「科学者たちが語る食欲」という本を読みました。
イギリスの科学雑誌の
New Scientist Best Book of 2020に選ばれたそうで、
なかなかおもしろい本でした。
著者は、シドニー大学の有名な生物学者の二人です。
デイヴィッド・ローベンハイマーさんとスティーヴン・J・シンプソンさん。
バッタの研究から始まって、
そこから人間の食欲について解明していく本です。
内容が濃くて、いろいろ話したいことはあるのですが、
長くなるので、簡単に要点をまとめます。
1 あらゆる生物は「タンパク質欲」を満たすために食べている。
2 加工食品は食べてはいけない。
3 タンパク質だけではなく、炭水化物もバランスよく食べる
4 食物繊維の入った食べ物(野菜)を食べる
僕がずーっと思っていたことが、
科学的な根拠に基づいて論証さています。
ほんとに素晴らしい本です。
僕たちの周りを見てください。
太っている人か、逆に痩せている人が多いと思いませんか。
必要なタンパク質が足りていないんです。
タンパク質を満たすために加工食品をたくさん食べる人は太っていくし、
無駄なものを食べない人は、たんぱく質不足で、筋肉量が少なくなり痩せています。
若さは、筋肉量で維持できます。
筋肉がバランスよくついている人は、必ず若く見えます。
だから、必要なたんぱく質はとりましょう。
好きなものをたくさん食べていたとしても、たんぱく質不足ならば、
それは、栄養失調です。
ちょっと興味はあるが、面倒で本を読みたくない人は、
この本を要約してくれる動画があるので、こっちを見てね。