フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

政治不信とゲリラ戦

2012年08月09日 08時47分30秒 | 社会・政治・思想哲学

 明日、消費税法案が参議院で可決されそうである。そうすると、消費税増税が決定する(一応、景気条項があるらしいが)。
 民主党も後は衆議院選挙でどれだけ議席を残せるかが関心ごとになる。
 個人的な意見として、民主党も自民党もボロ負けするだろう。第三勢力が躍進することが目に見えている。
 最近思うのだけれど、構造を変化させるのは政治の力ではなく、外的な状況である。生物にとっての環境。嫌だと言っていても、日本の状況は後戻りできないほど変化してきている。それに対応できなければ、没落するだけである。いや、没落することは決定付けられているから、どう没落するかが問題だ。
 シャープやNECの株価が、以前では信じられないほど落ち込んでいる。この先あがる見込みもない。
 ただ、この状況は、別に特異なことではない。話がシンプルになるだけだ。誰も自分のことを守ってくれないから、自分のことはできるだけ自分でやるということである。中間組織は個人を守る力はなくなった。中間組織は個人を利用し、個人もまた中間組織を利用すべきである。そこには情緒的な甘い関係性はない。
 私たち個人にできることは、牙を研いでゲリラ戦を戦うだけである。面白い時代になってきたんじゃないかな。また、家族関係が重要になる時代がくるのかもしれない。

コメント
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