原尞さんの「さらば長き眠り」を読了。
ただしく言うと、聴了かな。そんな言葉があれば。
後半の怒涛の展開に圧倒されてしまいました。
昨日の夜、聴きていたら、興奮して眠れなくなったので、やめました。
若くないので、さすがに徹夜はできません。
最高のプロットで、後半の展開は練に練られた感じです。
本物のプロの仕事ですね。思わずうなってしまいました。
ハッピーエンドじゃあないところが嫌でしたけど、余韻の残る素晴らしい作品でした。
今は、柚月裕子さんの「孤狼の血」を聴いています。
この作品は2018年に映画化された作品です。人気もあるようです。
柚月さんは、東北美人の女流作家なのですが、如何せん内容がえげつない。
広島弁のやくざとやくざみたいな刑事の話です。
原尞さんの作風とはかなり違っていて、ちょっと戸惑いながら、朗読を聴いています。
うーん、なんともいえない。
正直言って、原尞さんの物語の世界に戻りたいなあ。
ただ、聴きはじめなので、これから面白くなるでしょう。
もし、著者のことを知らずに聴いていたら、女性の作品だとは思わないでしょうね。
それくらい血なまぐさい暴力が描写されています。
どうなることやら。