今日は将棋について話して、そっから話題を広げていこうと思います。
最近、詰将棋を解いているおかげで、棋力が上がってきたきました。
この歳になっても、努力をすれば、強くなれます。本当です。
ただ、切れ負けが多くなってきた。
「切れ負け」の説明をしないといけませんね。
設定によって違いますが、だいたい一局に持ち時間が10分あたえられています。
相手に時間が残っていて、自分の持ち時間を使い切ってしまうと負けます。
これが「切れ負け」です。
もう、ほとんど勝ちだったのに、時間で負けてしまう。
最近、こんなことが多くなりました。これは考えすぎが原因です。
考えすぎというか、歳をとって頭の回転が遅くなっている可能性があります。
それは、僕だけではありません。
あの天才の羽生さんだって、最近、逆転負けすることが多くなってきた。
羽生さんの逆転負けは、終盤の時間不足が原因だと思われます。
考える時間が長くなった。
考える時間が長くなるには、二つの原因が考えられます。
一つは、単純に脳の機能が衰えた。
もう一つは、経験が増えて、それを脳内から引き出すのに時間がかかる。
どっちもあるかなと思っています。
ちょっと将棋の話から離れますが、頭の回転の速さと運動能力の間には、密接な関係があります。
脳は神経細胞(ニューロン)が凝縮された巨大なネットワークで構成されています。
そのニューロンとニューロンをつなぐ部分がシナプスです。
脳の神経回路についての、面白い動画があったので、アップしておきます。
それで、筋トレをすると、神経ネットワークが強固に作られていきます。
なぜなら、身体の動きは微妙なバランスの上で成り立っているので、脳の神経をたくさん使わないといけないからです。
だから、身体を使うことは、脳の神経を発達させる最高の方法だといえます。
筋トレはもちろんですが、
有酸素運動についても、認知能力が上がることが研究でわかっている。
中高年だけではなく、小学生についても。
そう言えば、初タイトル獲得最年長記録を樹立した木村一基先生(47歳)は、ジョギングが趣味です。
藤井二冠にタイトルを奪われてしまいましたが、まだまだ強いです。
また、現在、王座のタイトルの挑戦者になっている久保利明先生(45歳)はジョギングを本格的にやっています。
このことからわかるように、有酸素運動が、頭の回転を速くするのは確かなようです。
羽生先生や森内先生にも、筋トレやジョギングしてほしいな。もう一回復活してほしい。
それから、論文によると、ジョギングだけではなく20分くらいのウォーキングでも効果はあるそうです。
とにかく、運動がいいのはわかっています。
どうします?
僕は筋トレのみで、ジョギングはしていないので、ちょっと走ってみようかな。
将棋が強くなるならね。
ウォーキングは好きで、10年以上続けてます
頭の回転が早くなったかはわかりませんが(笑)
でも歩くと気持ちがいいので今後も続けます
tenmeiさんは、聡明な方なので、効果は出てると思いすね。
僕もがんばります。