フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

アサド政権に対する空爆は行われるのか

2013年08月30日 09時02分09秒 | 日々の出来事・雑記

 シリア情勢が緊迫している。
 アメリカ・イギリス・フランスが反体制側 ロシア・中国はアサド政権を支持している。
 
 アメリカはどういう理由でシリア空爆を行おうとしているのだろうか。
 報道では、アサド政権がサリンなどの化学兵器を使ったことに対する報復だという。しかし、別にアメリカは世界の警察ではない。もしそうなら他にも介入しなければならないことはたくさんある。だから、その理由はイラク戦争と同様に信用出来ない。
 
 空爆だけではその国を制圧できない。空爆後、陸軍を投入し地上戦をおこなわなくてはならない。しかし、それだと自国の兵士に犠牲が出る。だから、アメリカがシリアに本気で介入するにはそれなりの覚悟が必要だろう。
 逆にいえば、ベトナムのように国民が命がけのゲリラ戦を覚悟すれば、アメリカにも十分対抗できる。しかし、アサド政権にはそれは無理だろう。それだけの団結と覚悟があるとは思えない。
 
 人口が増え、資源が減少し、食料生産が低下していけば、必ず資源の奪い合いが起こり、戦争が起きやすくなる。
 これから、それをどのように乗り越えていくかが人類のテーマになるだろう。

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