フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

北岳 2日目 7月17日

2011年07月21日 07時18分06秒 | 登山

 二日目の朝は、3時半起床で5時出発。5時なのに日が照っていて暑い。
 御池小屋から小太郎尾根に出るまでは、いわゆる「草すべり」と言われる急坂が続く。想像以上にきつい。

NEC_1392 NEC_1398

 草すべりを登っているとすぐに朝日が出てきた。それから富士山。

 NEC_1391 NEC_1393 NEC_1397

 北岳は、お花畑が有名である。本当にきれいでこれを見ただけでも、来ただけの(洒落ではない)価値がある。
 
 小太郎尾根に出るまで、あまり写真を撮っていない。相当きつい坂だったんだなぁと思う。きつすぎてわざわざ携帯をだして写真を取る気がしないのだろう。

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 NEC_1403

 小太郎尾根から肩の小屋までの行程も、相変わらずきつい。ただ景色は素晴らしい。

NEC_1405NEC_1407  

NEC_1408 NEC_1410

 8時に肩の小屋。かなり速いペース。肩の小屋は御池小屋に比べると見劣りするけれど、3000m付近にあるのだから仕方がない。だけどトイレがちょっとね。
 高度が上がると、腸内のガスが膨張するので腹がパンパンになる。したがって、トイレに行く頻度が上がる。だから、トイレの状況は意外と重要なのだ。本当は野糞をしたいところだが、人が多くてできない。

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 肩の小屋から北岳頂上まで、岩場の急斜面が続く。結構危ない。

NEC_1413

NEC_1415 NEC_1416

NEC_1417 NEC_1419

 9時40分に頂上。頂上は人で溢れかえっていた。頂上の標識の写真を取るのも順番待ちで、なかなか取れない。人がいなくなったスキをみてサッと写真を取る。
 北岳頂上から、北岳山荘が見える。すぐそこにある感じなのだが一時間くらいかかるらしい。山道は意外と時間がかかる。

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 10時半頃に北岳山荘に着く。今日はここでテント泊。まだ早いが昼飯にして、間ノ岳を目指す。間ノ岳まで一時間半掛かるから行って帰って3時間。ただ、荷物は置いていくからかなり楽に登れるだろう。間ノ岳に向けて12時半頃出発した。

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 北岳山荘と間ノ岳の中間にある中白根山。13時20分

 

 

 

 

 

 

 

 

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NEC_1425 NEC_1426

 殺風景な岩場の途中に花が咲いていて気持ちが和む。南アルプスは花が素晴らしい。

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 3000mを超えると雪渓が残っている。

NEC_1428 NEC_1429

 14時40分、間ノ岳に着く。ガスが出てきて展望は全くない。残念。

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NEC_1433

 帰ってきてテントで休んでいると、「虹だぁ」との声が聞こえたので外に出てみる。綺麗な虹が出ていいた。こんなにきれいな虹を見たのは初めてである。分かりづらいが、虹が二重になっている。写真じゃなくて実物はほんとうに綺麗だった。
 
 間ノ岳に行く道中、ちょっと疲れているなぁという感じだったのだが、虹をみてテントに入って休んでいるあたりから頭が痛くなり完全に調子が悪くなってしまった。多分、軽い高山病である。吐き気もする。こうなるとどうしょうもない。とにかく寝ていた。
 帰ってきて高山病について調べてみたら、ペースの速い健脚ほどなり易いということだ。たしかにアレだけの急坂をかなりのペースで登っていたと思う。あと寝ると呼吸が浅くなるので、寝ないで複式呼吸で呼吸を深くするほうがよかったらしい。なるほど。
 ゆっくり休んだので朝になったら治っていた。一時はどうなることかと思ったが、本当によかった。軽くてこれくらいだから、重くなったらかなりヤバいと思う。

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北岳 2日目 7月17日

2011年07月21日 07時07分56秒 | 登山

 二日目の朝は、3時半起床で5時出発。5時なのに日が照っていて暑い。
 御池小屋から小太郎尾根に出るまでは、いわゆる「草すべり」と言われる急坂が続く。想像以上にきつい。

NEC_1392 NEC_1398

 草すべりを登っているとすぐに朝日が出てきた。それから富士山。

 NEC_1391 NEC_1393 NEC_1397

 北岳は、お花畑が有名である。本当にきれいでこれを見ただけでも、来ただけの(洒落ではない)価値がある。
 
 小太郎尾根に出るまで、あまり写真を撮っていない。相当きつい坂だったんだなぁと思う。きつすぎてわざわざ携帯をだして写真を取る気がしないのだろう。

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 小太郎尾根から肩の小屋までの行程も、相変わらずきつい。ただ景色は素晴らしい。

NEC_1405NEC_1407  

NEC_1408 NEC_1410

 8時に肩の小屋。かなり速いペース。肩の小屋は御池小屋に比べると見劣りするけれど、3000m付近にあるのだから仕方がない。だけどトイレがちょっとね。
 高度が上がると、腸内のガスが膨張するので腹がパンパンになる。したがって、トイレに行く頻度が上がる。だから、トイレの状況は意外と重要なのだ。本当は野糞をしたいところだが、人が多くてできない。

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 肩の小屋から北岳頂上まで、岩場の急斜面が続く。結構危ない。

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 9時40分に頂上。頂上は人で溢れかえっていた。頂上の標識の写真を取るのも順番待ちで、なかなか取れない。人がいなくなったスキをみてサッと写真を取る。
 北岳頂上から、北岳山荘が見える。すぐそこにある感じなのだが一時間くらいかかるらしい。山道は意外と時間がかかる。

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 10時半頃に北岳山荘に着く。今日はここでテント泊。まだ早いが昼飯にして、間ノ岳を目指す。間ノ岳まで一時間半掛かるから行って帰って3時間。ただ、荷物は置いていくからかなり楽に登れるだろう。間ノ岳に向けて12時半頃出発した。

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 北岳山荘と間ノ岳の中間にある中白根山。13時20分

 

 

 

 

 

 

 

 

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 殺風景な岩場の途中に花が咲いていて気持ちが和む。南アルプスは花が素晴らしい。

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 3000mを超えると雪渓が残っている。

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 14時40分、間ノ岳に着く。ガスが出てきて展望は全くない。残念。

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 帰ってきてテントで休んでいると、「虹だぁ」との声が聞こえたので外に出てみる。綺麗な虹が出ていいた。こんなにきれいな虹を見たのは初めてである。分かりづらいが、虹が二重になっている。写真じゃなくて実物はほんとうに綺麗だった。
 
 間ノ岳に行く道中、ちょっと疲れているなぁという感じだったのだが、虹をみてテントに入って休んでいるあたりから頭が痛くなり完全に調子が悪くなってしまった。多分、軽い高山病である。吐き気もする。こうなるとどうしょうもない。とにかく寝ていた。
 帰ってきて高山病について調べてみたら、ペースの速い健脚ほどなり易いということだ。たしかにアレだけの急坂をかなりのペースで登っていたと思う。あと寝ると呼吸が浅くなるので、寝ないで複式呼吸で呼吸を深くするほうがよかったらしい。なるほど。
 ゆっくり休んだので朝になったら治っていた。一時はどうなることかと思ったが、本当によかった。軽くてこれくらいだから、重くなったら確実にヤバいと思う。

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