抱橋からの北ノ又川。そして越後駒ヶ岳。
短い橋の上を行ったり来たりで、やはり、あまり変化がないなぁ。
橋の反対側から水面を見下ろす。綺麗な色。
この辺りに車止めてる人はエチコマの頂まで登ってるんだと教えるとさらに目を丸くして感心していた。
その時は、あの山頂に、はるりんさんがいるなんて考えてもいなかった。
懲りずにもう一枚撮って、先に進む。
「白銀の湯」の手前に一台の車が止まっていた。
雪の壁が途切れ先に進めそう。
なるほどこうなっていたか。
右・越後駒ヶ岳 左・中ノ岳
エチコマ
中ノ岳
振り返ると日向倉山。
そこから右向くと、
荒沢岳。ここからは前山の影になって見えないと思っていた。
アップで。見事なピラミッド。荒沢岳は新潟100名山の中でも、そのどっしりした土台により圧倒的な風格がある。
「白銀の湯」の先からエチコマ
荒沢岳
早春の銀山平で撮りまくり。狙い所は限定されるが。
白光橋まで戻り、最後に北ノ又川を。
左奥に道行山。
振り返り見える奥の山は、会津駒の左に連なる山々。
シルバーラインを戻る。
途中、トンネルを抜けたところで山肌の新緑が綺麗。
魚沼アルプス。盟主は笠倉山。
エチコマ
シルバーラインを抜けた。延長22km。うち、トンネルは18km。よく掘ったもんだ。人の力は偉大。
さて、帰りに魚沼の桜でも愛でていこうか。
小出ICを左に見送り魚野川を渡って青島へ。(葉加瀬太郎もファンの青島ラーメンとは関係ない??)
ここの土手が、桜の名所。
土手から越後三山。
ところが、まだ咲いてなかった。
暫く開花している木を探しながら車を流していると、何輪か咲いてる木を見つけた。
次の週末が満開?
国道17号木津交差点付近から咲いている桜がちらほら。
三仏生付近で満開の桜並木が見えた。ちょっと寄り道し。
青島との標高差は50mくらい?こんなにも違うもんか。
まだまだ桜はいくらでも楽しめる。来週も山奥の桜探訪。
結氷し、その上に雪が降り積もり一面真っ白になっていたダム湖が、雪解けで水位が上がるとともにその氷が割れ、流氷のようになるのを 雪流れ という。
どーしても見たい。ナイヤガラの滝と化す黒又ダムも。
黒又ダムまでの道が除雪完了したかどうか市役所に確認してないが、出発。
今回も、国道17号川崎ICから国道351号線・新榎トンネル越えで栃尾に抜け、国道290号経由で入広瀬へ。トンネルまでは雪も消え、道端にカタクリなんぞも見られるんじゃないか?と思いながら車を走らせていたが、トンネル抜けると道の両側にはまだまだ雪がたっぷり。雪国の春はゆっくり。
道の駅いりひろせの先で右折し、黒又ダムを目指すが、やはり除雪されておらず。空振り。想定済み。負け惜しみ。
回れ右で破間川ダムへ。
カタクリには逢えなかったが、途中、雪が消えた小川の周りには水芭蕉が。
七曲スノーシェッドを抜けると広い駐車スペース。ここは前回、鉄ちゃんがカメラ構えていた場所かぁ。
降りて確認。なるほど、絶好の撮影ポイントなんだ。
すぐ先の只見線大白川駅の時刻表でダイヤを確認すると、約1時間後に下り列車が通過するらしい。
破間川ダムまで往復して丁度いい時間かも。
破間川ダムの入口着。
ここも同じく除雪されてなかったが、低くなった雪の壁の上に登れるくらいには雪解けが進んでいた。
登ってみると、
割れてる。割れてる。これを見に来た。
写真右にダムへ続く道がある。ダムへ向かったような足跡もある。行ってみたかったが、デブリが道をふさいでいるような場所もあり、断念。ひとりなら?行ったかも。
同じように雪流れを見に来ていた女性が、赤い橋の方もいい、と。勿論行きます。
車を少し進めて、お気に入りの展望地点へ。
前回3月7日の写真。
きょうは、
こうして端から割れていくのか?
青いダウンの男性が、今年は割れるのが特に早いと教えてくれる。
おまけに5月の同地点からの写真。
さらに上流側の方が凄い事になってるようだ。
少しずつ車を進め、路駐して、カメラ抱えて車から飛び降り、撮影、を何回かくりかえす。
まさに流氷。まさに雪筏。
ダムも半分ほど見えるようになってきた。
ダムをアップで。
赤い橋=浅草大橋まで来た。
ダムをアップ。赤い構造物の両側が非常用洪水吐。雪解け進むとそこまで水位は上がるんだろうか?
ダム湖を回り込むように続く道も除雪されてるようだが、この先、道は特に狭くなり雪崩が怖いのでここまで。
雪流れ。堪能した。
ほんの2週間ほどの、雪国魚沼に春を告げる歳時記。
さて、大白川駅を下り列車が発車するのは9時59分。間に合いそう。急いで戻る。
七曲スノーシェッド着。
ほどなく下り列車がやって来た。
電線の縛りを受けず、どこまでも走れるのがディーゼルの魅力。と、ある鉄ちゃんの言葉。
連射。だが、近づくとピンボケ。前回撮影した時は、徐行のようなスロースピードだったので、シャッター速度をさほど上げなくても大丈夫かと思っていた。きょうはもう少し速かった。難し。
最後に新入広瀬橋から毛猛山塊。
ここからは毛猛山が見えない!破間川ダム辺りからは見えるので、当然ここからも見えると思っていた。
帰路、栃尾の道の駅で、名物の油揚げでお昼とする。
屋台?で並んでいると、前の方が、今年は雪流れが始まるのが早いと教えてくれた青いダウンの男性だった。皆、行動パターンは一緒。
完。
結氷し、その上に雪が降り積もり一面真っ白になっていたダム湖が、雪解けで水位が上がるとともにその氷が割れ、流氷のようになるのを 雪流れ という。
ネットでそんな文章を見てから、一度は見てみたいと思い、晴れ予報が出た20日、黒又ダム・破間川ダムを再訪しようと考え、いつもの過ちを繰り返さないように下調べしとこうと、魚沼市などに電話し除雪状況を問い合わせるとまだ黒又ダムまで行けないとの返事。
残念だが、電話してよかった。雪流れがみられるとしたら破間川ダムのほうだが、せっかく入広瀬まで行くなら黒又ダムまでの道が除雪完了してから。
いつも、思い立ったら下調べせずに飛び出す私としては上出来。
それじゃあ、エントリーした5月の柏崎のハーフマラソンの下見も兼ねて、柏崎の水源池や谷根ダム・赤岩ダムを廻り、それから県道25号経由で柿崎川ダムの雪流れを鑑賞するというプランで出掛けた。
ハーフマラソンスタート地点の柏崎市・みなとまち海浜公園から、海を臨みながら番神岬~鯨波と辿り、コースは山道へ。県道73号。勿論この日は車で。展望のない単調な、しかも登り一辺倒のコース。テンション下がる。
ようやく展望が開けたのは、折り返し地点近くになってから。
刈羽黒姫山。
来た道戻り、途中で左折し、まずは水源池=川内ダムへ。
柏崎の重要な水道施設。まあ、ダムとしてはたいした規模ではないが、谷根ダム、赤岩ダムと3点セットで考えるダムだから良しとしよう。すぐに谷根ダムへ向け出発。
谷根と書いて、たんね。そういえば、昔、市川駅前にタンネっていう喫茶店があって、良く行ったなぁ。(それがどうした)
時折、小さな落石が転がる山道を谷根へ。さあ、もうすぐと思ったら。
なんてこった!
またまた来た道戻り、マラソンの折り返し地点への道を右に見て直進し、県道353号線へ。せっかくここまで来たので市野新田ダムも再訪しとこう。
洪水吐を流れる水が描く水紋?流紋?が綺麗。
だいぶ氷が解けはじめたダム湖。
現在の積雪は1m20cm?
背景は刈羽黒姫山
まだ、氷はこんなに厚い。これが割れると流氷のように?
ゆっくりし過ぎた。では、県道353号を戻り、柿崎川ダムへ続く県道25号へ。
一山越えれば、と思ったところで、なんてこった2! 除雪されてなく行きどまり。
やはり、いつもの私だった、と凹む。
さて、どうやって柿崎川ダムへ行こうか?このまま南下し、尾神岳の南側を巻いて行こうか?いやいや、山深い方向へ向かうのはリスク大。以前の記憶がよみがえる。結局鯨波へ戻り、米山ICから北陸道に乗り、柿崎ICで降り、県道25号を反対側から柿崎川ダムへ。最初からこっちへ行けば良かった。大幅に時間ロス。下調べは大事。
あとは順調。長閑な早春の県道25号を辿り、途中で米山をパチリ。
新潟市側から見える米山の北面は真っ白だったが、こちら側から望む米山の南面は雪消えが早い。こんなにも違うんだ。
ダム着。
前回同様、はなさき橋からダムを見上げる。
高さはたいしたことないが、堤頂幅424mの大ダム。新潟県最長のダム?三国川ダムは420m。
前回より、もう少し先まで歩いて行けた。
さらに進んで管理棟脇へ
雪が融け、前回より歩き回れる。
チ、チ、チ、っと、ジョビ♀
洪水吐を覗き込むことはできない。
それなら、堤頂歩いて、反対側まで行こう。
綺麗な湖面。あれ?あれ?雪流れは?遅すぎた。
洪水吐の真上に
反対側
湖の向こうは城山
尾神岳と対峙し、柿崎川ダムを見守る、霊峰米山。
では、駐車地点に戻ろう。
途中、下流を見下ろす。霞んでなければ、遠くに頸城三山が見えるとか?展望の名ダムなんだ。秋にまた来ようか。桜の時期も捨てがたい。
堤頂を飾る石も、ひとつひとつ形が違い(当たり前)面白い。
切れ長の目に細い眉の女性が、フードを被ってる。スカーフか?マチコ巻き?
ダム湖に沿って進む。
根開けの森
気づくと西から雲が迫ってきている。
そろそろ帰ろか。
橋の上から。明日は大荒れ天気とか。
反対側の米山
最後に洪水吐を。
柿崎は、上越市柿崎区。上越と妙高の酒蔵がタッグを組んで、それぞれの酒を持ち寄り、ブレンドした新しい酒を地域限定で販売してるというので、柿崎IC辺りでちょっと探してみたが見つからなかった。
大積PAで、長岡・生姜油ラーメン食して帰宅。
雪解けを迎えると、魚沼の黒又ダムは凄い事になる。
ここの処、かなり気温の高い日も増えて来たし、そろそろ黒又ダムがその迫力ある姿をみせてくれるんじゃないか?
例によってよく調べもせず、入広瀬目指して出発。
いつも通り、いりひろせの道の駅でコーヒータイム。駐車場にはでっかい雪ダルマ?
鏡ヶ池越しに守門岳
どこからみても秀麗なその姿。
さて、道の駅を出て、少し進めば、黒又ダムへの道が右に分かれる。
民家の間を進んで行くと、
!行きどまり。まだ除雪されてなかった。魚沼の雪を甘く見ていた。それ以上に、今シーズンの豪雪は半端じゃなかったんだなぁ。
いきなり出鼻をくじかれた。これでは、その先の破間川ダムも無理だろうなぁと思いつつも一応行ってみる。
252号線に戻る手前で、新入広瀬橋越しに守門岳。
次いで新入広瀬橋上から
守門岳山頂は見えていない。一番高く見える場所は藤平山。
JR大白川駅前で国道252号から別れ、左の道へ。
長いトンネルを抜けると、破間川ダムへの入り口。
右折すると、!またまた行きどまり。まあ、そうだろうな。
少し先に進むと、ダム湖を見下ろせる場所があったな。そこなら大丈夫だろう。
展望の主役は毛猛山塊。(主役と思ってるのは私だけ?)
さすがに、これ以上進むと雪崩に遇うんじゃないか?なんて思うほど快晴で気温が上がって来たので、ここで回れ右。
JR大白川駅。
時刻表を見ると、あと15分程で列車がくるようだ。
来た道戻りながら、鉄ちゃんになれる場所を探していると、柿ノ木スノーシェッドを抜けたところで、鉄橋を眺められる場所が。
あと数分で列車が来る。
シャッタースピード上げて、その分暗くなるのを補正して。試し撮りを何枚かして、背面モニターでしっかり確認したつもりだったが。
明るくなり過ぎた。まあ仕方ない。雪が多いと難しい。
このまま帰るのでは消化不良。
そういえば、もうひとつダムがあるじゃないか。藪神ダム。町からすぐの小さなダムなんで、いつかは行こうと思っていたが、いつもスルーしてきた。きょうのために残してきた、ってわけじゃない。
藪神ダムという名前から、地図で只見線藪神駅周辺を探してもすぐに見つからない。実際は藪神駅から2つ手前の魚沼田中駅のほうが近い。
三渕沢橋を渡り切った場所に駐車し、橋の上に歩いて戻る。
ここでも展望の主役は守門岳
さらに橋の中央に向かって歩くと見えて来た。
一門だけ、クレストゲートが開けられ、ゴウゴウと越流中!そうそう、柿崎川ダムの洪水吐を水が流れているのを見てから、ダムから越流する水の流れをが見たかったんだ。
こちらに向けてカワウが飛んできた。
雪解けが進んでダム湖の水位があがれば、さらに一門、一門とクレストゲートが開けられるんだろうか?
全部開いたら絶景かも。黒又ダムの帰りにまた寄ろう。
252号線に戻り、下権現堂山を回り込み、小出の市街地に近づくと、越後三山が良く見えるようになる・・・のだが、この日は雲がかかっていた。
越後駒ヶ岳
四日町で17号に入り、帰宅。
ロッテアライリゾートから柿崎川ダムにカーナビセットすると、来た道とは違う経路が示されるのでそちらへ。
ほどなく矢代川を渡ると、窓から見える風景が良さそう。路肩に停めカメラ持って外へ出る。他にもカメラ構える方がいて、間違いなくビューポイントのよう。
くぼ橋。地図見ても、くぼという地名が見つからないけど、くぼばし。
陽光あまねく矢代川の流れ
土手の雪面には獣の足跡。
こっちはうさぎ?
この一直線はきつねか?
車を進めると、交差点の地名が志。
「こころざし」か。いい地名だなと思って見てるとローマ字表記がshi。「し」かぁ。
初めて訪れる場所は、これだから面白い。
柿崎に近づくと左手に立派な山が。あれは?
25号線に入り暫く進むと、
尾神岳
反対側には米山。
さすが新潟100名山。どちらも立派。
柿崎川ダムの標識も出て来た。
ちらっと見えたダムが。でかい!
案内に従い右に下り、橋の上から。
堤頂の柵が小さく見える巨体。
橋の先は除雪されてなく行きどまり。車を戻し、堤頂へ向かう。
管理棟脇の案内板。先ほどの場所は下流水辺の広場か。
展望イベント広場も期待大。
堤頂長424m!でかく見えるわけだ。ほんとにデカい!
奈良俣ダムが580m。奥只見ダムが480m。黒四ダムは492m。
それらに次ぐ規模ってことか。有名な八ッ場ダムは290m。
ダムの奥に尾神岳。そこでなきゃいけない位置にデンと腰を据え、柿崎川ダムの決定的背景を成していた。
ズームイン。
右側の雪が露出しているところはパラグライダーの基地。左にパノラマハウス。
!ふと思いついて、パラグライダー基地で撮影した写真を見返してみると、柿崎川ダムが写っていた。
ダムを見たい。雪の壁の登れそうなところに足を掛けると、どうやら下に階段がありそう。
登ると、
こうなっていたか。
かきざき湖と尾神岳
奥の橋の下が洪水吐に繋がる水路のようだ。
堤頂の上を歩いてみたいが、それはまたの機会に。
下から見上げた柵。そこそこの大きさはある。下から見たら小さかったのに。
ダム湖に沿って車進めながら、
橋の上から反対側を見ると米山
ダム湖の奥まで進み、ダムを見下ろす。
光溢れる春の装い。
ロックフィルダムの洪水吐を見て帰ろう。
来た道戻るが、木が邪魔している。ここが一番かな。
アップで。
水が流れている。水が流れてるところって見た事あったかな?
気温上昇し雪解け進み、サーチャージ水位を超えてるってことか?
雪国の春ならではのダムの見所なのかも。
桜の頃に再訪しよう。
柿崎ICまでもうすぐ。今年の豪雪で痛んだ畦道の修復だろうか?
山麓を見守るように春霞に浮かぶ霊山米山が、一際神々しく見えた。
完
快晴の日曜日。暫く柏崎方面はご無沙汰だったので、柏崎市のダムを見に行こう。
柏崎と言えば古くからある鯖石川ダムが有名だが、昨年4月に利用開始された市野新田ダムや建設中の鵜川ダムなど興味深いダムが沢山ある。
柏崎IC降りて国道252号~8号~353号と辿り、市野新田ダムを見学し、その後275号線で高柳町に抜け、鯖石川ダムを見学、252号~403号線で小国町に抜け、404号から長岡IC経由で帰宅という、ほぼ3桁国道を巡る周回コース。米山、刈羽黒姫山を愛でるコース。
北陸道栄SAから目指す米山。
柏崎ICを降り、8号線に入れば、霊峰米山を正面に見る。
城東から353号に入り、県道25号を過ぎ野田の辺りに差し掛かると右手に広がる山岳展望。
悲しいかな、どれがどの峰やらわからない。右手の立派なのが米山?帰宅後パソコンで調べて前衛の山々だと知る。雪が付いているとみんな立派に見える。
綾子舞会館の案内が出てきた辺りで右折。雪の壁の間を進めば、ダムがあるはずなんだが・・・
どうやら、右手の斜面がダムのようだ。ロックフィル式か。
市野新田ダムの表示が出たところで停車。雪崩の防護柵
これが管理棟か?他のダムのコンクリート造りの管理棟と比べると断然お洒落。
立入禁止の表示がある。入っちゃいけないよ。横川ダム同様、雪の壁でダムが見えない。この場は早々に立ち去ろう。
さらに車を進めると、雪の壁が低くなったところが。ここなら見えそう。
見えましたぁ。ここも雪たっぷり。堤頂に届きそうなダム湖・菅沼湖。
ダムの向こうに聳えるは、
Uターンして、来た道戻りながら、ダムを見上げる。
行きには気づかなかった洪水吐
同じ353号線に戻るのだが、少し違う道に入ると正面に黒姫山。
すると、立派な建物が。あれが綾子舞会館か。
雪の壁に囲まれた駐車場に入ってゆくと、看板。
綾子舞とは
入館無料
正面に、徳川美術館所蔵 歌舞伎図巻
管理人さんは、気さくな女性で、写真撮ってると、蛍光灯が邪魔だろうと消してくれた。
彼女の案内で観覧。
重要無形民俗文化財の証書。文化財保護法が出来て(改正されて?)最初に全国から30の文化財が選定された。30個一括指定なので、つまりは第一号。
全国の、盆踊り、民俗芸能、豊作祈願、雨乞いなどと合わせて風流(ふりゅう)踊りとしてユネスコ無形文化遺産に申請中。この冬も3m以上の積雪になった豪雪地帯。この地域には子供がいなくて、どのように伝承していくのかが課題だと最後に語ってくれた。
建設中の鵜川ダムへは通行不可と教えてくれたので、353号南下し鯖石川ダムへ。
353号を暫く進むと折居トンネル。
トンネル抜けると、
8号線から見た米山を反対側から眺める。
石黒で県道275号~県道12号と辿れば、高柳町となり、すぐに鯖石川ダム。雪で案内が見えない。
春先の守門の保久礼小屋みたいな。
奥に見える山は
ここも新潟100名山を見ることのできる名ダムであった。
堤頂を離れ、県道12号を少し走ってから、
12号から国道252号線に入り、十日町仙田のお店で小豆大福を。昼食はこれだけだった。
少し戻り403号へ。小国町でいつの間にか404号。まっすぐ長岡ICから帰宅する予定だったが、
信越本線越後岩塚駅付近まで来ると、右手の丘の上に、威容を誇る建物が。あれはなんだ?
寶徳山稲荷大社。名前は聞いたことはあるが、こんなんだったのか!寄らないわけにはいかない。
新潟では他に類を見ないような豪華さ。聞けば田中角栄も度々訪れていたとか。角さんの賽銭って、帯封が付いてそう。
いやはや驚いた。広すぎて賽銭箱がどこにあるのかわからず。さらに上に奥宮があるようなので、車であがる。
こっちも凄い。奥宮っていうから、古めかしいイメージを持っていたが、有難みがあるのかないのか、私にはわからん。
有難いのは、奥宮からの山岳展望。工場が、アクセントなのか邪魔なのか、これも意見がわかれるところ?
越後白山~粟ヶ岳から始まり、
そして、林が一部途切れたところから越後三山。
ドライブの締めくくりに主役級の山岳展望。良いドライブでした。
完