昨日のブログで、ひろゆきさんと宮沢さんの動画をアップしました。
宮沢さんですが、まんまとひろゆきにやられてしまったのが残念でした。
多分、心構えが足りなかったんでしょう。
議論は戦いだということです。
そういえば、ひろゆきを知らない人がいるかも知れませんね。
ひろゆきは、あのちょー有名な掲示板、2hねるの創始者です。
なかなかのくせ者です。
昨日のやりとりを文字に起こしてみました。
読みやすくするために、ちょっと変えました。
ひろゆき 「コロナに感染している人が一人もいなければ、感染者は増えませんよね?」
宮沢 「はい、そうです」
ひろゆき 「GO TOトラベルで、コロナに感染している人が、誰も感染していない場所に行けば、感染は広がりますよね」
宮沢 「はい、そうです」
ひろゆき「であれば、GO TO トラベルは、感染を広げる可能性がある?」
宮沢 「可能性はあります」
ひろゆき 「であれば、やめたほうがいいのではないですか?」
ここで宮沢さんはキレたわけですね。
これはひろゆきの罠ですよ。
感染の可能性があるからといって、
GO TO トラベルをやめるべきかどうかは、別の判断が必要です。
人の動きがあれば、必ず感染する可能性はあります。1%でもね。
なにごとも、ゼロのリスクはありえないんです。
だから、可能性が少しでもあれば、やめろというのは極論なんですよ。
たとえば、僕ならこう言ったでしょう。
「ひろゆきさん、数分後に地震がくる可能性は否定できませんよね?」
「まあ、そうですね」
「じゃあ、地震が来て、天井が落ちてくる可能性もありますよね?」
「まあ、ありますね」
「じゃあ、なぜ、そこから逃げないんですか?」
こう質問したら、彼はどう答えますかね?
たぶん、天井が落ちてくる可能性が低いから逃げない、と言うでしょうね。
「じゃあ、可能性が低いっていう根拠を示してください(ちょっと笑って)」
こんな感じで、相手の論理を使って、やり返せばいいんです。笑いながら。
まあ、極論で揺さぶるのは、ひろゆき流のジャブですね。ある種の遊びです。
だから、冷静にやり返しましょう。
左翼を論破する11のルールを覚えていますか?
1 戦争の気持ちで向かっていけ
2 先制攻撃を仕掛けよ
3 相手にレッテルを貼れ
4 自分に有利なように議題設定せよ
5 議論の矛盾点を指摘せよ
6 質問に答えるように強要せよ
7 はぐらかされないようせよ
8 時には自分の味方も切り捨てよ
9 知らないことは素直に認めよ
10 無意味な勝利に浸らせてやれ
11 見た目を大事にせよ
口が達者な人が相手だと、議論をする前に、戦う心構えが必要です。
いかに自分が頭が良くて専門的な知識があっても、ぼやっとしてるとやられます。
戦争の気持ちで挑みましょう。議論に勝つつもりならね。
ただ、ひろゆきは、もう少し先の議論を想定していたように思いますね。
彼は、感染リスクのあるGO TO トラベルではなく、別の方法で経済的に人を救う方法はないかと。
それはそれでありですね。いい考えがあれば。
ひろゆきは、考えていないようで、すごくいろんなことを考えています。
彼とは、考え方は全く違いますが、なるほどと思うことが多いです。
だから、議論をもう少し発展させていけば、面白かったと思います。
たとえば、言いがかりをつけるひろゆきに対して、真っ向から受けて立つとこうなります。
【ひろゆきvs東浩紀】めずらしく論破されるひろゆき