秩父の里山を歩きながら、わらび、セリ、フキを取って、日曜日に料理して食べた。セリは炒めて、フキは甘辛く煮て食べた。フキはアク抜きしたり、多少の手間がかかるが、まぁ、誰でもできる。あんまりうまいのでびっくりした。もし近くであれだけの量の山菜が取れれば、スーパーで野菜を買わなくてもいいくらいである。
食べられる野草を知っていると、何かあったときに役立つかもしれない。例えば、自然災害で野菜が手に入らなくなったりした時だ。それで、少しずつ勉強しようと思っている。
日本はもともと資源のない国で、無駄なエネルギー使うことのできない国である。高度成長期以後のバブリーな生活がこれから維持できるとは思えない。少しずつ衰退していくだろう。それを阻止するために、バンバンと無駄に消費を増やしていくやり方もあるが、日本の社会がこれからそうなっていくとは思えない。だから、今ある資源を有効に使うことが必要だと思っている。