フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

5月のにおい

2020年05月18日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

日曜日はカラッと晴れて気持ちのいい日だった。

陽射しを浴びるつもりで、昼に散歩した。川沿いを、公園の方に向かって歩く。

草木の葉が伸びて、周りが少しづつ変化している。

目から入ってくる変化もあるが、なんといっても匂いが変わる。

花の甘い匂いだったり、樹々の葉の匂いだ。

「匂い」と「臭い」の違いはどうだったっけ、と検索してみる。

「匂い」は心地よいものに使い、「臭い」は不快なものに使うそうだ。

文字の雰囲気からいってそうだよね。

じゃあ、「臭い」を使おう。

5月中旬から、なんとなく漂ってくる「臭い」がある。

それは、スダジイの臭いだ。スダジイは、常緑広葉樹で、よく街路樹に使われている。

先がギザギザになってる葉っぱで、その葉っぱは紅葉しない。秋になるとドングリがなる

このスダジイの臭いは、何に似ていると思います?

正解は精子の臭いです。

だから、ちょっとだけ不快な感じになってしまう。なぜだか分からないが。

精子に入っいるスペルミンという成分が、どんぐりを作る時に使われるから、臭いが似ているという説がある。

しかし、違うという説もあって、はっきりしない。

ただ、この臭いがすると、何か生命が次々と生まれてくるというイメージが湧いてくる。

実際、もう少しすると、虫がわんさか出てくるから、あながち間違いでもないだろう。

昔は、春から夏に変わる季節が好きだった。

身体の内側からエネルギーがわきあがってきたからだ。

しかし、今は暑さに負けそうで、そんなに好きでもない。

でも、一方で、暑さなんかに負けてられるかと思う。

そう思った瞬間に、意味もなく地面に手をついて腕立て伏せをする。

何と勝負しているのかわからない。

こういう子供みたいなところは、いくつになっても変わらない。

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