「今日の議題は、『市報配りを自治会員にさせるのは不正』です。」
「わしの自治会でも、自治会員の組長さんが市報を配ってくれよんわぁ。
たいへんやと思うわぁ。
でも、それが、不正ちゃ、どういうこと?」
「市報配りは、市から市の自治委員が受けた仕事です。
しかも、自治委員は、市報配りだけでなく、その他の事務も含めて、月単位と世帯数で計算した報酬をもらっています。」
「ほんで。」
「自治委員と自治会とは別の組織です。
自治委員と自治会長も別です。
ただ、自治委員と自治会長が同じ人が行っていることが多いため、自治委員の仕事である市報配りを自治会にさせているのです。
強制的に、何の説明もなく、無報酬で、自治会員の承認もなく。
市報配布の報酬は自治委員がもらって、です。」
「そりゃ、悪いわぁ。」
「ただ、配布枚数が多い場合は、一人では配れません。
市に行って、市報配布をお断りするか、市が、自治区の区割りを小さくするように(市報配布の負担が少なくなるように)するか、市が民間のポスティングに依頼するかです。
本来、自治委員の仕事は、自治区内の人との連絡、安否確認等も含まれるでしょうから、歩いて回れる範囲であることが望ましいと考えます。
自ら、配布することができる範囲であることが望ましいと考えます。」
「何え。今まで一所懸命、市報配りしよったのは、自治会の仕事じゃねぇで、自治委員の仕事かえ?
しかも自治委員は、報酬もらっちょっちかぇ。」
「そういうことですね。
みんな自治会の仕事と思って、地域のためと思って、やってます。
多分、面倒くさいと思います。
負担になっていると思います。
市報配り以外にも、負担はありますしね。」
「悪ぃわぁ。そんなことをしたらいけんわ。
しかし、自治会をやめることはできんしなぁ。」
「できます。自治会は、いつでも、個人の意思で、退会することはできます。」
「わしが住んじょる自治会は、住所があったら、強制加入じゃわぁ。
何の説明もなく、組長さんが、会費を取りに来るわぁ。」
「それは、いけません。
自治会の退会の自由については、いずれ、やります。また、多分。」
「でも、こげな、自治会は、多いと思うわぁ。」
「でも、悪いことです。
自治会員を不当に拘束しています。」
「善悪が分からんことなっちょるわぁ。」
このブログを、見てくださった皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
63歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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