継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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市報配りを自治会員にさせるのは不正! ひとり会議 四拾四

2024-10-30 14:02:40 | ひとり会議




「今日の議題は、『市報配りを自治会員にさせるのは不正』です。」
「わしの自治会でも、自治会員の組長さんが市報を配ってくれよんわぁ。
 たいへんやと思うわぁ。
 でも、それが、不正ちゃ、どういうこと?」
「市報配りは、市から市の自治委員が受けた仕事です。
 しかも、自治委員は、市報配りだけでなく、その他の事務も含めて、月単位と世帯数で計算した報酬をもらっています。」
「ほんで。」
「自治委員と自治会とは別の組織です。
 自治委員と自治会長も別です。
 ただ、自治委員と自治会長が同じ人が行っていることが多いため、自治委員の仕事である市報配りを自治会にさせているのです。
 強制的に、何の説明もなく、無報酬で、自治会員の承認もなく。
 市報配布の報酬は自治委員がもらって、です。」

「そりゃ、悪いわぁ。」
「ただ、配布枚数が多い場合は、一人では配れません。
 市に行って、市報配布をお断りするか、市が、自治区の区割りを小さくするように(市報配布の負担が少なくなるように)するか、市が民間のポスティングに依頼するかです。
 本来、自治委員の仕事は、自治区内の人との連絡、安否確認等も含まれるでしょうから、歩いて回れる範囲であることが望ましいと考えます。
 自ら、配布することができる範囲であることが望ましいと考えます。」
「何え。今まで一所懸命、市報配りしよったのは、自治会の仕事じゃねぇで、自治委員の仕事かえ? 
 しかも自治委員は、報酬もらっちょっちかぇ。」

「そういうことですね。
 みんな自治会の仕事と思って、地域のためと思って、やってます。
 多分、面倒くさいと思います。
 負担になっていると思います。
 市報配り以外にも、負担はありますしね。」

「悪ぃわぁ。そんなことをしたらいけんわ。
 しかし、自治会をやめることはできんしなぁ。」
「できます。自治会は、いつでも、個人の意思で、退会することはできます。」
「わしが住んじょる自治会は、住所があったら、強制加入じゃわぁ。   
 何の説明もなく、組長さんが、会費を取りに来るわぁ。」
「それは、いけません。
 自治会の退会の自由については、いずれ、やります。また、多分。」
「でも、こげな、自治会は、多いと思うわぁ。」
「でも、悪いことです。
 自治会員を不当に拘束しています。」
「善悪が分からんことなっちょるわぁ。」








 このブログを、見てくださった皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。



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