かいつぶりの日々

山林関係に強い不動産鑑定士「合同会社鳰不動産鑑定」のブログです
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【報酬】高いぞ!高い!

2018年09月15日 | 実務
私が、鑑定評価額を決定するより、多分一番難しいかな…とおもっているのが見積額。

公共事業の価格一覧を参考にするんですが、最低でも14万5千円、これをどう説明していくのかが問題。

相談段階では鑑定作業をほとんどしていない、またはざくっと机上で査定してからこれを参考に見積。


その金額がめちゃめちゃ高いと、お見積もりのときによく言われますし怒られます。

確かに材料代とか原価性のない業種なんで、値段は何とでもできるっちゃぁできますが…。

この免許を取得するまでの時間、試験合格までは労力とお金がかかってますしね。

さらに私たちは皆様の財産をお預かり、鑑定し、運用方法まで提案する仕事です。



ロードサイドの月額100万物件であっても、鑑定評価の類型から鑑定額が20億くらいになり、手間もかかることから手間賃で150万ってざらです。

仲介業者様の査定はファックス一枚、鑑定士の鑑定評価書はごっつい分厚さの成果品、不動産というものの捕らえ方がこの時点で違います。



まちの査定と簡単に間違われる方が多いので先に見積もりを出してお客様の反応を見て受注という形としております。

「こんなんイランし、紙一枚でええんや!」というお客様はすまみませんがご縁がなかったということで…。

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