死んで持って還れるのは、心しかない。
人間には心があります。
いや、この「心がある」という表現は適切ではありません。
「人間には心しかない」と言っても間違いではないのです。
みなさんが死んで持って還れるものは心しかない。
これしか持って還れないのです。
ゆえに、人間の使命としては、この心を良くしていくしかない、
修行としては、これを良くしていくしかないのです。
この「心の探求」ということを決して忘れてはならない。
それを、幸福の科学では、「正しき心の探求」という名前で呼んでいます。
この「正しさ」、そう簡単には、分からないでしょう。
それは、別名において、「神の心の探求」であるからです。
人間である我らが、神の心の探求をしているからこそ、
その正しさは一様でなく、その正しさに限界がなく、
深めても、深めても、
完全に分かり切るということはできませんが、
しかして、そうした永遠の向上の過程に、また、私たちがあることも真実であります。
ゆえに、皆さんが、人間として、優れた者になっていくために、
この「正しき心の探求」において、
どうしても確認しておかねばならない部分を
今日、言っておきましょう。
第一は、マイナスの考えは持ってはならない。
マイナスの考えとは、例えば、他人を害する思いです。
また、自分を、自身を害する思いでもあります。
愚痴とか、不平不満とか、嫉妬、猜疑心、いろいろあるでしょう。
これを、考え付けば、無限に出てくるはずです。
このマイナスの思いを持たないように、コントロールせよ、
これが、正しき心の第一点です。
第二点は、もし、それが、マイナスの思いが力を得て出てしまったときに、
口から、手から、足から、行動から、出てしまったときに、
すぐ、これを反省せよ、ということです。
ただちに、間違った思いが具体化したら、
ただちに、反省をせよ。
そして、二度と同じ行為は、
二度と同じ言動は取らないように心せよ。
これが、第二番目のチェックポイントです。
そして、第三番目に言っておきたいことは、
心の垢を落とすという作業は、
一回きり、一瞬だけでは決して終わらない、
どのような立場になっても、
自分が、どのように偉くなったとしても、
どのように悟ったと思ったとしても、
その段階から曇りが生じるということを忘れてはならない。
常に、心は磨かねばならないということを忘れてはならない。
これは、永遠の修行として、やっていかねばならないのです。
人間である限り、終わることはないということ、
そして、この永遠の作業を続けていく過程において、
また、人間は完成の道を歩んでいるということ、
これを忘れてはならない、と思います。
分かっているつもりですが、実行するのは、そう簡単では、ありません。
こんなことを考えている私の2月1日から2月8日までの365日継続記録表と365日勝敗表です。
試行錯誤、思考錯誤、反省・修正の繰り返しですが、なんとか白星を継続できています。
元気出して、がんばるぞ。
上記のお話が収録された動画です。
3分30分くらいの長さです。
是非、ご覧になってください。
心のあり方が、死後の行き先を決める 【大川隆法説法集 Vol.7】
正しい目標を持ち、正しい方向で、努力を継続している皆さん。
未来は、あなた方の手の中にあります。
がんばれ。
負けるな。
皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
63歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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