御前山(ごぜんやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町、檜原村の境界、奥多摩山域にある標高1405mの山。大岳山、、三頭山と共に奥多摩三山に数えられている。
遠くから見た山容・姿が美しく、カタクリの自生地として有名である。
奥多摩駅からバスで奥多摩湖へ行く。
朝の奥多摩湖。小河内ダムの堤体の上から撮影する。そこを渡って御前山の登山口に向かう。
登山口を登り始めてすぐに展望台がある。そこからの景色。
登り始めて早々に急な上り坂になる。昨日の雨のせいでよくすべる。落ちたら確実に死ぬんじゃないかというくらいの急坂だ。すこし怖い。手を使わないと登れない。だから10分くらいすると軍手が真っ黒になる。
「山と渓谷社」の解説によれば、ここは一気に高度差200メートルまでになる急坂らしい。ところどころロープが張ってある。非常にありがたい。
急坂を登りきったところで少し休憩する。このコースは奥多摩湖を見ながら登っていくようだ。
霧の中を歩いていく。幻想的。
登り始めて1時間半くらいでサス沢山に到着する。サス沢山からの景色はなかなかのものだ。
サス沢山から1時間半くらい登ると、惣岳山の頂上に到着する。惣岳山の手前はかなりの急坂で気をつけなければならない。
しかし、ここまでくれば、もう少しで御前山の頂上である。
御前山の頂上である。ここで昼飯を食べる。早速、先日購入した小型のガスバーナーコンロを使う。お湯が沸くのがすごくはやい。
御前山の頂上から少し下ると、避難小屋がある。中はさっぱりしてとてもきれいだ。ここで泊まれるらしい。
それにしても、ぜひ泊まりたいと思うくらいきれいな避難小屋だった。
くだりの途中の景色。なかなかのものである。ただ、山のところどころにハゲているところがある。
地元の人になぜこのように禿山にしているのかと尋ねたら、スギ花粉対策で、杉木を伐採しているとのことだった。
境橋のバス停。これで帰る。ちょうどタイミングよくバスが来る。
夕方の奥多摩湖。朝よりもきれいに見える。
右の写真は伐採した杉を運んでいるヘリコプター。
多分、この御前山登山は今年最後の山登りだが、12月の山登りは意外と快適である。来年は正月早々を予定している。冬山も日の落ちる時間を注意して、余裕をもって登ればなかなか楽しい。