やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

水平線を見つめて

2018-09-11 19:00:02 | ポエム
出会ったころから 変わらない 戯れの 湘南の海
あなたを はじめて 抱いたとき あれが はじめてだった

幻の恋を 夢見てた 現身のオンナは 優しくて
10年経った 今も 夢の続きを 見続けている

遅すぎた 恋だった それでも はじまりが 訪れて
永遠を 夢見ながら 夏が終わっても あなたを 抱きに行く

幻の恋を 夢見てた 現身のあなたは 可愛くて
10年経った 今も 恋の続きを 見続けている

水平線を 見つめて
あなたとは 優しさだけでいい くちづけるたび あなたが 匂う
孤独と 隣り合わせの 夢さ
水平線を 見つめて
あなたは ただ 可愛いだけでいい 抱きしめるたび あなたが 香る
孤独が お似合いな 僕さ

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涼しい季節

2018-09-11 13:56:10 | ポエム
無念にも 現実に敗れた あなたの声
わたしの電話も ろくに聞かずに

星降る夜に くちづけて 別れた
あのころの ふたりに もう 戻れない

殺伐として 仕事してる あなたが
鈍感になって なにもかも 忘れてる

こんな風に 現実に打ちのめされて ダメになること
流されて 生きること ふたりの恋は 予測できなかった

涼しい季節 頭が冴えてくる
あなたを 感じていたかった
恋愛イコール結婚に ならないこと
夢見がちな あなただから イタイほど わかったの
涼しい季節 微熱が冷めていく
あなたを 感じていたかった
あなたとの 思い出も 過去に 葬られて
繰り返し 思い出したくても ふたりは 昔に 戻れない

まさか こんな結末になるとは 思わずにいたの
あなたのこと せめて 見守っていたかった
変わっていく あなたを イタイほど 感じてる
あなたのこと ずっと 見守っていたかった
記憶を失ったかのような あなたの忘却が 悲しくて

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