将棋棋士の羽生善治さんが、発熱で入院されたそうです。
コロナでもインフルエンザでもなかったようで、本当に良かったです。
世間の人はあんまり関心がないかもしれませんが、いま、竜王戦をやっています。
これで勝てば、羽生さんは、タイトル100期達成です。
11月6日、7日に、第3局が行われました。
ほとんど勝ちそうだったのに、最後の最後で間違えて、逆転負けしました。
いわゆる頓死ってやつです。
そのあとで風邪を引いたみたいです。かなりショックだったのでしょうね。
ショックだと、免疫力が低下します。だからかも。
僕はほとんど風邪を引きません。
いわゆる「ウマシカ」だからかもしれませんが。
ただ、4年に一回くらい、ぶっ倒れるようなひどいやつを引きます。
なぜだろうね。
傾向として、重い風邪は、ウイルスではなく、細菌の風邪だそうです。
ちなみに、ウイルスはタンパク質の殻があり、その中にDNAの情報が入ってるだけのものです。
「もの」と言ったのは、これが生物かどうか争いがあるからです。
人の細胞にズブっと入り込んで、人の細胞の増殖と一緒に自分を複製していきます。
自分の力では増殖できません。だから生物と無生物の中間だといわれるのです。
細菌は、ウイルスとは違い、栄養があれば自ら成長したり増えたりすることができます。
紛れもない生物です。
まず、風邪のウイルスが気管支を痛めます。
そうすると、口の中の常在菌(肺炎菌など)が肺に侵入しやすくなります。
ウイルスが肺に入っていく場合もあるし、細菌が肺に入っていく場合もあります。
どちらかが肺に入っていって、増殖すると、肺炎になってしまうのです。
たぶん、僕の場合、入り口付近の免疫力が異常に強いのだけど、
いったんウイルスや細菌が肺の中に入ったら、弱いのかもしれません。
例えれば、門番は屈強の戦士たちが守っていますが、城の中はデコピンで倒れてしまうような弱っちい公家なのかもしれません。
僕自身は、コロナはそんなに怖くありません。
普通の風邪が怖いです。あんまり引かないだけにね。