フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

先入観についての小話

2009年12月22日 22時19分45秒 | 社会・政治・思想哲学

 精神病院の浴室で、一人の患者が浴槽に釣り糸を垂れていました。通りがかった医者が、患者に声をかける。

 「どうです、釣れますか?」


 すると患者は答えた。


 「釣れるわけがないじゃないですか。ここは風呂場ですよ」

 

 医者が患者に冷や水を浴びせられ、思わず笑ってしまう話だ。
 
 医者が考えている「すべての精神病者は頭がおかしい」という前提が問題であっある。
 
 中には物事を客観視できる精神病者もいる。
 
 この先入観というものはなかなか厄介である。

 歳を重ね経験が豊富になってくると、物事に対する予測が容易になってくるが、その反面、先入観が強くなり物事を固定的に捉える。
 
 小さい子供は経験が無い分、物事をありのままにとらえ、それを容易に受け入れる。

 

 

 

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