フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

方丈記と今の日本

2020年04月10日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

流れていく川の水は、絶えることがない。しかも、新しい水と入れ替わり、常に変化している。

流れが止まっている水面には、泡がブクブクと浮かんでは、すぐに消える。

人生も同じだ。幸せも悲しみも、川の流れのように、時とともに過ぎ去っていく。


鴨長明が書いた「
方丈記・現代語訳」の冒頭部分です。無常観を表現しています。

無常観とは、世の全てのものは常に移り変わり、いつまでも同じものは無いという考え方です。

というのも、長明は、23歳のときに京都に大火災があり、26歳に竜巻・遷都、27歳で大飢餓、31歳で大地震に遭いました。

まあ、悲惨といったら悲惨な人生ですね。

ただ、鴨長明は、名誉、地位、財産を失って、山ごもりしてから、むしろイキイキしてくる。

心の持ち方ひとつで、人は幸せになれるということです。

僕たちも、地震やら疫病(新コロ)やら、いろいろと大変な時代に生きています。

しかし、心の持ちようで、どうにでもなります。

頑張りましょう。

 

 

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