12月29日
奥多摩駅~中日原(標高620m)11時頃スタート~稲村岩尾根~鷹ノ巣山(標高1736m)三時ごろ登頂~鷹ノ巣避難小屋に三時半ごろ着く。ここで一泊する。
稲村岩尾根は初めて登ったが、なかなかきついコースだった。
鷹ノ巣避難小屋に着くと、既にひとり居て、ご飯を食べていた。なんとなく話しかけるな的な感じだったので、話しをしないで私は黙々とドストエフスキーの「死の家の記録」を読む。登山に向いている本かどうか分からない。ああいう静かな場所では普段読まない古典がいい。集中して読める。
あんまり寒いので(氷点下6度くらい)、寝袋に入って本を読んでいたが、7時にはもう熟睡していた。
4時起床。4時半にはもう出発した。
12月30日
日蔭名栗山(1736m)~高丸山(1733m)~七ツ石山(1757m)~雲取山(2017m)9時半ごろ登頂~芋の木ドッケ(1946m)~長沢山(1738m)~滝谷ノ峰(1710m)~酉谷避難小屋(1700m)4時ごろ到着
5時起床、5時半出発
ブログにアップした夜景は日陰名栗山付近からとったもので、朝日は高丸山から撮ったものである。暗かったので注意深く登った。
七ツ石小屋には水場があるので水を補充していたら、管理人なのか宿泊者なのかよく分からないが、少しぽっちゃりしたかわいらしい女の人がやかんを持って水を汲みに来た。世間話をする。富士山がきれいに見えた。
雲取山の避難小屋で朝食をとる。トレイルランニングをしている二人組みが、中に入ってくる。体中から湯気が出ている。何でも、鴨沢から雲取山まで二時間半で来たそうだ。
通常、鴨沢から普通に登って5時間から6時間かかる。トレイルランニングはすごい。
雲取山を10時ごろ出発したのだが、酉谷避難小屋に着いたのが4時ごろになった。疲れた。
雪が膝下まであったこと以外、よく覚えていない。ボロボロになるほど疲れたというのはこういうことなんだと思う。
朝からおよそ11時間歩きっぱなしだった。
酉谷避難小屋は小さいのだが、私を含めて4人で泊まった。酒を飲まないのは私だけだったが、わいわいと話が盛り上がった。氷点下13度くらいになったが、4人いたので温かい感じがした。私は疲れていたので一番早く寝てしまった。多分6時頃。
12月31日
酉谷避難小屋、5時半出発~七跳山(1651m)~三つドッケ・天目山(1576m)~一杯水避難小屋、朝食をとる~蕎麦粒山(1472m)~日向沢ノ峰(1356m)~赤杭山(923m)~古里駅に2時頃着く~自宅4時ごろ到着
あまり食べなかったので(疲れすぎて)、4,5キロ体重が落ちたと思う。
疲れたが今年最後の有意義な登山だった。楽しかった。